タイピングを速くする方法とは? 入力スピードを上げる技まとめ

こんにちは! 作業効率UPなことが大好きなヨス(プロフィールはこちら)です。

わたしはこのブログ以外に、英語びよりという英語情報メディアも運営していて、オンラインサロンも運営していて、とにかく文字入力をすることが非常に多いです。

なので効率よく文章を書くことは死活問題と言えます。

今回は、わたしがやっている文章を書くスピードをアップさせる方法をまとめてみます!

効率よく文章を書くための基本

まずはタイピングで基本的なことを書きます。やっぱ基本は大切ですよね。

タッチタイピング(ブランドタッチ)

文章を書くときに最も大切で、基本中の基本は「タッチタイピング(ブラインドタッチ)」です。

説明するまでもないと思いますが、手元を見ずにパソコンのキーボードを打つことで、手元を見ないので文字入力が速くなります。

それに決められたキーを「決められた指」で押すことで効率も上がり、スピードが断然速くなります。

手元を見ながらのタイピングはダメ!
手元を見ながらのタイピングはダメ!

もちろん手元を見ながら打っても速くなりますが、どうあがいてもタッチタイピングには到底及びません。

タッチタイピングを上達するコツをまとめた記事も書きました。こちらもどうぞ。

ショートカット

文字を打つときはコピーとかペーストをしたり、1つ前の状態に戻ったりすることが本当に度々あります。

そんなとき、ショートカットを使うかどうかでスピードに必ず差が出てきます

オススメの「キャレット」を操るショートカット

わたしは、「キャレット」を操るショートカットを頻繁に使っています。

キャレットというのはコレのことですね。

キャレット
キャレットはこういう「文字を入力する位置を示す」やつ

キャレットを操るために使うキーはHomeEndの2つのキー(Windowsの場合)。

キャレットを操るショートカット(Windows)
キャレットを行の一番前へ Home
ドラッグしつつキャレットを行の一番前へ Shift+Home
キャレットを行の一番最後へ End
ドラッグしつつキャレットを行の一番前へ Shift+End
ドラッグしながら選択 Shift+(もしくは

「Mac」の場合はこちらになります。

キャレットを操るショートカット(Mac)
キャレットを行の一番前へ Command+
ドラッグしつつキャレットを行の一番前へ Shift+Command+
キャレットを行の一番最後へ Command+
ドラッグしつつキャレットを行の一番後ろへ Shift+Command+
ドラッグしながら選択 Shift+(もしくは

文章作成時の基本的なショートカット

文章を書くときに覚えておくべき基本的なショートカットはこちらです。

文章作成時の基本的なショートカット(Windows)
コピー Ctrl+C
切り取る Ctrl+X
ペースト Ctrl+V
1つ前に戻る Ctrl+Z
1つ進む Ctrl+Y

左手で押すキー(SとかCとか)を使うショートカットの場合は、右手側にあるCtrlAlt
を押すと効率が良いですよ。

Macの場合はこちらです。

文章作成時の基本的なショートカット(Mac)
コピー Command+C
切り取る Command+X
ペースト Command+V
1つ前に戻る Command+Z
1つ進む Shift+Command+Z


単語登録

パソコンには単語登録っていう機能があります。「おつ」と入力すると「お疲れ様です。」が変換されるように登録することです。

これは、使いまくる人と、全く使わない人の差が顕著だと思います。わたしの場合はこんな感じで使いまくっています。

単語登録を駆使すると文字入力がアホみたいに速く
単語登録を駆使すると文字入力がアホみたいに速く

単語登録については日本一マニアックな記事を書いている自信があります。ぜひご覧ください。

文章作成をアシストしてくれるオススメツール

お次は一歩進んでみます。パソコンに新しいツールを入れ、効率を上げる方法です。

業務効率化オタクのわたしが愛用しているものを紹介します。

Google日本語入力

わたしにとって、「日本語入力ソフト」と言えば、ATOKが大好きです。賢いし、反応が速いし10年以上愛用してきました。

でも今は「Google日本語入力」を愛用しています。

「きょう」を入力すると「その日の日付」が出る!
きょうを入力すると「その日の日付」が出る!(アニメーション画像)

元々はATOKではPhraseExpressが使えないことが理由で「Google日本語入力」に乗り換えたのですが、今では全く不満もなくGoogle日本語入力を使っています。

文字の変換スピードも、変換の賢さも、ショートカットキーなどのやりやすさなどもバッチリなので、オススメです。何気に無料ってのもポイント高いですね。

1年使った感想はこちらの記事でまとめています。

キーボード配列の変更ツール

そしてKeySwap(Windowsの場合)です。

このツールを使うと、Windowsのキー配列を自由に変更できます。

これを使って押しやすい位置にあるのに使用頻度の低いキーをカスタマイズしていきましょう! きっとその人その人でいろんな配置があって面白そうですね。

私の場合は、左手でEnterBackspaceを使えるように変更しています。

Macには元々この機能が備わっています

キーの配列変更機能ですが、Mac には元々備わっています。

ただ、すべてのキーの配列を自由に変更するのではなく、CommandControlOptionなどのキーをお互いに変更できるだけです。

やり方はこちら。

「システム環境設定」→「キーボード」→右下に ある「修飾キー」ボタンをクリック→出てきたウィンドウで
Caps Lock → Command」

でも、そもそも、Windowsみたいに「不要なキー」はMacには元々存在しないため、変更しなくても大丈夫な方が多いでしょう。

わたしの場合は、Windowsのキー配列に慣れているため、Windowsの配列に近くするためにMacでもキー配列を変更しています(下記参照)。

わたしがMacでやっているキー変更
わたしがMacでやっているキー変更

画像だとわかりにくいかもしれないので、文字にします。

  • Caps LockCommand
  • ControlControl(そのまま)
  • OptionControl
  • CommandOption

Caps Lockは使うことがないので無くしています。この配列はWindowsのAdobe IllustratorとかAdobe Photoshopに慣れている方にはオススメです。


クリップボード履歴を残すツール

私の場合、文章を書く上で欠かせないものがCtrl+Xのショートカットです。

文章をクリップボードにコピーしつつ、切り取ってくれるんですが、一度書いた文を入れ替えるときに使いまくります。

ただ初期の状態では1つの難点があります。それはクリップボードの履歴が残らないことです。

そのクリップボードの履歴を残してくれるステキなツールがこちらのCliborです。

こんな感じでウィンドウがポップアップして現れる
こんな感じでウィンドウがポップアップして現れる

コピーした文章を履歴としてドンドン残していってくれます。そして好きなときにそれをペーストできるんです。これはスゴイ。

詳しくは以前書いた記事をご覧ください。

Macなら「CopyClip 2」がオススメ

Macの方の場合は、「CopyClip 2」というアプリが同じ役目です。

わたしはCommand+Shift+Zで履歴ウィンドウを呼び出せるように設定して使いまくっています。

CopyClip 2


さらにスゴイ単語登録

そしてPhraseExpressです。MacだとTextExpanderで同じことができます。こんな感じ。

PhraseExpressの例
PhraseExpressの例

簡単に説明すると、10万文字以上の長文でも単語登録できるツールです。

私は主にHTMLタグの出力に使っていますが、応用するといろんな可能性がありそうなツールです。

Macの場合は「TextExpanderがおすすめ

Macの場合は「TextExpander」というアプリがおすすめです。


まだやってないけどこういう方法も

最後にわたし自身はまだやれていないけど、文章を書くスピードが上がりそうなものを挙げておきます。

キーボードにこだわる

文字入力をするのはキーボードを使わないとできません。

ということは入力しやすいキーボードに買い換えるだけでスピードアップするかもしれません。いや、たぶんそうなんでしょうね。

私の場合、マウスをトラックボールにしただけで業務効率が上がりましたから。

ちょっとこちらはいろいろ調べてみたいと思います。追記: こちら、最強のキーボードを購入しました! 記事に書きましたのでぜひご覧ください!

こちらが、最強&定番のRealforce(リアルフォース)というキーボード。私の買ったモデルは、これのテンキーがなくて色が白いやつです。

親指シフト

勝間和代さんがめっちゃプッシュしていることで知った「親指シフト」です。

非常に効率のよい「進化したカナ入力」で、理論上ではローマ字入力よりも1.7倍のスピードになると言われています。

そう。ローマ字打ちよりも打鍵数が少なくなるんですよね。

親指シフトの基本配列
親指シフトの基本配列

数年前に、練習をしていたのですが、1ヶ月練習したところで断念してしまいました。

わたしの場合は先ほど出てきた単語登録という技で打鍵数を減らす努力をアホみたいにしています

その上、ローマ字入力もかなり速い自信があるので、今のところ「親指シフト」を極めるという野望はありません。

これからタッチタイピングを練習する方には、是非オススメします!! (2014年6月30日追記: 親指シフトといえばこの人!のブロガー ものくろ さんに、親指シフトについての記事を寄稿として書いていただきました! )

さらにマニアックなアイテムも!

こちらでさらにマニアックなアイテムを紹介しています。

足元のスイッチにボタンを割り振りできるアイテム「フットスイッチ」とか衝撃ですよ!

オマケ: スマホでの文字入力の場合

スマホで文字入力スピードを上げる方法をまとめた記事はこちらです。

さてこうやってまとめてみると、文字入力スピードと一言で言ってもいろいろな要素があることが分かります。

全くの初心者の方は、私が挙げていった順にやっていくと良いと思います。まずは何が何でもタッチタイピングですね!

効率化を求める人のための書籍『光速パソコン術』

わたしは自他共に認める「効率化オタク」です。

そのわたしが、KADOKAWAさんから『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』という書籍を出版しました。

おかげさまでめちゃくちゃ好評です。この記事を気に入ってくれたなら、きっと満足していただけるはず!