クジ引きで見える「女の子・男の子フィルター」について

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

日本に住んでいるとよく目にするのが性別での色分けです。

そうです。女の子、男の子という例のお決まりですね。

今回は色分けをすることが問題を引き起こしているというお話です。

男の子用・女の子用

イベントなどで目にする、子ども用のクジの入った箱ですが、こんな色分けがされていることがよくあります。

赤い箱と青い箱

ほとんどの人は当たり前に思っているかもしれませんが、「赤」女の子、「青」男の子の色分けです。

すでに「女の子」「男の子」のフィルターがかけられているんですね。

なので、男の子が「赤い箱」の方を選ぼうとすると、こっちは「女の子用だよ」と言って、「青い箱」の中から選ばせようとします。

こんなふうに必要以上に男女を区別しすぎると、最終的には子どもの出生率を下げる元凶にもなっている性別役割分業に到達します。

これについては以前の記事「男の色・女の色を執拗に区別することの問題」にくわしく書きましたが。

女の子用と男の子用の商品

では、このくじの商品として、どんなものが「女の子用」「男の子用」と振り分けられているのでしょうか?

まずは「女の子用」を見てみましょう。

女の子用

まとめるとこちらです。

  • ヘアゴム
  • サングラスのおもちゃ
  • お姫様ジュエリー
  • ハンカチ
  • バッグ
  • バッヂ
  • レターセット
  • 縄跳び

これでもかとアクセリー系に偏ってますよね。

お次は男の子。

男の子用

  • 鉄砲
  • ヨーヨー
  • バット
  • ピコピコハンマー
  • 昆虫のおもちゃ

このカテゴリ分けは必要なの?

わたしはこのカテゴリ分けに反対です。

その理由は、「女の子はアクセサリ」のように強要する力を感じるから。

「強要」と「教養」は違うんですよ← うまいっ!)。

女の子でアクティブな子もたくさんいますし、アクサリーを恥ずかしいと思う女の子もいます。当たり前ですよね。

いやだったらクジ引きをしなけりゃいいんですが、お祭りな雰囲気でこれをやりたくなるのがふつうでしょう。

大人側が「女の子用はこっちだよ」と余計なことを言わないようにしたいですよね。

こういう日常のちょっとした体験から、女の子はこうしなければならない、男の子はこうしなけらばならないという害のある性別による束縛を学習していくわけです。

商品タイプA・BでOK

そもそもですが、商品のカテゴリ化にいちいち性別を持ち出さなくていいのです。

こちらのような分け方はどうでしょうか?

  • 商品A
  • 商品B

どんなものがあるかは見ればわかるので、Aから選ぶかBから選ぶか、子ども自身に選ばせればいいでしょう。

そんな分け方をするから運営側でも「え?この商品は男の子向けでいいのかな?」っていう無駄な葛藤が生じるわけです。

「自分は男だからこの箱から選ばないとダメなのか」と思わせることで、選択する権利をうばうのはやめましょう

「男の子用の中に欲しいのがあるけど、私は女の子用から選ばないといけないし……」と不満足感を提供するのはやめましょう。

「好きなものは好き」……これに性別は関係ありません。大人だってそうですから!

あ、それと赤・青の2種類もやめてほしいですよね。

この色分けは日本国内では性別分けとしてあまりにもポピュラーになりすぎてますが、色に性別のイメージをつけすぎるのはナンセンスですから。

2014年10月28日 追記: Twitterでこんなツイートを!

ほんとですね。

ハッピーセットは「男の子用」「女の子用」なんて一言も言ってないようです。

そんなことを書くとそもそも選択肢が減りますからね。いい情報ありがとうございます。

2015年2月6日 追記: マクドナルドも元々「女の子用」「男の子用」という分け方だったらしいのですが、2008年に11歳の子が抗議して今のような性別で分けるのを完全にやめたそうです。

参考: McDonald's and me: My fight to end gendered Happy Meal toys.

男の子だからこっちから選ぶとか……そんな枠を作る必要はありません。大人が決めるな!ですよね。

こういう枠の中に抑え込むことは、「差別意識の枠」を作ることを促進しています。

トイレを分ける「区別」とはわけが違うんです。

今の世の中で性別で分けていることをこういった視点で見直していくと、いかに理由のない性別分けが多いか再認識できてビックリしますよ。

こちらは関連記事です。

パートナー

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ヨス

性差別・ジェンダーのカテゴリ」にあるきん、そっち見てや。

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