こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はあんちゃさんの書籍『アソビくるう人生をきみに。』を読んだので書評です。
あんちゃさんの本届いたよ!表紙かわいい!#アソビ人生 pic.twitter.com/QWgOlMQqiD
— ヨス@2018年春に出版 (@yossense) 2017年12月16日
今現在「会社と家との往復生活」にモヤモヤを持っている方の「人生の特効薬」になる本です。とくに20代の方、必読ですよ。
目次
著者の あんちゃ さんについて
あんちゃ さんは「まじまじぱーてぃー」というブログを運営しているブロガーです。
ブログの収益だけで生活しているので、わたしと同じく「プロブロガー」と呼ばれる人ですね!
プロブロガー・メディアディレクター。 月間50万人に読まれる当ブログ《まじまじぱーてぃー》運営&恋愛メディア《らぶりりーす》編集長。26歳。25歳のときに会社を辞めてブログで独立しました。趣味は人生哲学と下ネタです。性欲はあんまりありません。
まじまじぱーてぃー | アソビくるう人生をきみに。より引用しました。
実は あんちゃ さんとは今年、お会いしたことがありますが、その印象は礼儀正しい人!
なんて言ったらいいんでしょうか? ほら、あんちゃ さんのブログを見てたら、はちゃめちゃな印象をもたれるかもしれないんですけど、マトモな方なんです。
常識にとらわれない「本当の意味で」マトモな方です。
そんな あんちゃ さんの書籍、いったいどんなものでしょうか?!
成功者である あんちゃ さんの苦悩と強さを垣間見ることができる!
あんちゃ さんの書籍『アソビくるう人生をきみに。』は、基本的にあんちゃ さんがこの数年の間に乗ってきた「ジェットコースター」のような人生を綴りながら、その過程で考えたこと、実行したことを等身大の言葉で書いてくれています。
そのため、同世代の「社会人になって数年の方」を主にターゲットとして書いてるそうです。
今回の本は徹底的にターゲット層を意識してて、「リテラシーがまだ高くない社会人1〜3年目」の人にとって読みやすい文章にしてます。だから文字もギッシリ詰めずに改行多め、専門用語とかはほとんど使ってません。#アソビ人生 pic.twitter.com/Oje7mU8JrM
— あんちゃ@12/14著書発売! (@annin_book) 2017年12月13日
読んでいて思ったのは、「わたしも20代のころ、まったく同じようなことを考えてた!」ということ。
きっと、当時のわたしがこの本を読んだら鼻息を荒くして、「うぉぉぉぉぉーーーーー!!」と叫んでいたでしょう。そして背中をドゴォォーンと押されたでしょう。
わたしもレールが大嫌いだった
実はわたしも、あんちゃさんと同じく「敷かれたレール」というものが大嫌いでした。
いえ、嫌いというか今思うと、小さな頃から本能的に「みんなと同じはヤバイ」と感じていた気がします。
「はぁ?!」と言われそうなエピソードですが、小学校のとき本当はカレーが好きなのに、みんなが「好きな食べ物」としてカレーを挙げるので、「カレーは嫌い」と答えていたこととか。
昔、記事にも書きましたが、高校のときに左利きに自ら矯正して、もう20年以上左手でご飯食べていることとか。
まぁ、今思うとしょうもないものばっかりですが、そういう子でした。
露頭に迷い続けた若い頃
20代のころは、正直なところ働きたくありませんでした。
「働くこと」=「自分には似合わないスーツを着て、満員電車に揺られ、やりたくもない仕事を長時間して、偉そうなおっさんにヘコヘコして、サービス残業して、帰りにおっさんたちと酒を飲んで、夜遅くに帰ってそのまま寝る」というイメージでしたから。
そんなイメージである「働くこと」をどうやったらしなくて済むのか……も考えてはいませんでした。
正直なところ、目的も特にないので、どうしたらいいのかわからず、人生の露頭に迷い続けていました。
ただ、日本が嫌いで「日本を出たい」とばかり思っていて。かといってどうしていいのかわからず。
あんちゃさんのように「自分のレール」を敷くほど行動力も知識もなかったわたしがどうしたかというと……
自分のためになる、自分のスキルになる仕事を探す
……ということです。
会社はバイトでもなんでもオッケーでした。禁煙の職場で自分のスキルになることを学べるなら。
わたしの仕事歴
とくに将来の目標もないまま、わたしはこんな感じで人生を進めていきました。
せっかくなので今までやってきた仕事をまとめてみます。
20歳 | 【デザイナーのバイト】 知り合いのツテで入ったけど、喫煙可能の職場だったので1ヶ月でやめた |
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21〜22歳 | 【子ども英会話の先生のバイト】 アメリカから帰ってきて英語を使いたかったからこども英会話の先生を始めた。やりがいはあったけど準備とか大変なのに、時給1,200円ぐらいだったので辞めた。バイトから帰ってきたら漫画家を目指してマンガを描いていた。 |
23〜28歳 | 【文字入力のバイト】 タッチタイピングのスキルを手に入れたかったのでタイピング初心者でも雇ってもらえるところを探す。このときに単語登録をはじめいろんな効率化にハマりまくったので楽しかった。3年ぐらいで飽きたけど、並行して日本語の先生になるための学校に通ってたのでその間のつなぎとして続けた。 |
28〜29歳 | 【日本語教師のバイト】 自分が言語が好きなことに気づいた。日本語を教えたかったので2つの学校をかけもちで日本語教師に。やりがいがあって、楽しかったけど、授業の準備に何時間もかかるのに時給1,500円というブラックな環境。職場環境もよかったけど、子どもが生まれるし生活できないので辞める。並行して通信制の大学で勉強してたので大変だった。 |
30〜32歳 | 【WEBショップ店長1】 まったくの素人だったけど、自分のWEBサイトを作れる技術がほしかったので、応募。スキルゼロなのに運だけで雇ってもらう。かなり放置な上司の元、とにかく勤務内に自分で勉強しながらHTMLやCSSなどを学ぶ。上司はすごくできる人だったので文章スキルなどを学ぶも、サービス残業がひどかったのと職場の雰囲気合わなかったので辞める。並行して通信大学で勉強〜卒業。 |
32〜37歳 | 【WEBショップ店長2】 ほかの会社のWEBショップ店長として雇ってもらう。割と自由にやらせてくれる社風の会社だったので、仕事も楽しくいっぱい学べてやりがいがあったので、なんと5年以上も続く。ただ、さすがに仕事に飽きてしまい、辞める。もう雇われるのは嫌だし、独立してWEBデザイナーになろうかなぁとモヤッと考えてた。 |
37歳〜現在 | 【ブロガー】子ども3人がいるにも関わらず とくに何をやるか考えずに辞めたので、ちょっと困る。WEB制作の仕事を受けたりしてたが、4ヶ月後、バセドウ病で倒れる。入院したときに、ブログを始める。そういや、10年前にテレビで見てから、なんとなくブロガーっていいなって思ってたことを思い出す。 |
そういや、こんなふうに仕事歴をブログで書くのは初めてですね。周りの人が「正社員」にこだわってやりたくもない仕事を見つけていく中、わたしは30歳になるまでバイトしかしたことがありませんでした。
今となっても、みんながなぜ正社員にこだわっていたのか謎すぎますね。仕事内容が大切やのに。
わたしにとっては、その仕事で「得られること」が自分の役に立つかどうかが重要でした。
もちろん、仕事は常に「辞めること」が前提でした。別に独立してなにかしたかったわけでもないのに、自分のスキルを上げることだけを考えていましたね。
結果的に、仕事で得てきたスキルがすべて今の「ブロガー」としての仕事に役に立っています。
こうやってブログを書いて、生活に不自由ないだけ稼げて、家族5人が幸せに生活できているのは、必然ですよ。
だって、どうでもよい、興味のないスキルを磨く時間を人生に作らず、ただ自分のスキルのためにお金をもらいながら働いていたのですから。
「やりたいこと」って本当に大事だよ
今のブロガーという仕事ですが、仕事っていう感覚はゼロです。あんちゃさんの言葉でいうと「アソビくるって」います。
好きな物を買って、好きなところに行って、好きなことをして、それをブログに書く。
あと、あんちゃさんも本の中で強調していますが、「好きな人とだけ会う」という生活は、この上なく快適です。
「この人のこと嫌いだけど、仕事がもらえないと困るから会っておこう」がないんです。最高ですよ。
もちろん「書く」っていう作業が嫌いだと続けられない過酷な仕事かもしれませんが、わたしは遊んでいるのと同じなので楽しすぎます。
大好きだった「ドラクエ」をやるよりも楽しいので、ゲームをやっても途中でやめてしまいます。ブログの方が面白いから。
「好きでもないこと」で生きていけるほど人生は甘くない
というわけで、「自分のやりたいこと」に忠実にやっていくと、なにかにつながりますよ。
これからの人生って好きでもないことで行きていけるほど甘くないですから。
あんちゃさんの本にもこう書かれています。
私も、この時代に「好きじゃないことで仕事をし続ける」ほうが危険だと思います。なぜならやりたくないことをやっている人と好きなことをやっている人では、成長スピードも仕事の幅も変わってくるからです。
わたしのこの記事でちょっとでも心が動いた方、ぜひ あんちゃ さんの本を手にしてみて下さい。
こんな言葉のオンパレードなので、レールの上だけを歩いてきた方には刺激が強すぎるかもしれませんが(笑)。
ぜひ、人生を変える特効薬としてお読みください。
あんちゃさんの本は若い世代の方にとっては、ロールモデルとしてすっごくオススメです。
もちろん あんちゃ さんと同じようにはうまくいかないかもしれませんが、かなり勇気づけられることでしょう。
じゃあもう30歳、40歳の方にはオススメできないかというとそうでもないですよ。きっと共感して、「自分のやるべきことをやらんと死ぬに死ねぬぞ!」と思わせることでしょう。
アラサーでアラフォーでも、まったく遅くないですよ。わたしがブログで成功した理由は、豊富なスキル・知識・経験ですから。
あなたはもっとすごいスキルをいっぱい持っているんじゃないですか?