日記ブログを始める前に! 日記がおもしろくない理由とおもしろくする方法

日記ブログってどうなの?

こんにちは!『ブログ術大全』の著者 ヨス(プロフィールはこちら)です。

ブログをはじめようと思ったとき、なにも考えなければ日記を書いてしまいますよね?

こんな日記ブログを書いていませんか?

日記記事の例

今日の午前中はアルバイトに行ってきました。

お昼はランチでイタリアンの「ヨス屋」に。

同僚の太郎とおいしいカルボナーラを食べてきました。

また行きたいなぁ。

仕事帰りにはコンビニでカップラーメンを買って帰り、1人で食べました。

これを読んだ人全員が、こう思ったはずです。

誰かさん

反吐(へど)が出るほどつまんねぇ!

ヨス

ブログで書かれる日記は、この世の中でもっともおもしろくない文章だと断言できます。

今回は「日記ブログがおもしろくない理由」と、おもしろい日記ブログにする方法を紹介します。

日記ブログがおもしろくない理由とは?

冒頭では強く「日記ブログはつまんねぇ!」と断言しましたが、なぜそんなにおもしろくないのでしょうか?

理由は次の3つに集約されます。

1つ1つ紹介しますね。

「ふつうの人」が書いているから

まず、日記ブログがおもしろくない最大の理由が「ふつうの人」が書いているからです。

逆に「ふつうの人ではない人」である芸能人や有名人の日記ブログは1日に何万人にも読まれます。

なぜ芸能人の日記は読まれるのか?

なぜ芸能人が書いた日記ブログは人気なのでしょうか?

もちろんその人自身にブランドがあり、莫大な数のファンがいるからです。

ファンにとっては「その芸能人の日常がどういうものか」は、最大の興味のネタです。

だからこそ、「今日はコンビニでカップラーメンを買って食べました!」という1行の文でも喜んでもらえるのです。

ヨス

あの人でもカップラーメンを食べるのか!!

……といったように。

ふつうの人が同じことをすると100億%失敗する

芸能人ブログを見て、一般人が同じようなことをするのは禁止です。

100億パーセントおもしろくありません。

「どこの誰だかわからない40代男性」が書いた「今日はカップラーメンを食べたゾ!」という文を読んでテンション上がりますか?

ヨス

「いや、知るかいな!」という感想以外持てません。


「ふつうの体験」を書いているから

日記ブログがおもしろくない2つ目の理由が「ふつうの体験」を書いているからです。

「ラーメンを食べた」という体験は、当たり前の日常的な体験です。

友達に「聞いてくれよ! 昨日、ラーメン食べたんだぜ!!」と言っても「すごい!」と言ってもらえませんよね?

では「ふつうではない体験」というのはどういう体験でしょうか?

たとえば、日本人が1人もいない海外の田舎町に住んでいる人の日記を想像してみてください。

日本とは文化が違うため、毎日毎日「ふつうではない体験」をするはず。

ヨス

これも先述した「芸能人」の日記と近いものがありますよね。

「なんかおもしろい人がいる」と思われるからこそ興味を持たれますから。

ふつうに書いているから

「ふつうの人」が「ふつうの体験」を書いている。

もう、これだけでおもしろくなさそうですが、極めつけはふつうに書いている(・・・・・・・・・)ことです。

「ふつうの人」が「ふつうの体験」を、「ふつうに書く」だけでおもしろくなるなら……

ヨス

すべての人が人気ブロガーになれるわいっ!


おもしろい日記ブログにする方法

冒頭から「おもしろくない日記ブログ」について書いてきました。

もしかすると、耳が痛かった人もいるかもしれません。

そして、こんなふうに思われたのではないでしょうか?

誰かさん

じゃあ、どんな日記ブログがおもしろいんだよ!!

「おもしろい日記」なんて存在するのでしょうか?

もちろん、あります。

先ほど紹介したことと真逆のことをすればいいのです。

ふつうじゃない人になる

まずは、一番ハードルが高い「ふつうじゃない人になる」という方法からです。

たとえば、芸能人になるとか、漫画家として有名になれば、どんな当たり前の日常を書いても毎日たくさんの人に読まれます

ふつうじゃない体験をする

そして、おもしろい日記記事にするための2つ目の方法がオススメです。

「ふつうじゃない体験」をしましょう

たとえば「1年間海パンだけで過ごす」とか、「三輪車で日本縦断」とか、あまりやる人はいないですよね。

つまり、実際にやれば「ふつうじゃない体験」になります。

そんな人が毎日の記録としてブログを更新すれば、なかなかおもしろくなりそうですね。

ヨス

書き方によっては、それでもおもしろくなくなる可能性はありますが。

ふつうじゃないように書く

そして、おもしろい日記ブログにする3つ目が「ふつうじゃないように書く」ことです。

例をあげると、こちらのようなものがあります。

ふつうじゃない例

  • 言葉選びがふつうじゃない
  • ずば抜けた文章力で書く
  • すさまじい洞察力を持っている
  • 写真のスキルが半端ない
  • おもしろい4コマ漫画で語る
  • 神レベルのツッコミをする
ヨス

ふつうに日記を書いているだけなのに、言葉選びがおもしろすぎる人っていますよね。たぶん、天才です。

何気ない風景の写真を載せているだけなのに、写真がうますぎてもっと見たくなる日記とか。

そういうずば抜けた表現力があれば、ふつうの人がふつうの体験について書いてもおもしろくなるはずです。


おもしろくない日記ブログをおもしろくする方法

おもしろい日記ブログが、いかにハードルが高いかをお伝えしました。

どうでしょうか? それでもブログで「誰も読んでくれない日記」を書き続けますか?

悪いことは言いません。日記を書くのをやめたほうが「読まれる」ようになります。

誰かさん

じゃあ、どうすればいいんだよっ!?

心配ありません。「日記」から
「情報」に変えるだけ
でOKです。

次のおもしろくないダメダメな日記を例に改善方法をお伝えしますね!

ダメな例

今日の午前中はアルバイトに行ってきました。

お昼はランチでイタリアンの「ヨス屋」に。

同僚の太郎とおいしいカルボナーラを食べてきました。

また行きたいなぁ。

仕事帰りにはコンビニでカップラーメンを買って帰り、
1人で食べました。

主語を「私以外」に変更する

まず、主語に注目してみてください。

「私」が主語になると「自分語り」になる

先ほどの例文ではすべての文の主語が「自分自身」であることにお気づきですか?

ダメな例

(私は)今日の午前中はアルバイトに行ってきました。

(私は)お昼はランチでイタリアンの「ヨス屋」に。

(私は)同僚の太郎とおいしいカルボナーラを食べてきました。

(私は)また行きたいなぁ。

(私は)仕事帰りにはコンビニでカップラーメンを買って帰り、
1人で食べました。

元の文章では省略されていますが、どれも「私は」が主語です。

つまり
「私」について言及しているからおもしろくないのです!

ヨス

逆に芸能人の場合は、その「私」についてを知りたいから、日記でもいいんですね!

主語を「私」以外にすると?

こんな文章を書いてしまったら、主語を「私」以外に変更してみましょう(全部ではない)。

たとえば、行ったレストランや、メニューを主語にして書き直してみました。

改善例

今日の午前中はアルバイトに行ってきました。

お昼はランチでイタリアンの「ヨス屋」に。

「ヨス屋」は人気のイタリアンレストランなので、いつ行っても混んでいます。

このお店の名物は、手作りパスタのフェットゥチーネ(平べったい麺)を使ったカルボナーラです。(後略)

元の文章は「ふつうの人の自分語り」だからおもしろくなかったのです。

主語を「ヨス屋(レストラン名)」にするだけで、そのレストランについての「情報になりました。

ヨス

こうなれば、そのレストランの情報を求める人にとっては価値のある記事に大変身です!


意識して「情報」を増やす

「私」以外の主語を使って書いてみたら、今度は意識して「情報」を増やすようにしてください。

「情報」とは?

ここで「日記」と「情報」の違いを考えてみましょう。

日記とは?
  • 自分のために書く
  • 自分がやったことの記録
  • ファンだけが読みに来る
情報とは?
  • 読む人のために書く
  • 誰かの役に立つもの
  • その情報を求める人が読みに来る

日記と情報の一番の違いは、目的です。

日記は自分がやったことの「記録」であるのに対し、情報は誰かの役に立ちます

「情報を書く」という意識を持つ

「情報を求める人」のために、「役に立つ情報を書く」という意識を持ちましょう。

レストランに行ったことを日記として書く場合なら、「そのレストランについて知りたい」という人に対して情報を書くのです。

たとえば、次のような情報があると読み手は喜びそうですね。

喜ばれる情報の例

  • レストランの場所
  • レストランのメニュー
  • レストランの外観
  • レストランの中の雰囲気
  • レストランのオススメ料理
  • レストランは禁煙か?
  • レストランはバリアフリーか?
  • レストランの割引券はあるのか?

【重要】個人の感想も「(主観的)情報」

「情報」と聞くと、先述したような内容ばかりを考えそうですが、忘れてはいけないのは「個人の感想」です。

日記ブログがおもしろくないのと同じように「個人の感想」のない情報ブログもおもしろくありません

ヨス

「レストランの場所」のような情報を「客観的情報」と呼ぶのなら、実際に体験したうえでの感想は「主観的情報」と呼べますね。

たとえば「このラーメンのトッピングが美しかった」のような主観的情報は一番個性が出るところなので、しっかりと書きましょう。


テーマ(主題)はなんでもいいが1つに絞る

レストランに行ったからと言って、そのレストランについて書く必要はありません。

たとえば、「そのお店での接客を見て感じたことを社会問題とからめて書く」のもおもしろそうですよね?

ただし、このテーマで書く場合は、「カルボナーラを食べました」のような「レストランの情報」は一切必要ありません。

テーマを1つに絞って書いてください。

いろんなテーマを1つの記事に混ぜると日記になりますが、テーマを1つに絞り、それについて書くことで「情報」になります。


日記ブログは「ダメ」ではない

本記事では「日記ブログはダメ」のような書き方をしていますが、ダメではありません

次のような場合は、日記ブログを書いてもオッケーですよ!

「読まれること」を前提としない場合

もし、「ブログのアクセスが増えなくてもいい」という前提ならどんな日記を書いてもかまいません。

ブログは「自分のためだけに書く」「記録として残す」という楽しみかたもありますからね!

目的が「書く練習」の場合

また、超初心者がブログを習慣化させるときは例外です。

「習慣化」だけが目的なら、日記ブログでも、どんなブログでもかまいません。

パソコンを触る習慣がない人や、文章を書いたことがない人がブログをはじめたとき、一番の壁が「習慣化」というハードルです。

もし「日記記事ではダメ」というふうに、ハードルを上げてしまうとどうでしょうか?

ヨス

いい記事を書く以前に、ブログを継続させることすら困難になってしまいますよね……。

このような場合は、日記ブログでもいいので、とにかく「書く」ことを習慣化させることが先決になります。


今回はよく耳にする「日記ブログ」についてまとめました。

とくに初心者の人は日記記事を書いてしまうので、本記事の内容を知っておいてくださいね。

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