今はパソコン効率化についての書籍まで出しているわたしですが、もともとはパソコンが大の苦手でした。
その理由はタッチタイピング(ブラインドタッチ)ができなかったからです。
タイピングを極めてから人生が一転したわたしが、タッチタイピングとは?という基本から、タッチタイピングを速くするための方法をまとめました。
タッチタイピングについて
そもそも、タイピングとは何でしょうか?
英語の「type(キーボードで文字を打ち込む)」という言葉に「ing(名詞化)」がついた「typing(キーボードで文字を打ち込むこと)」という意味の言葉を指します。
昔の「タイプライター(typewriter)」の「タイプ」は文字を打ち込むという意味だったんですねぇ。
タッチタイピングとは?
では、今度は「touch(タッチ: 触る)」という言葉がついた「タッチタイピング(touch typing)」という言葉についてです。
タッチタイピングとは、手元のキーボードを見ずに、指先だけの感覚で文字入力をする技術を指します。
「え? 手元を見ないでどうやってキーを打つの?」と疑問に思われるかもしれませんが、ちゃんとコツがあります(後述します)。
こちらの動画は、わたしが文字入力しているところですが、手元は一切見ていませんよ。
「パソコンが使える」と言うと「タッチタイピングができる」という意味も含まれていることが多いほどで、基本中の基本の技術です。
基本的な技術ですがすべての土台になるため、最重要の技術ですよっ!!
ブラインドタッチ? タッチタイピング?
この「タッチタイピング」という言葉ですが、初めて聞いた人もいるでしょう。
どちらかというと「ブラインドタッチ」という名称の方が有名かもしれませんね。
この「ブラインドタッチ(blind touch)」という言葉は日本人が作った和製英語で、意味は「タッチタイピング」と全く同じです。
「ブラインドタッチ」の「blind」という言葉に「盲目」という意味があるので差別表現だとされ、避けられるようになりました。
現在は英語でも同じ呼び方である「タッチタイピング」の方が正式とされていますが、まだ「ブラインドタッチ」と呼ぶ人が多いです。
ちなみに、「ノールックタイピング(見ないタイピング)」や「シャドータイピング」という言葉を聞いたこともありますが、「見ないで打つ」という意味では合ってますね(笑)。
タイピングの種類
タイピングの入力方法として大きくわけて2つがあります。
1つはローマ字入力、もう一つはカナ入力です。
2種類のタイピング
- ローマ字入力
- カナ入力
ローマ字入力は日本語をアルファベットで入力していくのに対して、カナ入力は日本語を日本語のまま入力する方式です。
どちらがいいのか迷いますよね。初心者はローマ字入力をオススメします。
ローマ字入力のほうが覚えるキーの数が少ないことがまず大きな理由です。
それと、カナ入力の人でも英語を入力することがあるため、けっきょくはローマ字入力も覚えないといけないためです。
ローマ字入力とカナ入力の違いについては下記の記事をどうぞ。
タッチタイピングのメリットとは?
では、タッチタイピングを身につけるメリットは何があるのでしょうか?
まとめるとこちらになります。
タッチタイピングのメリット
- タイピングスピードが速くなる
- ミスに気づきやすくなる
- ストレスが軽減する
- 仕事の幅が広がる
- 生産性が向上する
- パソコンアレルギーが解消する
くわしくは、タッチタイピングのメリットについてをご覧ください。
タッチタイピングを上達させるには?
ではそのタッチタイピングをマスターするにはどんなコツや上達方法があるのでしょうか?
そもそもタッチタイピングは誰でもできるの?
そもそもですが、こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
誰でもタッチタイピングはできるようになるの??
たとえば、ピアノだと誰でもピアニストにはなれません。それは技術だけではなく、天性の領域があるからです。リズム感だったり、感受性だったり。
同じように指を巧みに使うタッチタイピングも、同じく選ばれた人しかマスターできないのでは?と思うかもしれませんよね。
でも心配ご無用です!
間違いなく誰でもマスターできます。
大切なのはコツや上達法を知っておいて、正しいやり方で練習すればいいだけですから!
タッチタイピングのコツ・上達法
タッチタイピングを上達させるには、知っておいたほうがよいコツがあります。
タイピングのコツ・上達法
- 絶対に手元を見ないようにする
- 指は常に「ホームポジション」の上に待機
- 決められた指で必ず打つ
- 地道に練習するのみ
かなりサラッとまとめましたが、くわしくは、タッチタイピングのコツ・上達法・練習方法をご覧ください。
タッチタイピングをマスターするのにかかる時間は?
では、タッチタイピングをマスターするにはどのくらいの時間がかかるのでしょうか?
これには個人差がありますが、わたしが紹介するタイピングの練習方法で毎日30分〜1時間の練習をすば、1週間もすれば効果が現れるはずです。
毎日30分〜1時間の練習を1ヶ月やれば、タッチタイピングはマスターできるはずです。
「手元を見ないで入力できるようになるまで」という意味ですよ!
あとはスピードを速くするだけですが、SNSや仕事の中で実践していけばどんどん速くなりますので♪
タッチタイピングをマスターするのにかかる費用は?
「タッチタイピングをマスターする」と聞くと、まず思い浮かぶのがパソコン教室かもしれません。
近所のパソコン教室に通って練習するのも良いかもしれませんが、率直に言って不要です。
あと、有料のタイピングソフトもいっぱいあるので、お金を出したほうが速くマスターできるような気もしますよね。
こちらも不要です。
つまり、お金を一切使わずにタッチタイピングはマスターできるということですね。
正直なところ、タイピングクラブという無料ソフトは、世界中にあるどの有料ソフトよりも優秀です。
あまりにも質が良いため、だれでもタッチタイピングをマスターできます。
タイピングするときの姿勢について
タイピングをするときの手首や指はどのように置けばいいのでしょうか?
タイピングをするときの姿勢についてはこちらにまとめています。
さらにタイピングを速くしたい方はこちら
タッチタイピングをマスターして、もっと文字入力を速くしたい……という方もいらっしゃいますよね。
そんな方向けのマニアックな記事もありますよ!