ネットショッピングとは? ネットで買い物したことがない人にメリット・デメリットを伝えます!

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

ネットショッピングという言葉は日常でも耳にしますが、こんなふうに思って乗り気にならない方も多いのではないでしょうか?

ネットショップに対する気持ち

  • だまされそうで怖い
  • やりとりが面倒くさそう

でも、長年の間ネットショップの店長をしていたわたしにひとこと言わせてください。

今の時代、
ネットショッピングを使わないのはもったいないです!

ということで、本記事ではネットショッピングの仕組みネットショッピングのやり方を超初心者向けに詳しく紹介します。

簡単に言うと「便利だからネットで買い物をしようぜ!」という内容ですね!

ネットで買い物するってどういうこと?

わたしはネットショッピングが大好きです。

毎月、ネットショッピングでいろいろ買いまくっていますが、楽しいんですよねー。

なぜなら、効率がよく無駄がないからです。ほしくなったときにスマホひとつで注文できるし、ふつうに買うよりも安いこともよくありますし。

世界最大のネットショップ「Amazon」の画面
世界最大のネットショップ「Amazon」の画面

実はわたし、ただのネットショッピング好きではありません

買い物する側だけでなく、ネットショップの店長として7年ほど働いていたこともあって、売る側のことも熟知しているんです。

そんなわたしが、ネットで買い物をすることについてわかりやすく説明します。

「ネットショッピング」ってなに?

今では「ネットショッピング」という言葉が普通に使われていますが、どういう意味でしょうか?

「テレビショッピング」がテレビを使って買い物するのと同じで、「ネットショッピング」とはインターネットを使って買い物するものです。

とはいえ、やったことがない人には意味がわからないですよね。

では、「ネットで買い物をする」……とはどういうことかを大手ショッピングサイト「Amazon」を使って具体的に説明します。

Amazonのサイトはこちら

世界最大のネットショップ「Amazon」の画面
世界最大のネットショップ「Amazon」

ネットショップで「買い物カゴ」をクリック

まずはネットショップで、ほしい商品のページに行き、「買い物カゴ」のボタンをクリックします。

商品のページには必ず下記のようなボタンがあるんです(下画像はAmazonの例です)。

カートに入れるボタン
「カートに入れる」のボタンをクリックする

このボタンを押すとどうなるかというと、ショッピングサイト内の架空の「買い物カゴ」の中に商品が入ります

買い物カゴというのは、まさにこれ!

出典: Amazon『錦化成 収納 バスケット ミニーマウス ショッピング10』

なので、「カートに入れる」をクリックしてもすぐに買ったことにならないので大丈夫です! 自分がほしいものを「架空のカゴ」に入れるだけ。

ボタンの文字はアマゾンの場合「カートに入れる」ですが、お店によって「買い物かご」「買い物カート」「購入する」などいろんなパターンがあります。

ネットショップで情報を入力

買い物カートにほしい商品を入れたら、自分の個人情報を入力する画面になります。

そこで個人情報(名前、住所、電話番号、メールアドレスなど)を入力しましょう。

楽天のアカウントへの個人情報登録
楽天のアカウントへの個人情報登録

なぜ個人情報が必要かというと、配送するときに住所などがわからないと届けられないからです。

注文確認メールが届く

そして、購入したショップから「お買い上げありがとうございます」のような「注文確認メール」が届きます。

次のように画像付きのメールで、たいていが自動で届きます。

注文確認メール
ネットショップからの「注文確認メール」

自分が入力した情報が間違いないか確認しましょう。なにか問題がある場合(商品の到着指定日を変更など)は、担当の方にメールしましょう。

この「注文確認メール」がショップから届かない場合は、メールアドレスを入力し間違えた可能性があります。担当の方にメールをしてみましょう。

ネットショップから商品が届くまでの流れ

そして、ネットショップから商品が届きます。

発送完了メールが届く

お店からあらためて「発送完了メール」が届くことがあります。

どんなメールかというと「発送完了メール」という名のとおり、商品をお店が発送したというお知らせです。

ネットショップから届く「発送完了メール」
ネットショップから届く「発送完了メール」

宅配業者が商品を届ける

商品を届けてくれるのはお店ではありません。クロネコヤマトのような宅配業者になります。

商品を届けるのは「宅配業者」
商品を届けるのは「宅配業者」

発送されてからのトラブルはネットショプではなく、宅配業者に連絡しましょう(← 店長時代、店によく連絡が来て困ってた)。

ネットショップ自身が配送をしているわけではないので、言われても困りますよね……。

商品が届く

そして商品が届きます。

トイザらスからのダンボール
ネットショップのトイザらスから届くダンボールは宝箱デザインです

ネットに慣れてない方の場合、代金引換から始めると安心かもしれません。

代金引換というのは、商品を宅配業者が自宅に届けてくれるときに、その宅配業者に商品の料金を払って商品をもらうという形です。

あらかじめ現金を用意しておきましょう。

ただ、クレジットカードが圧倒的に便利だしポイントもつくのでオススメします。楽天カードとか取りやすいのでおすすめ。

ネットショッピングのメリット

では、お次はインターネットでお買い物をするメリットを紹介します。

家から一歩も出ずに買える

まず、一番のメリットは家から出ずとも、パソコン、もしくはスマホがあれば買い物ができることです。

ネットショッピングなら家を一歩も出ずに買い物ができる
ネットショッピングなら家を一歩も出ずに買い物ができる

これ、別に出不精であるとかそういう問題だけではありません。

事情があって外に出られない人

特に事情があって、家を出られない人もいますからね。

たとえば、次のような方などがあげられます。

  • 身体が不自由な方
  • 介護をしている方
  • 赤ちゃんの世話をしている方

うちの父親も脳梗塞でお店に行けませんが、ネットショップで買い物できるようになればかなり生活は変わると思っています。

ほしくなった瞬間に購入できる

インターネットショッピングの2つ目のメリットは、ほしくなった瞬間に購入できること。

サラリーマンの方はとくにですが、仕事のあとにお店に立ち寄るのが難しい場合がありますよね。

残業が多くて、帰る時間にはお店が閉まっていたり、帰りにお店に寄るテンションもない……という方とか。

どんな真夜中でもネットのお店は開いている
どんな真夜中でもネットのお店は開いている

でも、ネットショップは深夜に家に帰っても、いつでも注文ができます

ただしすぐには手に入らない

ただ、対面販売と違って、ネットで注文をした瞬間に手元に商品が瞬間移動で届くことはありえません(笑)。

注文すると、お店には「注文メール」が届き、それを翌日にスタッフの方が見ます

そのあと、梱包や発送の手続きなどがあるため、注文してから着くまでに3日……という場合がほとんどです。3~7日ほどかかることも珍しくありません。

つまり、商品を買ったあと、届くのを待つという時間が必要なんですねー。

ほしいものは忘れやすいので、ほしくなった瞬間に「買う」という行動に起こせるネットショッピングはありがたいです。

でも、音楽や電子書籍(Kindleなど)なら、買った瞬間にダウンロードで手に入るので、買った瞬間に手元に商品が届きますね。

ド田舎に住んでいても関係なく買える

田舎や山奥に住んでいると、お店に行くのも大変です。

……というよりも、そもそも、その町にお店がないこともあります

どんな田舎にいてもほしいものが買える
どんな田舎にいてもほしいものが買える

でも、ネットショップはどんな場所に住んでいても買い物ができますよね?

しかも、配達業者さんが送ってきてくれるので、山を下りたり、隣町まで買い物に行かなくても手に入り、楽ちん!

宅配料金がかかる?

ただし、多くの場合、宅配業者さんが届けるため、商品を送ってもらうだけで余分に「送料」がかかります

これは当然ですよね。便利さを取るか、お金を取るか……という選択です。

なのですが、Amazonはとんでもないサービスをしています。

Amazonプライムという会員制度です。

会員とは言っても年間たった5,900円を払うだけで、送料がずっと無料になるんですね。

400円の漫画1冊を買っても送料無料……。どうなってるんだ?!

Amazon 公式サイト

本屋さんに足を運ばずして買えて、送料もかからない。

これだったら、よっぽどその日に読みたい本じゃない限りAmazonで買いますよね。

Amazonプライムについて詳しくはこちらをどうぞ。

Amazonのプライム会員ならすぐ届く

しかも、Amazonプライム会員には「お急ぎ便」というのがあって、翌日に届くというむちゃくちゃなサービスまで付いています(全商品が対象ではありませんが)

さらには、Prime Now(プライム ナウ)というクレイジーなサービスもあります(これもAmazonプライム会員のみ)。

「Prime Now」はなんと、購入ボタンを押してから、
たった2時間程度で商品が届くというサービス……。

もはや意味不明すぎる!

(ただ、こちらは大都市付近にしかありません)

Amazonプライム会員は年間5,900円と激安なのにすごいですね。1日あたりに換算すると16円ですよ。

Amazon 公式サイト

ネットの方が安く手に入る

ネットショップの4つ目のメリットは、ネットショップのほうが安く手に入ることです。

商品によってはネットショップの方が安いものがある……というよりも安いことが多いんですよね。

その理由として、お店という「場所」を持つ必要がないことがあげられます。

つまり、土地代や建物代を抑えることができるから安くなるんですね。

電化製品はどこで買っても同じ
電化製品はどこで買っても同じ

もちろん、ネットショップをインターネット上に用意する必要はありますが、建築費などとくらべると雲泥の差でしょう。

お店を安く運営できるぶん、料金に反映され、安くなるという仕組みですね。お互いにWin-Winな関係です。

とくに電化製品のように「どの店で買ってもよいもの」は、ネットで買ったほうが安くなる傾向があります。

品ぞろえが実店舗よりも豊富

ネットショッピングの5つ目のメリットが品ぞろえが実店舗よりも豊富なことです。

実店舗をかまえるとなると、場所のほかにもうひとつお店がかかえるものがあります。それが在庫

たとえば、本なんて無限にあるので、本屋さんはの在庫はどうやっているのでしょうか。すごいですよね。

基本的にどんな商品でもある

でもネットショップなら、究極を言うと在庫をかかえなくても商売ができるんですよ。

発送日は遅くなりますが、メーカーに注文があったものだけを発注する……のようなこともできます。

本屋さんの在庫
本屋さんの在庫

そうなると、ある意味、在庫は無限で、どう考えても町の本屋さんよりネットショップの方が在庫が何倍もあるというのが理解できますよね。

なのでレアなものもネットの方が見つけやすいということです。

重い物でも運ばなくていい

ネットショップの6つ目のメリットは、重い荷物を持たなくてよくなることです。

つまり、ネットショッピングだと、商品を家まで運んでくれますからねー。

そう。宅配業者が運んでくれるため、重い物を買っても安心です。

重い商品のように買いにくいものも簡単に手に入る
重い商品のように買いにくいものも簡単に手に入る

もちろん冷蔵庫とかなら電器屋さんも運んでくれますが、中途半端なものだったら自分で運ばないとだめです。

あとは、毎日買いに行く食材ですね……。これはAmazonフレッシュというサービスで解決しますが。

わずらわしいやりとり抜きで買える

ネットショッピングの7つ目のメリットは、お店の人とやりとりをせずに買い物ができること。

そもそも「家を出ずに買える」ので、お店の人どころか誰とも会わずに買えてしまいます。

ネットショッピングなら煩わしいやりとりがない
ネットショッピングなら煩わしいやりとりがない

たとえば、コミュニケーションが苦手な方でも問題なく買えます。

お店で「なにかお探しですか?」と言われるのがうざいとか、監視されているようで嫌だ!!という方もリラックスして買えます。

もちろん、宅配業者さんとはやりとりが必要かな。

周りの目が気になる商品でも

あと、お店で対面で買うのが恥ずかしいような商品もためらいなく買えます。

大人になってからプリキュアの商品を買うのは恥ずかしいですが、ネットだとクリックひとつです。

出典: Amazon「プリキュア オープニングテーマコレクション2004~2016(期間生産限定盤)

宅配業者さんにも梱包の中身がわかりませんし。

ネットショッピングのデメリット

お次はネットショッピングのデメリットです。

メリットがある反面、やはりデメリットはつきものです。

商品現物を見られない

ネットショッピングの最大のデメリットというのが、商品の「現物」を見られない、触れないことです。

このデメリットをカバーするには、ショップ側の写真の質や、文章の技術にゆだねられます。

ですが、それでも本物に触れないという事実は覆せません

こればっかりはどうしようもないように思えますが、返品や交換はやってもらえるところがほとんどです。

Amazonだとこういうふうに明記されています。

Amazon.co.jpで販売されている商品は、一部の例外を除いて返品・交換可能です。返送方法は出品者や商品、返品・交換の理由によって異なります。

Amazon.co.jp ヘルプ: 返品・交換の手続きをする

きちんと返品をさせてもらえるんですね!

文字入力するスキルが必要

ネットショッピングのハードルとして大きな壁はパソコン、もしくはスマホが使えるかどうかです。

特に、スムーズに文字入力ができるかどうかはハードルになってくるでしょう。

パソコンのタッチタイピング、スマホのフリック入力に才能は必要ないので、ぜひともマスターすることをおすすめします。

一度身につけた技術は失われず一生使えますので……。

「アカウント」などの専門用語がわかりづらい

ネットショッピングのもう一つのハードルが「専門用語」だと思います。

たとえば、ネットショッピングをするとなると、アカウントという専門用語に直面します。ここで、「ええ……ついていけない」と思って諦めがちです。

ぜひとも少しずつ慣れていってほしいです。わたしもそういう専門用語についての記事を今後も書いていきたいと思っていますので!

クレジットカードが必要になる

ネットショッピングのデメリットの4つ目はクレジットカードが必要になることです。

そう。ネットショッピングを円滑に行うにはクレジットカードが必要なんですよね。

ですが、多くのお店ではクレジットカード以外に以下の手段を用意してくれています。

カード以外のお支払いの手段

  • 銀行振込
  • 郵便振替
  • 代金引換

それを使っても買い物はできますので!

クレジットカードは安全です

クレジットカードは安全面に問題がないと思っているので、ガシガシ使っています。

もちろん、怪しいサイトではぜったいにクレジットカードを使ってはいけませんよ!

そもそも18年ぐらい使ってますが問題ないですから。

わたしの愛用する楽天カード
わたしの愛用する楽天カード(ナンバーは加工していますよ)

もしクレジットを作るなら、「楽天カード」が取得しやすいしオススメですよー。

商品料金が安いと送料がかかる

対面販売の場合は、こちらが移動してお店に出向きます。なので、送料はかかりません。

でもほとんどののネットショップで買い物をしたときには送料がかかります。

合計金額が5,000円以上、10,000円以上になると送料無料になる……というショップもありますが、そんなに買えんわ!ってことがほとんどです。

Amazonプライムならずっと無料

Amazonでの買い物に限りますが、「Amazonプライム」の会員になっておくと、毎回、送料が無料になります

会員とは言っても、ハードルが超低く、たったの4,900円/年ですからねー。これはなっておいたほうがいいですね。

Amazon 公式サイト

近所のお店がつぶれてしまう可能性

そして最後のデメリットは、ネットショッピングがあまりにも普及してしまった場合のデメリットです。

日本人全員がネットショッピングだけになると、家の近所にあるお店が売れなくなってしまうかもしれません

あの店、もしかしたらつぶれてしまうかも?」というお店、近所にないですか?

近所のお店のメリットは「緊急で何か必要になったときにすぐに手に入る」ということです。

つまり、ネットショップだけが繁栄してしまっても問題が起こってしまいます。

「ネットショッピング最高!」という記事ですが、近所のお店にお金を使うことも大切です。

つぶれられると困るお店では「応援」という意味合いも込めてちゃんとお金を使ってくださいね。

というわけで、なんだか途中からAmazonプライムの宣伝ちっくになりました(笑)。

でもそれぐらい全力でオススメしたいので、とりあえずAmazonプライムに登録しておいて、Amazonでネットショッピングライフを楽しんでください。

Amazon 公式サイト

Amazonプライムについて詳しくはこちらをどうぞ。

ほかにもいろんな用語を紹介していますよ♪