20歳のときに海外留学したら人生が変わったという昔話

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

わたしは現在40歳を超えていますが、実際にはまだ「20歳代」のようなものだと思ってます。

ヨス

いや、ちゃいますよ! なんか「心は永遠に20歳」みたいなイタい意味じゃないですよ(笑)。

わたしの人生は20歳で一度終わったんです。だからそっから20年後の今はやっと20代という意味です。

今回は20歳のときに海外留学したら人生が変わった、というか「本当の人生」が始まった……というわたしの過去の体験談です。

日本が嫌いで早く死にたかったティーンエイジャーのころ

わたしが若い頃、日本が嫌いでした。

まぁ、未だに日本は嫌いですけど、当時はそんなの非じゃないぐらい嫌いだったなぁ……(遠い目)。

超無気力だったティーンエイジャーのころは「20歳までに死にたいなぁ」と本気で思っていたんですね。

たぶんですが、身の回りにロールモデルになるすてきな大人の男性が1人としていなかったことが原因かなと思っています。

醜くて身勝手でマウンティングばかり取る人の姿しか自分の将来の先にないと思っていたら、そりゃあ未来なんて真っ暗ですよね……。

暗黒時代だった高校のころ

とくに高校時代は楽しくなく、毎日学校に行っては1時間目から6時間目まで寝続ける日々

そんなに好きじゃなかったけど入っていた部活にとりあえず行って「早く帰りたいなぁ」と思いながら時計ばかり見ていました。

ヨス

いやー、なんて楽しくない青春時代や……。

家に帰ったら、朝の4〜5時ぐらいまで親の目を盗んで弟が購入したテレビ(←もちろん自分の貯金ですよ)TVゲームをひたすらしていました

だから、授業時間 = 貴重な睡眠時間だったんですけど。今思うと、あれは現実逃避以外の何ものでもありませんね。

専門学校に入学

「人生はつまらないから早く死にたい」と思いながらもなんとなく生きていて、高校卒業後も、なんとなくデザインの専門学校に入りました

専門学校に入ったのももちろん、自分の意志ではありません。

わたしには「絵を描くのがうまい」以外のスキルが何1つ無く、ゴミみたいな人間だったので、ほかの選択肢が無かったんですよ。

なので、母が資料を取り寄せて決めてくれました。

ほんとありがとう。

専門学校で海外に興味を持つ

そんなわたしでしたが、専門学校で生まれて初めてとも言える「自分の意志での選択」をします。

それが海外留学です。

大嫌いな日本を出たいと思っていたことがもちろん大きな理由なので、超ネガティブなパワーではありますが(笑)。

たしか当時はバブル崩壊のころで、うちにはわたしを留学させるお金なんてありません。

でも祖母が貯金を使ってくれ、なんとか行かせてもらうことができました。

まじでありがとう。

アメリカでフツーに過ごす

留学というのは、アメリカのデザインカレッジへの留学でした。

かといって、英語もロクに話せなかったわたしでしたし、とくにすごい功績を残せたわけではありません

ヨス

フツーに生活してフツーに学校に行っていただけです!

しかも「短期交換留学生」という立場だったので4ヶ月だけの留学だったんですね(実際にはその前に+2ヶ月間カナダに留学した)。

「いや、たった4ヶ月で英語も話せなかったら大したことできないだろ」と言われそうですが、とんでもないです。

わたしは20歳の留学で、それまでの
ネガティブな自分の人生を終え、ポジティブな人生がスタートしましたから。

自信を手に入れた

なぜポジティブに生まれ変わったのかというと、「自信」がついたんです。

どんな自信かというと、アメリカで英語もたいしてできない自分でも生活できた……という自信です。

祖母のお金で行って、カレッジの寮に住んで、守られまくっていた超ハードルの低い自信ですけど、それがあるから今の自分がいます

まぁ、わたしが単純だったからというのもあると思いますが、こんなふうに思ったんですね。

アメリカで英語が伝わらなくても大丈夫だったんだから、日本語が伝わる日本って余裕すぎるわ。

じつは、アメリカに行く前は、お店で商品がないときに「在庫ありますか?」と聞くことすらできなかったんですよ。

なぜって、自信が無かったからです。「どうやって聞けばいいんだろう?」とか「恥ずかしいなぁ……」って思ってましたから。

わたしが自信がなかった理由の一つはこちらに書いています。

海外留学は短くてもいいので行くべき

わたしはこのブログの中でも「若者は海外に行け」と頻繁に言っていますが、こういう自分の体験があるからなんです。

もちろん、すべての人にとって海外留学がポジティブに向かうとは言えません。

でも、留学によって「やっぱ日本最高!」と思えたとしても、すごく価値あると思いませんか?

まあ、わたしはやっぱり日本は合わないということを学びましたが(笑)。

というわけで今回はわたしの暗黒時代の話と、人生を変えた海外留学についてお話しました。

特にこのわたしの気持ちを届けたいのは、「自分は日本が合わない」と思っている人です。とにかく日本を出ましょう!

はっきり言って、留学後に海外で住み続けることになっても、日本に帰ることになってもどちらでもいいんです。

そんなことよりも、海外で生活して刺激を受けること自信を得ることが大切ですから。

もう一度言います。

若者よ、とにかく日本を出ろ!!