[書評]はあちゅう『自分への取材が人生を変える』は成功する秘訣を濃縮したスマホサイズの良本!

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

今回は、はあちゅう さんの『自分への取材が人生を変える』を読んだので感想です。

スマホサイズの小さな本に「濃縮」された内容なのですが、個人的にめちゃめちゃ共感してかなりオススメできます。

はあちゅうさんの『自分への取材が人生を変える』
はあちゅうさんの『自分への取材が人生を変える』

「自分への取材」とは?

はあちゅう さんは、この書籍の中で「自分への取材」というキーワードを使っています。

ヨス

自分への取材? 鏡に向かってひとりごとでも言うのかな?

……と思った方、近いけど違います(笑)。

私は仕事柄、さまざまな人に会う機会があります。そして、彼らを観察していると、世の中で大きく結果を出していたり、自分の夢をかなえている人は、活躍している分野は違えどある共通点があることに気づきました。

こんな出だしから始まりますが、何が続くと思いますか?

それは、自分をよく知っているということです。

そう。自分のことが「どんな人間なのかよく知っている」ということですね。

たとえば、何が得意で、何が好きで、何が嫌いで、どんなことに感情を揺さぶられるのかとか。

その、自分自身を知る過程を、はあちゅうさんは「自分への取材」という言葉で表現しているのです。

自分を知ることって大切なの?

「自分を知ること」って聞いても……

ヨス

自分のことぐらい、当たり前に知ってるわいっ!!

……というお声が聞こえてきそうです。

でも、それは本当でしょうか?

わたしは、自分のことをブログを書き始めるまでよくわかっていませんでした。

もちろん、自分は性差別とか上下関係が大嫌いで、文字入力とかライフハックに萌えるということはよく知っていました。

でも、ブログを始めるまで、自分が「水田マニアだということ」とか「橋の下に萌える」ということをまったく意識していませんでした

「自分について」のデータベースを認識する

たとえば、田んぼに水がはられる「水田の季節」になると、

ヨス

嗚呼……夕方の水田に反射する夕陽がたまんねぇ……

とは「その場」では思っていました。

でも、街の中で突然「あなたはどんな風景が好きですか?」とインタビューされても、「水田好きですねー!」と答えられなかったはずです。

人間って、無意識で「自分を知っている」のと、「認識して自分を知っている」ことにかなりの差があります。

ちゃんと自分を知るということは「自分についてのデータベース」を築いていって、それを認識するレベルのことを言います。

「え? データベース?」と思った方、ぜひこの本を手にとって見てください。きっと得られるものがありますので。

ということで日記を始めました

わたしはブログやSNSを通して、自分のことをどんどん発信しています。

でもそれだけではまだ足りてない気がします。

……ということで、はあちゅうさんが本の中でオススメしている日記を始めることにしました。

エバーノートに日記をつけていきます
エバーノートに日記をつけていきます

スマホサイズの「紙の本」というのがイイ!

本の内容とは関係ないのですが、この本のサイズがめちゃくちゃ良いんです。

しかも重さがたったの45g!!

はあちゅうさんの『自分への取材が人生を変える』
はあちゅうさんの『自分への取材が人生を変える』

つまりスマホの中のKindleアプリで電子書籍を読むよりも軽い!

ヨス

これはかなり新鮮な体験だった!!

ページ数も100ページ以内に「大事なところだけ」を濃縮した内容で、何度も読んで習慣化したいものばかりです。

買いやすいお値段なので、ぜひどうぞ。

内容にそんなに関係ないんですけど、はあちゅう さんが数字に弱いこと、車の運転がダメなことにむちゃくちゃ共感しました(笑)。

あのへんのエピソードについてお話したら「そうそう!」と話が止まらなくなりそう。

先日もいろいろお話できて楽しかったです!

あ! はあちゅうさんの小説『通りすがりのあなた』もむちゃくちゃ面白いです。

おもしろいというか、不思議な感情になる短編集で、海外に行くのが好きな人はきっとにハマります。