こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はカナダで19年以上在住して、日本から来る留学生のサポートをしていらっしゃる末永真一さんを紹介します。
本当に素敵な方で、仲良くさせていただいています。

カナダに住んでいたときもお世話になりっぱなしでした!
カナダ在住19年以上の末永真一さん
ご縁があって、わたしが仲良くさせていただいている末永真一さんという方は、カナダ在住の留学アドバイサーです。

先日も「観光案内するから遊びにおいでよ!」と軽いノリで誘われたので「あ、じゃあ!」という軽いノリでカナダ(バンクーバー)に遊びに行ってきました。
こういうノリ大好きなんですよ、わたし(笑)。
日本でお会いしたときから、ノリが合う以外にも業務効率とか考えが近いなぁと思っていましたが、なんと同い年なんです。びっくりしました。
人のこと言えませんが、末永さん、若く見えます。
カナダ留学アドバイサーとしてカリスマ
「軽いノリ」「年齢不詳」のようなことばかり書いていますが、そんなこと言ってはダメです!
すごい人なんですから!!
末永さんのすごいところを簡単にまとめると……
- カナダ在住19年
- 日本にいたときはSEをしていて超・社畜(月に400時間勤務)
- 1981年から営業している老舗の留学エージェント「カナダジャーナル」の元ジェネラルマネージャー
- 現在は「カナダ留学コンパス」を統括
- 今までに5,000名以上の留学生をサポート
留学アドバイサーと聞くとキビキビしている印象ですが、末永さんのすごいところは、全く威圧感がないということです。
お話していて「安心する」という感じですかね。
ということで、そんな末永さんにいろんなお話を聞いてきました!
超・社畜だった時代

末永さんは日本にいた時代は何をされていたんですか?

実は元SE(システムエンジニア)をしていたんです。あれは2002年ですね(遠い目)。

なんと、SEだったんですね! 勝手な想像ですが、拘束時間ハンパなかったんじゃないですか?

まさにお察しの通りでして。今で言う「社畜」の中の「社畜」でした。毎月400時間以上働いていましたよ……(さらに遠い目)。


うわぁ……。

月に1回だけ土曜日が半日休み……というレベルで、お給料よりも残業代が多いという超・ブラックな職場でした。
超・社畜から脱却できた理由

そんな過酷な状況から、どのくらいで脱却できたんですか?

2年ですね。10歳上の先輩で家族のいるチーフが、驚くことに私と全く同じ生活をしていたんです。

それはつまり、超社畜ライフという意味ですか?

はい。毎日終電で帰り、子どもの寝顔しか見れない毎日。週末は疲れすぎて爆睡……。10年後の自分の姿を見せつけられてゾッとしました。

わたしだったら1ヶ月も持ちませんよソレ!! 2年間のSEの後は、すぐにカナダに渡ったんでしょうか??

はい。実は姉夫婦(夫がカナダ人)がバンクーバーで住んでいまして、勢いでワーキングホリデービザを取って日本を出ました。


なんと! 身内の方がカナダに! それって運がいいですよね!

私もそう思います。姉夫婦はバンクーバーでお店を経営していて、そのお手伝いをしていました。


でもその「勢い」、さすが末永さんですね(笑)。

そのまま姉夫婦のお店で雇ってもらい、店長的なことをやっていました。

たとえばどんなことをやっていたんですか?

たとえば、日本の漫画喫茶的なサービスを始めたりしましたね。日本に古本の買い付けに行ったりとか(笑)。5年ほどそこで働きました。

うわー! 楽しそうですね。その後はどうされたんですか?

語学学校の日本人部門でしばらく働いて、その後は留学エージェントの老舗「カナダジャーナル」に入社しました。

突然の急展開ですね!

カナダジャーナルでの実績を評価されジェネラルマネージャーになり、現在はよりお客様に近いサービスを提供するために独立して、日本とカナダにて会社を設立しました。

「カナダ留学コンパス」ですね。
留学生に学校を紹介するお仕事

現在のお仕事内容である「留学アドバイサー」ってどんなことをしているのですか?

もうそのまんま、カナダに留学(語学学校・大学)を考えている方からの相談に乗り、解決へと導くお仕事です(笑)。


つまり「バンクーバーで安い語学学校教えてください!」みたいに言われて「ここです!」って紹介する感じですか?

超ざっくりと言えばそうですが、そんなに単純なものではありませんよ!(笑)

そりゃあそうです(笑)。どんな点が難しいのでしょうか?

「アドバイサー」というよりも「コンシェルジュ(世話係)」って言ったほうが伝わるかも知れませんね。

「その人に合ったところ」を吟味して伝える……という感じですか?

はい、そうです。ほら、留学を希望される方って、いろんな性格で、いろんなバックグラウンドがあって、十人十色なんですよ。

ですよね。わたしが英語を習うんだったらビシバシ系は絶対イヤです! 褒め殺されるぐらい褒められて伸びる子なので(笑)。

ですよね? そういう希望ってあるはずです。なので、その方のバックグラウンドや、やりとりをして伝わってくる人柄、性格を吟味して「本当に向いている学校」を紹介しています。

めっちゃ難しそう!!

ただ単に「バンクーバーで安いところがいい」というご希望でも、本当にその方にとってオススメすべき学校は安い学校じゃない場合もあるんですよ。

ありそうですね……。わたしだったらめんどくさいから適当に安い学校を紹介しそう。


ヨスさん、それですよ。実際にそういう留学あっせん業者も多いと聞きます。

費用対効果だけを考えれば、そうなりますよね。だって留学生は普通は1校しか行かないので比較できませんからね。

はい、そのとおりです。私は愚直と言われようが、留学生の人生を左右する立場だと認識しているので、譲歩いたしません。

と言うと?!

料金が高くてもその方にとって「こちらの学校の方が絶対に伸びる」と確信している場合はそっちをオススメします。

そんなことすると、お客さんが逃げることありませんか?!

わたしの熱意が伝わることが多いですが、そういうこともあります。でもお金にフォーカスするのではなく、私は「その方の人生」にフォーカスしているので、適当なアドバイスは出来ません。
「日本人の留学生の人生を変える」という使命

というか、末永さんはちょくちょくスマホをいじっていますがゲームですか?

違いますよ(笑)。実は、留学生の質問へお返事しているんですよ。

ええ?! しょっちゅういじってるじゃないですか!

特にですが、こっちに来た留学生の最初の一週間ってめちゃくちゃ不安なんです。その不安をなるべく早く解消してあげたくて、LINEでコンタクトをとっているんですよ!


すごい!! 大変じゃないですかソレ?!

大変ですが、社畜時代とはまったく違いますね。カナダに留学に来られる生徒さんの人生を変えるお手伝いをしていると思うと、やり甲斐がありすぎます。

なるほど! わたしがブログ書くのと同じで、もはや「仕事」という感覚じゃないんですね。

確かにそうですね。どちらかというと「ミッション(使命)」って呼んだ方がいい感じです。
最後に一言

最後に、日本を出て海外で住んでいる先輩として一言お願いします。

え?! いきなりソレですか!!(笑)
(わかりやすい人だなぁ……)

え? そうですか(笑)。でも、本当にそう思うんですよ。とりあえず来てから考えたらいいと思うぐらいです。


でもわたしもそれは思います。結果として「日本の方が良い」と感じたとしても、それはそれで財産だと思いますし。

あと、カナダを含め海外留学と聞けば「英語を身につける」ということばかり言われますが、そんなのはオマケです。

なんと! オマケなんですか(笑)。

はい。そんなたった1つのスキルではなく、目に見えない「自分力」や「人間力」を身につけることが一番です。

留学で得られるものって、日本の平均的な「レール」に乗っていると気づかないことばかりですよね。

はい、日本を一度離れ、海外を通して日本を見ることで気づき得られるものって一生の財産だと思っています。ぜひカナダで「人生を豊か」にしていただきたいと思っています!

わたしも同感です。そのために、わたしもこのブログでも「海外行けー!」って言っていますし(笑)。では、本日はご対談ありがとうございました!
さて、今回は末永さんとの対談ですが、本当に肩肘を張らない方で、わたしと考え方も似てる方です。
なので、友達というひいき目抜きでも最高に信頼できる方です(というか、信頼できない方と友達にはなれません)。

ということで、カナダで住みたい、働きたい、留学したい……と思っている方はぜひ末永さんに相談するのをオススメします。ほんとにまっすぐな人なので。
こちらにこのブログ専用の相談窓口を作りましたので、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事、おもしろかったわ。ほかに似た記事ないん?

「カナダ移住のカテゴリ」にあるきん、そっち見てや。