こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はわたしが若いころに日本の会社で働きたくなかった理由についてです。
それは「オフィスでタバコの煙がモクモクなところが多かった」こと。これって超重要ですよね。
目次
オフィスがタバコの煙でモクモク
わたしは体質的にタバコの煙がダメなので、仕事を探すときに「オフィスが禁煙か」という条件は必須でした。
業務内容と同じレベルで最優先事項だったんです。
最近の会社では、かなり改善されているかも知れませんが、わたしが20代だったころの喫煙事情はひどいなんてもんじゃありませんでした。
どこの会社に面接依頼の電話をしても、「職場は禁煙ですか?」と最初に聞くとほとんどが「喫煙です」と言われ、面接以前の問題でした。
実は一度だけ喫煙オフィスで働いたことがある
そんなタバコがダメなわたしですが、20歳のときに1度だけ喫煙可能の職場に就職したことがあります。
若かったこともあり、社会経験もなかったため、「がんばらなければ!」と思っていたんですね。
自分がタバコがダメと知っていたんですが、我慢して仕事に行っていました。
で、わたしを含めて社員3名の小さいデザイン事務所だったのですが、わたし以外の2名が、それはもうタバコを一日中スパスパと吸っていたんです。
ハッキリ言って仕事どころじゃありませんでした。
仕事内容もデザインで自分に合っていたのですが、煙で頭は痛く、目や喉も痛く、まともな仕事ができませんでした。
結局、1ヶ月で辞めてしまいましたが、それ以来、絶対にタバコの煙がある職場はどんなに条件が良くても行かないと誓いました。
客として行ってもひどい対応
ふと思い出しましたが、20代の初めに大阪で引っ越し先を探していたときのこと。
ある不動産屋さんに行ったんですね。
そしたらオフィスで従業員がタバコを吸いながらパソコンに向かっていたんです。
そこで「タバコが苦手なのであの方を何とかできませんか?」と聞きました。
そしたら、その方はなんと、こんな対応をしてきたのです!
そうですか……では外でお話しましょう!
イヤ、客より従業員(上司)の喫煙を優先するとかありえへんから!
今だったらめっちゃ文句を言いますけど、当時はそんな時代だったし、わたしもおしとやかだったんです(笑)。
経営者の思想に委ねられる現状
しばらく就職活動していないのでわかりませんが、それでも未だに職場内でタバコを吸える「喫煙オフィス」って余裕で存在すると思います(ですよね?)。
特に地方の中小企業とか男性の割合がべらぼうに高い職場だと「タバコ吸えるのが当たり前」です。
【2021年12月追記】現状でも不動産屋さんなどではフツーに灰皿が置かれています。
そして経営者といえば、高齢男性が多く喫煙率も高い……。その人の意見ひとつで喫煙可能かどうかも委ねられるわけです。
けっきょくのところ、経営者の喫煙に対する意識しだいなんですよね……。
禁煙オフィスでも喫煙をする日本人
ってか、この下記の引用みたいに「完全禁煙」でも吸うおバカさんたち(しかも税金で飯食っている警察……)がまだまだいるんですね。
15日午後4時55分頃、大阪市西成区太子、大阪府警西成署太子交番の休憩室から出火。ゴミ箱などを焼き、消防が消し止めた。けが人はなかったが、同署は、署員のたばこの火の不始末が原因とみている。
発表では、現場は、同交番の休憩室として借りている雑居ビルの一室。同署は、休憩室でたばこを吸わないよう指導していたが、この日、4~5人の署員が計約10本のたばこを吸い、吸い殻に水をかけてゴミ箱に捨てるなどしていたという。
禁煙の交番休憩室でぼや、吸い殻に水かけたが… : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) より引用しました。
これも出火されなければバレなかったと思うし、まだまだ氷山の一角でしょうけど。
先進国では従業員の健康のために飲食店が禁煙になる……というレベルなのに……。
「お客様がタバコを吸うから灰皿を用意するような痛いサービス精神」とは雲泥の差ですよね。
「オフィス内喫煙可」の会社は沈みゆく船
客や従業員の健康よりもトップの嗜好を優先する会社なんて未来が見えています。
従業員の健康を考えられないということは、お客さんの健康も考えられません。
つまり、将来のない沈みゆく船だということですね。
あなたがもし、そんな喫煙可能な会社にいるとすれば、さっさと辞めましょう。一秒でも早くです。
さて、今回はわたしが若いころに会社で働きたくなかった理由を書いてみました。
職場でタバコが吸えたために、タバコの煙が苦手な能力ある人材を逃している可能性があるということを会社側も知っておくべきです。
職場のタバコと言えば「職場での喫煙について。タバコの煙で倒れる体質の人の意見」という記事を以前書いています。こちらも人気ですのでぜひご覧ください。
わたしが日本の企業で働きたくない理由は下記にまとめています。共感してもらえるとうれしいです。