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※ 追記: カナダに旅行に行く際にはeTAが必要です! 必ずご確認ください。
こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
2017年の8月に2週間ほど、カナダのVictoria(ビクトリア)に行ってきました。
本当にすてきなところだったので、ビクトリアがどんな町なのかを紹介します!
BC州はバンクーバーだけじゃないよ!!
カナダのビクトリア(Victoria)について
カナダにあるVictoria(ビクトリア)という町ですが、どんな町なのでしょうか?
まとめてみました。
ビクトリアのある場所
カナダのVictoria(ビクトリア)という町は、カナダ西部……というか西の端です。
州でいうと、有名な Vancouver(バンクーバー)と同じブリティシュコロンビア州になります。
バンクーバーは大陸にあるのですが、そのさらに西にある「バンクーバー島」という島にある町ですね。
そう! ビクトリアはバンクーバー島という島にある町です!!
BC州と言えばバンクーバーの方が有名ですが、実はこのビクトリアがBC州の「州都」なんです。
ちなみに、わたしはニュージーランドもそうなのですが、島って大好き。四国生まれだからかな。
ビクトリアとの時差
ビクトリアはブリティッシュコロンビア州なので、日本との時差が-17時間あります。
日本よりも17時間遅いという意味ですね。
サマータイム時には時差が -16時間に
カナダにはサマータイムがあります。
夏季に1時間、時間をずらす政策です。期間は「3月の第2日曜日 午前2時 〜 11月第1日曜日 午前2時」の間です。
この間、ビクトリアと日本の時差は-16時間になります。
ビクトリアの気候
そして、ビクトリアの気候は西岸海洋性気候です。
こちらは、西岸海洋性気候の部分を緑色にしている地図ですが……
わかりにくいですが、カナダ広しと言えど、西岸海洋性気候なのは、西海岸の一部だけですね。
実はわたし、西岸海洋性気候が大好きでして、小学校で習ったときに「住むなら西岸海洋性か地中海性やなぁ」とずっと思っていました。
どんな気候なのかというと……
- 夏はそれほど暑くならない(湿度が低いのでジメッとしない)
- 冬は暖流や偏西風気圧配置の影響で高緯度の割には温かい
- 1年を通して気温差少ない
- 雨量は少なめ(冬季は雨が続くけど)
ちなみに、わたしの好きなもう1つの国であるニュージーランドも西岸海洋性気候です。
ビクトリアの特徴
では、ビクトリアってどんな町なんでしょうか?
簡単にまとめてみます。
- 日本のじめっとした暑さがなく、気候がすごしやすい
- イギリスっぽい古い町並み
- 気候がいいので花がいっぱい咲いている
- 小さい町ではないけど、大きい町でもない
- ローカルのお店が多い
- Island Farmsのミルクが美味しい
- ハイキング、サーフィンなどアクティビティがいろいろ楽しめる
- 住んでいる人たちがスーパーフレンドリー!
こんな感じでいっぱい言っていましたが、書ききれませんでした(笑)。
住んでいる人がフレンドリーというのはいいですねー。
ビクトリアの面積・人口・人口密度
ではビクトリアの町としての規模など、データで見てみます。
ビクトリアの面積
ビクトリアの面積は19.47km²だそうです。日本だと沖縄県浦添市と同じぐらいですが、あんまりピンと来ません。
わたしの住んでいる香川県丸亀市の面積は111.79km²なので、ビクトリアはこじんまりした町なのかなと思います。
ビクトリアの人口
人口は2014年のデータでは8.429万人だそうです。85,000人ということです。
調べてみると静岡県袋井市、東京都東大和市、大阪府摂津市ぐらいの規模ですね。摂津には住んでいたことがあるのでなんとなくわかりました。
わたしの住む丸亀市は11万人です。
ビクトリアの人口密度
ビクトリアの人口密度は3,765.6 人/km²です。
これまたぜんぜんピンと来ませんが(笑)、比較のために日本で同じぐらいの人口密度の市を挙げると福岡県大野城市、千葉県八千代市です。
わたしの住む丸亀市は984.42人/km²なので、丸亀と比べるとだいぶ人が密集している感じですね!
ビクトリアへの移動手段
ビクトリアは先ほども書きましたが、島です。その上、橋もないため、移動手段はスムーズには行きません。
ビクトリアへの飛行機
ビクトリアには国際空港があるので飛行機での移動ができます。
とはいっても、バンクーバー国際空港で飛行機に乗って約25分で着くぐらいの近さですが。
昇って降りるって感じですよね(笑)。
値段はわたしが買ったときは往復で150ドルほどでした。
ビクトリアへの水上飛行機
水上飛行機(seaplane)というものがあります。
バンクーバーのダウンタウンから、ビクトリアのダウンタウンの間を水上飛行機が飛んでいます。
約35分で飛べ、運航便数は月によるそうです。
所要時間は35分で160ドル程度でなかなか高価ですね……。
ただ、飛行機は飛行場がダウンタウンからだいぶ離れているので、お金も時間もかかります。お金を取るか、時間を取るか……ですね。
詳しくは公式サイトHarbour Air Seaplanesを。
ビクトリアへのフェリー
Tsawwassen(トワッセン)の港からバンクーバー島までフェリーが出ています(参考: BCフェリー)。
それぞれの港からバス(参考: カナダのバスについて)があるのですが、バス+フェリーだと、なんと$22でバンクーバー〜ビクトリア間を渡れます!
合計4時間程度かかりますがこの安さは魅力ですね……。
ビクトリアのステキなところ
今度はビクトリアのすてきなところをアツく語りたいと思います。
ほんとにステキな町ですよー!
イギリスのような古い建築物
ビクトリアの町並みを歩いていて気づくのはイギリスのような古い建築です。
教会がステキすぎる…
ビクトリアの町並みでひときわ美しいのが教会でしょう。
こちらは「セント・アンドリューズ長老派教会(St. Andrew’s Presbyterian Church)」です。
外国に来た感満載ですねぇ。
そしてこちらは「セント・アンドリューズ大聖堂」です。
なにこの空。教会の色とのコントラストが美しすぎるでしょ!
このステキな建物は「Patricia Bay Highway(パトリシア・ベイ・ハイウェイ)」沿いにあって目立つのですぐに見つけられると思います。
極めつけはブリティッシュコロンビア州議事堂
そして極めつけといえば「ブリティッシュコロンビア州議事堂」でしょう。
「え? 議事堂?(笑)」と思うでしょ? まぁ、この写真を見てくださいよ。
やばくないですかコレ?! RPGの世界に入り込んだかのようなお城調の建物。そして噴水。
わたしはこの写真見てたら、いっつもテンションが上がります。
気候が良いのでお花がいっぱい
ビクトリアの町の中は建物だけではないです。実は、お花でいっぱいなんです。
こんな感じでいたるところに花が植えられているんですよ。
ビクトリアの象徴が「街灯のフラワーバスケット」
花壇だけではありません。ビクトリアの町中にある街灯にはこんなフラワーバスケットがかけられまくっています。
ほんとうに、至るところにあって、ビクトリアの象徴にもなっています。
ただし、これは温かい季節に限られますね(笑)。
自然がいっぱい
ビクトリアには自然もいっぱいあります。
ダウンタウンからちょっと歩けばビーコンヒル・パークという大きな公園があるんですけど、ここがまたステキなんです。
ぜひ行ってみてくほしい!
いろんな野生動物がいる
ビクトリアには自然がいっぱいと書きました。つまりいろんな動物がいることを意味します。
まずはカナダを象徴する鳥「カナダガン(Canada Goose)」。
ビーコンヒルにたくさんいました。
あと、リスも多いです。
もうね、木がある所を見れば、そのへんにエゾリスがいるレベル。
ただ、このエゾリスは外来種だそうで、本来いたシマリスが追いやられたと聞いて、ちょっとガックリです(笑)。
あと、シカもたくさんいます。
こちらは車に乗っていたときに、フツーに出くわした道路を横断するシカ。
もちろん、町の中ではなく山の方じゃないと出ませんが、びっくりしました。
ただし、ダウンタウンのカモメには注意が必要です。
おお! カモメや! と思っているとフンが降ってきます。
あいつら、飛びながらやらかすんですよ!
実際、あと5メートル前を歩いていたらやられていた……というシチュエーションに出くわしたので、けっこうビクビクして上を見て歩いていました(笑)。
空と海がきれい!
ビクトリアは港町です。
そのため、海がきれいなのですが、空もめちゃくちゃきれい!!
実はわたしが行っていた8月の1週間目にはブリティッシュコロンビアで前代未聞の山火事があって、その煙がバンクーバー島にも流れてきていて空がモヤッとしていました。
2週間目には晴れたので見事な青空が見られました!
ビクトリアでオススメの観光地
ではビクトリアでオススメの観光地をピックアップしてみます。
Inner Harbour(インナー・ハーバー)
「inner(内側の)+ harbor(港)」という意味で呼ばれる、ビクトリアの港の「内側の港」です。
この港沿いに遊歩道があり、近辺にブリティッシュコロンビア州議事堂などが立ち並んだ活気のある場所です。
こちらがブリティッシュコロンビア州議事堂です。お城みたいですねぇ。
ほかにも「The Fairmont Empress」と呼ばれる四つ星ホテルも美しい建築で有名ですねー。
水上タクシーなど、あまりにも見どころがありすぎてここでは語り尽くせないので、こちらは別記事にしています。
Beacon Hill Park(ビーコンヒル・パーク)
ダウンタウンの南にある大きな公園です。
池もあったり、カナダを象徴する鳥「カナダガン(Canada Goose)」もいたり。
大自然の中を楽しめます。
動物園もある!
このビーコンヒル・パーク内には動物園もあります。
子ヤギに触れるコーナーとかすっごくいいですよ!
丘の向こう側には海岸もあります
ビーコンヒル・パークを越えて南に行くと、海岸があります。
ここが散歩にもちょうどいいのでオススメですよ。
Bastion Square(バスチョン・スクエア)
バスチョン・スクエアという人気のスポットです。
海側の入り口にはチューリップのモニュメントがあります。
非常に活気のある場所で、屋台がいっぱい立ち並んでいます。
ほとんどが、アートやアクセサリーのようなもの。洗練された作品が多いです。
平日は数が少ないですが、週末になるとものすごい活気!
オペラを歌っている人も見かけました。
Craigdarroch Castle(クレイダーロック城)
クレイダーロック城というお城です。
スコットランド出身の名士ロバート・ダンズミュアが1890年に建てた邸宅で、本当のお城ではないそうです。
……ですよね……。そんな歴史的なお城があるなんておかしいと思いました!
Fort Rodd Hill(フォート・ロッド・ヒル)
国定史跡に指定されている砦だそうです。
1873年に建設された灯台もあって、アシカも出没するんだとか。
The Butchart Gardens(ブッチャート・ガーデン)
いろんなお花を楽しめる有名なスポットだそうです。
さて、ビクトリアについていろいろ語りましたが、やっぱり行ってみないとこの良さは感じられないですよね!
ぜひぜひカナダに、ビクトリアに行ってください! 本当に最高の町です。
ちなみに、ビクトリアに行く際は、下記のサイトを参考にホテルを予約するのがオススメですよ♪ 賢く、安く泊まりましょう!