フェミニストとは?「女性に甘い男」という意味じゃない!

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こんにちは! フェミニストのヨス(@yossense)です。

「フェミニスト」という言葉を耳にしたことはあっても、なんとなく理解した気になっていませんか?

ヨス

カタカナでよくわからないですよね……。

今回は、フェミニストであるわたしが、「フェミニスト」がどういう意味か?ということを分かりやすく噛み砕いて紹介します。

「フェミニスト」とは?

テレビなどで「フェミニスト」という言葉を耳にすることがあると思います。

でも、なんかカタカナだし小難しそうだし、よくわからないですよね。

そもそも「フェミニスト」ってどういう意味なのでしょうか?

超・雑に説明すると、「フェミニスト」とは「フェミニズム」の思想を持った人のことです。

ヨス

いや、またよくわからん言葉ができてたし!

「フェミニズム」とは?

では、今度は「フェミニズム」という言葉を説明しないと先に進めませんよね。

こういうときは言葉を分解するとわかりやすいんですよ。英語「フェミニズム(feminism)」はこちらの2つの言葉で作られています。

femina(女性)ism(主義)
= feminism

ちなみに、英語の「female(女性)」という言葉や「feminine(女性らしい)」も同じ「femina」が語源です。

直訳すると「女性主義」です。ここまで見ただけでも「女性に関係がある」ということがわかります。

ではこの「フェミニズム」という言葉を日本語に訳しましょう。

女性解放主義女性差別反対主義という意味です。

フェミニズムとは?
女性解放主義」や「女性差別反対主義」という意味。

そして、そんな「女性解放主義」の考え方を持つ人のことを「フェミニスト(feminist)」と呼ぶようになりました。

「フェミニスト」とは「性差別反対主義者」に発展

もう一度書きますが、「フェミニスト」の意味は、「女性解放主義者」です。……いや、元々はそうでした(←後述しています)

「女性解放」の「解放」が、何を解放するのか気になりますか? これは「奴隷解放」とか「人質解放」の「解放」と同じですね。

つまり、法律や風習により束縛されていた女性を自由にするという意味で、主には「女性の人権を取り戻す」という意味合いで捉えてください。

そうなんです。以前は「女性は男性より劣っている」という認識が当たり前で、女性には男性と同じ人権はなかったのです。

たとえば、女性に選挙権がないのは当たり前、女性が学校に行けないのは当たり前……というように男性と比べるとあからさまに人権がありませんでした。

そんな中、18世紀末にヨーロッパで「女性も男性と同じ人間だ!」と、女性の権利を求める運動が起こったことがフェミニズムの誕生と言われています。

フェミニズムの起源は市民革命、とりわけ、18世紀末のフランスに遡る。1789年にフランス革命により「人間と市民の権利の宣言」(フランス人権宣言)が採決されたが、この「人間」とは「男性」のことであり、男性にのみ権利を与えることに対して女性が抗議し、女性の権利を求める運動が欧州各地に広がった。これがフェミニズムの誕生とされる。

フェミニズム - Wikipediaより引用しました。

現在の「フェミニスト」は「あらゆる差別からの解放主義者」

この「フェミニスト」という言葉ですが、現在は「女性解放主義者」という意味にとどまりません。

女性差別」だけでなく、「男性差別」「LGBT差別」からの解放という「性差別解放主義者」という意味になりました。

さらにさらに!!

現在では、もっと発展して「あらゆる差別からの解放主義者」という意味にまで進化しています。

フェミニスト
=あらゆる差別からの解放主義者

ヨス

でも「femina(女性)」っていう語源が使われてるのは変じゃない?

……と思うかもしれませんね。

元々は「女性に人権を!」とか「女性への差別から解放を!」から始まった言葉がそのまま使われているから仕方ありません(笑)。

言葉って、どんどん意味に広がりが出てくるものなんです。

「フェミニスト」=「多様主義者」

おさらいとしてわかりやすく言うと、「フェミニスト」とは「その人の属性や、バックグラウンドによって差別をしない主義を持つ人」という意味になります。

たとえば、こういうものを基準に差別をしないということですね。

  • 性別
  • 国籍
  • 宗教

短く言うと「フェミニスト」とは「多様主義者(多様な考えを認める人)」と言えますね。

フェミニスト」とは?
あらゆる差別からの解放を理想と考える「多様主義者」のこと。

わたしはフェミニストです

ちなみに、わたしは今のパートナーと出会ってからフェミニストになりました

自分に大切なパートナーがいなかったときには気にならなかったことがいろいろと気になり始めたんですよね。

そして、なぜ世の男性は「女性差別」や「女性蔑視」に無関心なの?と疑問を抱くようになりました。

……と、偉そうなことを書いていますが、わたしは子どものころは女性差別主義者でしたからね。

【補足】「女性に優しい男」という意味は無い

そういえば「フェミニスト」という言葉が日本に入ってきたときに「女性に優しい男」とか「女性に甘い男」という意味になったそうですね。

おそらく、その時代の日本は「女性差別」の真っ只中(まぁ、今もですが)だったはずです。

そのため、「女性に人権を」と叫ぶ人はバカにされる対象だったと予想できます。しかも、発言権があるのは男性に偏っていたはずです。

それで、皮肉を込めて「女性に甘いダメな男」という意味を添加したのでしょう。

ヨス

当時のおっさんたちの悪意を感じますな……。

ちなみに、現在この意味で使うと恥ずかしいのでやめましょうね。

さて、「フェミニスト」という言葉は古くからありますが、まだまだ浸透していないと感じてます。

この記事を読んでくださった方が、フェミニストという言葉を理解して、多様性を認める考え方を持つようになってくれたら、これ以上うれしいことはありません。

パートナー

この記事、おもしろかったわ。ほかに似た記事ないん?

ヨス

性差別・ジェンダーのカテゴリ」にあるきん、そっち見てや。

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