「前提条件」は多様化する社会において不快を呼び込むことになる

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

先日、モデルハウスの見学に行ってきました。いえ、べつに家を買う予定が明確にあるわけではありませんよ(笑)。

子どもたちも楽しかったみたいで、テーマパークのような感覚でわたしも楽しんできました。

ただ、1つだけ気になったことがあるんですよね。

それが、「妻が掃除をする」「妻が料理を作る」という前提で話しかけられることです。

今回は、多様化する社会において前提条件は不快を呼ぶこともあるというお話です。

家事は妻の仕事?

わたしは4つのモデルハウスを見てきて、どれに行っても「妻が家事をする」という前提で話しかけられました

たとえば、お風呂を見ているときだったら、こんなふうに言われます。

奥様の場合、やっぱりお掃除が気になりますよね? 当社の使っている浴槽の場合、なんちゃらかんちゃらで掃除がラクなんですよ!!

……。
(いや、風呂の掃除はわたしがやってるんだけど)

わたしが外に働きに出ているとも一言も言っていないのに、勝手に「帰ってくるのが遅い」とも思われているんでしょうね。

ほかにも、台所にある「ちょっとした机のスペース」を説明してくれているときも……

このスペースは奥様にとっては使い勝手がよいと思いますよ!!

……のような感じです。

料理を作るのは女の仕事」という前提条件が頭の中にあるんでしょうね……。

「その前提条件に当てはまらないこともある」と考えよう

モデルハウスだけではありません。

家具や電化製品を買うとき、お店の人と話していても、こういう前提条件で話されますよね。

常に「その前提条件に当てはまらない人もいる」と思っておくことが重要です。

その前提条件に当てはまらない人にとって不快な思いを与える「諸刃(もろは)の剣」ですから。

こういうことを言うと「じゃあどう言えばいいんだよ!」という人もいるかもしれません。

簡単ですよ。こんなふうに確認をすればいいだけです。

どちらがお風呂の掃除をされていますか?

こんなふうに確認してもらったら、わたしもこう答えられるわけです。

あ、わたしです!

いつもお風呂の掃除って大変じゃないですか? 実はこの浴槽は……(以下省略)

これだと「誰にも使えるテンプレート」として優れていませんか?

あなたの前提条件は失礼になっていませんか?

人を不快にさせる「前提条件」は、日常のいたるところに存在します。

  • 弁当を見たら「愛妻弁当?」と聞いてくる自分で作っている可能性がある
  • 既婚女性に「旧姓は?」と聞く(夫が改姓した可能性がある
  • テレビのレポーターが、高齢の方に「お母さん」とか「お父さん」と呼びかける(結婚してない・子どもがいない可能性がある

一番下の例の場合「高齢なんだから当たり前に結婚して子どもがいる」という前提条件ですよね。

この前提条件だと、相手が「結婚したくてもできない人」や「子どもがほしくても持てない人」だった場合、かなり失礼になるし傷つけることもあります。

とにかく、現代社会は多様化しています。間違いなく。

そのため
人生・ライフスタイルは人によって状況がまったく違うということを知っておいてください。

当たり前すぎるんですけどね……。

もしかすると、わたしが接した人の接客レベルが低いからこんな対応だったのかもしれません。

でも「多様化」というキーワードの叫ばれる近年ですから、「前提条件」はあくまで「前提条件」であることを覚えておいてくださいね!

この前提条件がひどくなると偏見になるのかな……とこの記事を書きながら思いました。

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