「ブログネタがない」と嘆く方必見! ネタの探し方を大公開!

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

ブログの初心者で、こんな悩みを抱える方って非常に多いですよね。

ブログのネタがなくて困っているっス!

でも、わたしは11年間ブログを書いてきて、たったの1回もネタに困ったことはありません

それはわたしがスゴイのではなく、あることを知っていたからです。

その「あること」とはブログのネタは自分の周りにあふれているのに、ただ単に気づいていないという現実!!

「いや、家と会社の往復の毎日なのにネタなんて……」という方にこそ、この記事を読んでいただきたいです。すでに持っている宝物に気づくハズですので♪

ということで今回は、ブログのネタ探しについてこの上なく詳しく紹介します。

【前提】だれもがネタに囲まれて生きている

ブログを書いている人の中には、ブログのネタに困らない人がいます。そういう話を聞くと……

いいっスね……。ネタに困らない「人と違った生活」を送ってるんっスね。

……と思いそうですが、違います!! まったく違います!

わたしはたくさんの初心者ブロガーから「ネタに困っているんです」という相談を受けてきました。

で、実際にお会いして話を聞いていると「ネタだらけじゃないですか! なんでそれを書かかないんですか! もったいない!」と叫ぶことばかり。

これはほぼ100%の確率で叫んでいます。つまり、「それがネタになる」ということに気づいていないだけなんですね。

ということで、ネタの集め方というよりも、「ネタだらけの日常に気づいてもらう」というのがこの記事の目的になるかも?

ブログのネタの集め方

では、ブログのネタを集める方法を1つ1つ紹介していきますね!

経験・体験をネタにする

まずは自分の経験や体験、自分の持っている技術や知識をネタに記事にする方法を紹介しますね。

言い換えるとすでに知っていることをブログのネタにするということですね。

体験からネタを探す

まずは、ある意味最も簡単に書けるブログのネタ「体験から出てくるネタ」です。

ニュージーランドに行ったときの体験
ニュージーランドに行ったときの体験

世界中の人に、ブログのネタとしてもっとも多く使われている手法の1つです。

体験とは言っても、こういうのはアウトです!!

こういうのは読まれない

  1. 朝起きて……
  2. 家を出て……
  3. 友達とランチに行って……
  4. 帰ってテレビを見た。

自分がその日にやったことをダラダラと書いただけの記事ですね。

日記記事」と呼ぶこともありますが、
この世で最も面白くないと言われる記事の一種ですね……。ううっ。

どこの誰かわからない人の何の変哲もない体験では誰も興味を持ってくれないのです。

だたし、書いている人が芸能人とかスポーツ選手で、執筆者自体にブランドがある場合はべつですよ!

つまり、フツーの人がフツーのことを書くのがアウトなだけです。

田植え前の水田
田植え前の水田

ただ、普通の日常をおもしろく書くのは超難しいと思うので、こんな体験を率先して書くのをオススメ。

オススメの体験記事

  • 人と違う体験
  • 珍しい体験
  • 大失敗した体験

体験そのものに希少価値があれば、日記のように書いても面白いです。

わたしの場合は「バセドウ病」という病気にかかったことについての闘病日記とか書いています(注意:現在は健康関連の記事は書かないのをおすすめします)。

闘病日記なんかは同じ境遇の人から非常に喜ばれます
闘病日記なんかは同じ境遇の人から非常に喜ばれます

こういう内容は、書く人にとっては「日常」でも、ほかの方から見ると「非日常」なので書く価値がありますよね。

体験した「成功談」や「失敗談」もオススメです。

成功談・失敗談はウケる

  • 受験の成功談(失敗談)
  • 商品購入の成功談(失敗談)
  • 恋愛の成功談(失敗談)
  • ダイエットの成功談(もしくは失敗談)

成功したらその秘訣を、失敗すれば「こうすればよかった!」なことを書けます。

ほかにもいろいろありますが、体験はすべてがネタになります。まさに無限大。

こんな体験もネタに

  • 旅行で見たもの
  • 食べたもの
  • 買ったもの
  • 嬉しかったこと
  • 困ったこと

自分では当たり前に思っていることでも、周りの人にとっては新鮮なんです!

あなたが「え? こんなこと知らない人いるの?」っていうレベルのことも実は一般的には知られていないということをマジで知っておきましょう。マジマジ!

自分の好きなものをネタに

そして、自分の好きなものについて書くことはブログの王道中の王道ですよね。

「沖縄大好きで毎年5回以上行ってるぜ!」とか「うがー!!! 毎日ハンバーガーを食べたい!」といった熱い感情は良い記事を生みそうですね。

カナダで食べたハンバーガーの画像
カナダで食べたハンバーガーの画像

「私がハンバーガーを大好きでたまらない100の理由」とかおもしろそうです。まぁ、そんなに書けませんが(笑)。

好きな漫画、好きな音楽、好きな映画など、好きなものっていくらでも書けますよね。しかもマニアックに。

好きな音楽とか
好きな音楽とか

ぜひ熱い想いをブログに書いて、同じような趣味の方や、まだその良さを知らない人に教えてあげましょう。

自分の住んでいる地元のことをネタに

自分の住んでいる地元の情報について書く方法もあります。

わたしの場合は、香川県という片田舎に住んでいるので、香川県のことは県外の方よりも多くの情報を持っています

その土地の神社とかは地元では有名でも外の人には新鮮
その土地の神社とかは地元では有名でも外の人には新鮮

それは愛県心が強いとか関係なく、住んでいれば自ずと地元情報が入ってくるので、簡単に書けるわけですよ。

たとえば、上の画像は香川県にある「あじさい神社」として有名なところ。

すごいところなんですが、地元でも知らない人が多いんですよねー。

そこから発展して、地元のグルメ、特産物についても県外の人よりも詳しく書けると思います。

わたしはグルメではまったくないのですが、讃岐うどんを食べる回数が他県の人と比べると圧倒的に多いです。

うどんの記事に使った画像
うどんの記事に使った画像

そんな理由で、讃岐うどんのことならガッツリ書けるんですよね。

こういうネタは、日記的につらつらと書くだけでも面白くなることもあり、一定の需要が常にあります

自分の知識をネタに

そして知識をネタにする方法です。自分が働いている業種の知識とか。

わたしの場合は仕事として、こんなことをしてきました。

ヨスの体験した仕事

  • データ入力の仕事
  • デザインの仕事
  • 日本語教師
  • ネットショップ店長
  • WEB制作

なので、これらの中で得た知識やスキルは出来る限り「How to ネタ」としてアウトプットしていっています。

デザインでいうと、こういう知識とか。

私の場合はデザインの知識とか
私の場合はデザインの知識とか

ノウハウを伝える記事は非常に手間がかかりますが、求めている人も多いハズなんですよ!

特に偏った業種、変わった仕事をしてきた方の場合は、こういうネタは活きてきますね。

実際のところ、ネット上に出回ってないネタってまだまだあるんです。

もちろん企業の秘密情報とかはあるので「常識」や「道徳」というフィルターを通してから、記事にするかどうか決めてください。

メディアからネタを得る

そして、メディアを通して得た新しい情報をネタとしてアウトプットする方法です。

ただし気をつけたいのは、
ただの情報の横流しではダメだということ。

たとえば「Googleが性差別のない絵文字を提案しています」というニュースを聞いて、そのまま書くのはパクリ記事というやつ。

下記記事を見てほしいのですが、それに関して思ったことをガッツリ書くと価値ある記事に早変わりです。

参考: Googleが性差別のない絵文字を提案! もし日本企業がこれを作っていたら…

自分の思想や経験、感情のフィルターを通して、自分なりの意見や熱い想いなんかを、必ず引用文章の倍以上は入れるようにしましょう。

引用は少しなら問題ありませんが、記事のほとんどが引用になると「盗用」と呼ばれる行為になりますのでご注意を!

テレビ・新聞・雑誌でネタ探し

まずはテレビ、新聞、雑誌などで観たものをネタにする方法です。

特にテレビは、未だに最も日本に浸透している情報収集メディアですよね。

ニュースや、スポーツ、お笑い番組、ドラマについて、好きな芸能人について書くのもアリです。

一番いろんな人たちが見ている可能性が高く、共通のネタということです。なので、皆も興味を持ちやすい(=読まれる)と言うわけ!

大好きなドラマについて、崇拝しているミュージシャンについて超熱く語ってみてください。いい記事が書けるはず。

書籍・映画をネタに

そして、書籍や映画をネタにする方法です。もちろん漫画も含みます。

うーん。これらはメディアというよりも、「1つの作品」と呼んだ方が適切ですかね?

こういう作品をネタにブログを書くと、書評・レビューというジャンルになる場合がほとんどかもしれません。

こちらはストーリーをそのまま書くと小学生の読書感想文になりますので、「自分の思想」と照らし合わせて書きましょう。

インターネット・SNSから鮮度の高いネタを

最後はお約束のインターネットからネタを仕入れる方法。

情報のスピードが最も速いメディアがインターネットなので、そこから鮮度の高いネタを仕入れるのは合理的です。

最新の流行っていることなどを発信するブログを運営したい場合は必須ですね。

TwitterFacebookのようなSNSから情報収集することも含みます。

ネットから仕入れたネタでブログを書く場合は、特にスピード勝負だと言えるでしょう。

手に入れた新鮮なネタを、いかに速く執筆してGoogleの検索結果に載るかも重要になります。

検索結果であまり上位に表示されない「弱いブログ」でも、誰よりも桁違いに速く情報をアウトプットすることができれば、優位に立てます。

ただし、メディア・リテラシーと呼ばれるスキルが必要です。

メディア・リテラシー(英: media literacy)とは、情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと。

メディア・リテラシー - Wikipedia

ほかの方の記事に対する賛同意見とか反対意見を熱く語るという方法もありますね。

他の人が書いた記事にすごく心を揺さぶられたときはやってみてもいいかもしれません。

自分が頭で考えたことをネタにする

自分がふと考えたことをネタにする方法です。

これが一番高度かもしれませんが、一番おもしろくなる可能性があります。なぜなら一番個性が出るところだから!

人は皆が違いますよね? 経験も違うし、生まれた環境も違う、選ぶものも違います。

なので、同じ事象を見ても考えることがぜんぜん違うわけです。

何か行動をして考えたこと

人は1日の中でいろんな行動をします

朝起きて、顔を洗って、トイレに行って、朝ごはんを食べて……朝やることだけでも書ききれません。

その中で、毎日やる「洗濯物干し」でも、「こうやったらもっと速く洗濯物を干せるのではないか?」と考えると、それがネタになります。

洗濯の効率の良い干し方を考えた記事とか
洗濯の効率の良い干し方を考えた記事とか

ライフハック」と呼ばれるジャンルですね。

ライフハックネタは求めている人がすごく多いので、オススメです。新しいことを考えるのが得意な人はガンガン発信しましょう!

ふと思い浮かんだもの

一発ネタとか、なんか突然思い浮かんだぞ!ってものをネタにするのはどうでしょうか。

これはかなり個性的でオンリーワンのにおいがしますね。

ネタ系の記事
ネタ系の記事

わたしはほとんど書きませんが「『止まれ』の標識についてふと考えた」のような記事がそうですね。ネタ系の記事ってことです。

自分の思想

そして、「自分の思想」をネタにするという方法です。

たとえば、こちらのイラストは「『主人』という日本語はオカシイ」というわたしの思想の一部を図にしたものですが。

配偶者を「主人」って呼ぶのはオカシイと思う
配偶者を「主人」って呼ぶのはオカシイと思う

何気ない日常を通して感じたこと、社会に対して思ったことなどは、オリジナリティーにあふれることが多いです。

「え? みんな同じように考えているのかと思っていた!」ということはよくあります。

会社に男性がお弁当を持って行ったときによく言われる「それって愛妻弁当?」という質問

「それって愛妻弁当?と聞かれました」で終われば面白くない記事ですが、そのときに思ったことなどを発展させるとそれだけで記事が書けます。

参考: 「愛妻弁当ですか?」って……女だけが弁当を作ると思ったら大間違いやで!

ただし、基本的にどんな思想でも、共感してくれる人と、反対意見の人がいます

なのでSNSやコメントでネガティブなことを書かれる可能性があることも知っておきましょうね。

そして、ネガティブなコメントが来ても気にしないようにしましょう。

自分の作品をネタにする

最後に自分の作品をネタにするという方法です。

今さらですが、「ブログ」っていうメディアが個人に与えたインパクトはすさまじいですよね。

もしインターネットが、ブログがなければ、どうやって不特定多数の人に自分を表現ができるのでしょうか? 皆目検討もつきません。

自分の撮影した写真

自分の作品で最もポピュラーなものの1つが写真かなと。

携帯電話や、iPhoneをはじめとするスマホにカメラが標準装備されていることもあって、SNSに写真投稿をしている人は多いはず。

水田の写真を撮るのが大好き
水田の写真を撮るのが大好き

その写真もSNSだけでなく、ブログのネタになります。

プロの写真だけでなく、日常で適当に撮った写真だとしても立派な作品ですから。

ただし、自分や撮られた人のプライバシーが不必要に漏れそうな写真は控えましょう

顔や車のナンバーにモザイクやぼかしを入れるなどをして。

周りの人の顔はボカシやモザイクでわからないように
周りのお客さんの顔はボカシやモザイクでわからないように

あと検索されることも考えると、写真だけでなくその写真についての想いや背景を文章でしっかりと書いたほうがいいです。

Googleは写真画像だけでは「何もない」と判断する(←つまり文章しか読んでくれないということ)ので、写真だけで文章が無いと、検索結果に現れませんから。

自分の描いたイラスト・漫画

そして、発表するのは写真でなくてもかまいません。

イラストや漫画の描ける人はぜひともブログで公表してください。

わたしの描いた似顔絵イラストたち
わたしの描いた似顔絵イラストたち

とくに漫画はSNSとも相性がいいので、漫画が得意な人はTwitterやInstagram、TikTokなどでも同じ作品を投稿するのがオススメですよ。

自分の作った作品

そしてブログで表現できるものは、文章やグラフィックだけにとどまりません。

自分の作ったものなら何でもブログのネタになります

これは無限にネタがありますね。

自分の作品とは?

  • 料理
  • 音楽
  • 小説
  • 動画
  • 陶芸

これらを制作するのが好きな方、得意な方は、ブログはそれらを表現するのには持ってこいの場所です。

よくFacebookで投稿する方は多いのですが、ブログを使う方がオススメ。

Facebookは友達数名が「いいね!」したら流れ去って終わりですよね?

同じ情報をブログに投稿すれば、インターネット上に蓄えられ、Googleに検索され、今後人の役に立つことがあるかもしれません。

さらに言うと、その作品が有名な方の目に触れて、大ブレイクする可能性もゼロではありません。

作品を家の押入れに入れておいてもホコリをかぶるだけですが、ネット上に発信するだけで自分の夢に向かわせるアクセルになるかもしれないってことです。

ちなみに、無料でネットショップを作れるBASEを使って作品を売る → ブログで紹介する……という流れもオススメです。

ネタを探すときに覚えておくこと

最後にネタを探すために覚えておいてほしいことをまとめます。

まとめるとこちらの5点になります。

  1. 自分の好きなものをちゃんと知っておくこと
  2. 常にアンテナを張っておくこと
  3. 日常はネタにあふれている現実を知ること
  4. いつでもメモを取れるようにしておくこと
  5. ネタを考えるのはパソコンの前ではないこと

自分の好きなものをちゃんと知っておく

まずは自分が今興味を持っていることなどをちゃんと頭で理解しておくことです。

意外と人間って自分のことをよく知らないんですよ。

たとえば、わたしは「水田」が好きなのですが、自分で意識するまで気づいていませんでした。

自分の「好き」「興味」を常に自覚しておくと、ネタになるものが見つかりやすくなります。

常にアンテナを張っておく

自分の興味を明らかにし、知ることで、その対象に対してのアンテナをしっかりと張れます

「アンテナ」という表現を使いましたが、意識しなくても「その対象」の情報を探し続けるというイメージです。

説明が難しいな……。

たとえば、ボーっとテレビを見てても、ニュージーランドが好きなら「原産はニュージーランドです」というひと言でも反応しますよね?

そんな「アンテナ」を複数持っていれば、毎日何かに反応できるはずです♪

日常はネタにあふれている現実を知る

そして一番重要なことが、日常はネタにあふれているという現実を知っておくことでしょう。

よく、地方に住んでいる人が「東京はネタだらけでいいよなー」のように言うんですよ。

この記事ですでに言っていますが、そんなことありません!

あまりにも日常になりすぎた環境のため、
ネタをネタとして認識できていないだけです。

都会だからとか、地方だからとかは一切関係なく、誰の環境もネタに囲まれている事実をちゃんと理解しておきましょう。

いつでもメモを取れるようにしておく

そして、ネタが浮かんだらすぐにメモしましょうね!

いいネタが浮かんでも、忘れてしまっては意味がありません。

スマホでも紙でも何でもいいので絶対に!!

ネタを考えるのはパソコンの前ではない

ブログ初心者で、もしかしたらパソコンの前で「ネタがない……」と唸っている人がいるかもしれません。

じつは、ブログを長年やっている人にそんな人はいません

「え? どういうこと?」と狐につままれたかもしれませんね。

ネタを考えるのはパソコンの前ではなく、パソコンの前にいない間なんです。

ここで書いてきたように、常にアンテナを張り、日常の中でネタに気づくようにし、メモを取っておけばいいだけです。

パソコンの前に座ったときには、ネタをリストにしたメモ帳が手元にある。この状態でネタに困るなんてありえませんよね?

ということで、ネタの探し方をまとめましたが、大したことは書いていません。

だって、日常はネタだらけですから。そのネタを「ネタ」として認識するかどうかの問題です。

ぜひその目の前のネタに気づきましょう!

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