こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です!
「内部リンク」って言葉、聞いたことありますか?
サイトを運営している方やブロガーの間では知っている方がほとんどだと思います。SEOを仕事でやっている方でこの言葉を知らない人がいたら、きっとその方は詐欺師です(笑)。
さて今回は、そんな「内部リンク」についてお話します。
内部リンクについて
WEB制作をしていると必ず出てくる「内部リンク」という言葉。これは一体なんなんでしょう?
内部リンクってなに?
内部リンクとは、外部リンクという言葉の反対の言葉です。
分かりやすいため「外部リンク」から先に説明します。
外部リンクとは、自分のサイト外のサイトへリンクを貼る、もしくは外のサイトから自分のサイトへリンクを貼ってもらうことです。
「外部」という言葉の逆の「内部」ですから、もちろん自分のサイト内でリンクすることを「内部リンク」と呼びます。

例えばこういうのですね。
これが子どもに『おさるのジョージ』を安心して見せられる理由です。
リンクで飛んだ先も、このブログ「ヨッセンス」内なので内部リンクと呼びます。
内部リンクを入れる理由
内部リンクは3つの点で有効です。
読者の「わからない部分」をリンク先で補える
分からない単語が出てきたときに、その言葉を説明してあるページにリンクを貼ることで、文章の理解が深まります。
例えばこんな文章。
わたしにとって、マウスと言えばロジクールのMX-ERGOが最強です。
リンク先を見ることで「へぇ~、こんなマウスあるんや」とか「ヨスってこんなマウス持ってんだ」と思っていただけるはず。
特に専門的な言葉が出てきたときには、積極的に説明ページへのリンクを貼るとユーザビリティーが向上することでしょう。
そしてすでにその単語を知っている人はリンク先を辿ることなく、文章を読み進められるのでジャマになりません。
リンクされるとGoogleに評価される
内部リンクを貼ることは、SEOからの視点から見ても非常に有効です。
Googleは、リンクされたページを評価します。簡単に言うとこのような流れです。
- Googleがいっぱいリンクされている(参照されている)ページを見る
- リンクされてる数が多いのはそれだけ信頼性があって便利に違いない!と判断
- これは評価しなければ! 検索されたときに上の方に表示するようにしよう!
……という感じです。
もちろん実際はそんなに単純なものではなく、リンクされる場所やページなんかでも評価は変わってきますが。
なので、文章中の的確なタイミングで、的確なページへのリンクは、リンクされたページ(被リンクページ)の評価を上げることに繋がります。
読者の「離脱」を避けられる
訪問客が、「何この単語? 意味わからん……」ってなると、あなたのサイト(ブログ)からの離脱に繋がりますよね?
あなたのブログに答えがなければ、訪問客は外部サイト(Wikipediaなど)で、その単語を調べることでしょう。
そして、そのまま他のサイトに行ってしまい、二度と戻って来ない……というパターンです。
なので、可能なら自分のブログ内で解決させる記事を用意し、内部リンクを貼ってあげるのが親切だし、離脱を防げます。

そもそも、「わからないから検索してたどりついた」のに、そのページでさらに分からないことがあるなんてイライラしますよね!
内部リンクで同じアンカーテキストを連発してもOK?
同じサイト内に、アンカーテキスト(リンクされる文字)を貼ってリンクを飛ばすことはよくあります。
先ほども書きましたが、リンクを貼られることは、リンクを受けたページに良い影響を与える(検索順位を上げるための評価に繋がる)ため、必要とあればできるだけやっておきたいですし。
ペナルティーが怖い?
実は、外部リンク(ほかのサイトからのリンク)では、同じキーワードで、同じページにリンクをしまくると、スパム(違反行為)としてペナルティーを受けることがあります。
例えば「ドラゴンボール」と言う単語をほかのサイトの多数のページ内で連発したとしましょう。
そして、その単語すべてからある特定のページへリンクが貼られていた……という場合なんかです(まぁ、これも普通の数だったら問題ないです)。
そういう話を聞くと、「きっと内部リンクで、同じアンカーテキストでリンクをすることもよくないのではないか?」という懸念が生じるかもしれません。
同じ文字で同じページにいくら貼っても問題ないです。くわしくは海外SEO情報ブログのこちらの記事に書いていますが。
参考: 同じアンカーテキストを内部リンクで繰り返すとランキングが下がるのか | 海外SEO情報ブログ
よく考えると当たり前ですよね。「パンくず」のようなナビゲーションとか、サイドメニューは、基本的に全ページ共通の部分です。
ここでは同じ言葉から同じページに何百、何千ページもリンクがあるけど、それも違反になってはたまったもんじゃありません。
記事中の文章も同じで、同じページから1億個のリンクとか、異常な数のリンクを同じテキストで同じページにリンクしない限り、スパムになることはないです。
今回は内部リンクについての記事でしたが、これはかなり重要なので、ブログをやっている方もサイト運営をやっている方も絶対に意識してやっていくことを強くお勧めします。
実際のところ、面倒くさいんですよね。
過去の記事の編集画面を開いて、そこに新しく書いた記事のリンク先を取ってきたりするのは……。そういうときに役に立つ記事も何個か書いていますので、こちらもご参考にどうぞ!