こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
わたしはタバコの煙がダメです。圧倒的にダメです。
日本では、オリンピックが東京で行われることになって、やっと飲食店での全面禁煙がに踏み切ってくれました。
オリンピックが開催されるレベルにならないと全店舗禁煙化にならないのか……と落胆の記事を以前書きましたが、「五輪のためなら東京だけでやれ」とか「喫煙の自由を認めろ」と言っている自民党の人たちがいるそうで……。
さらに落胆していたのですが、そんな中、今日はすばらしい記事を見ました。
目次
永江一石さんの記事がすばらしい
わたしが読んだのは永江一石さんのこちらの記事。
参考: いまこそ、8割の非喫煙者よ立ち上がれ。我々の意志を示すのだ(具体策あり) | More Access! More Fun!
一部引用すると……
喫煙店だと知らずに入り、途中で退出するわけにもいかずにひどい目に遭った非喫煙者のため、そして、入ってみたら禁煙店でタバコが吸えずに辛かった喫煙者のために、喫煙OKの店はタバコのパッケージみたいに
「この店は喫煙OKです。非喫煙者の方は受動喫煙で健康を大きく損なう危険性があります。特にお子様には危険です」
という日本語と英語の1メートルくらいの看板を義務付けの法律が欲しい。こうすれば我々非喫煙者はこの店を避けるから被害に遭わずに済む。
いまこそ、8割の非喫煙者よ立ち上がれ。我々の意志を示すのだ(具体策あり) | More Access! More Fun!より引用しました。
ええ。まさにです!!
わたしも以前、すべての喫煙できるお店は喫煙可能マークを提示するべきという記事を書きましたが、まったく同じ考えです。
永江さんのすばらしいところは、それに対しての解決策を提示していることです!
それがこちらの「喫煙可能マーク」です。
@gap755 さんが描いてくれた喫煙マーク。タバコの煙で迷惑したら、食べログやRettyのその店の写真にこのマークを投稿し、非喫煙者は間違えて入らないように呼びかけよう!!今こそ非喫煙者よ、立ち上がれ! pic.twitter.com/L5t9GXiK98
— Isseki Nagae/永江一石 2回接種済み (@Isseki3) February 11, 2017
この喫煙可能マーク画像を「食べログ」や「Retty」で該当するお店に投稿して、情報を充実させてあげようということです。
「食べログ」や「Retty」で喫煙可能なことを投稿してあげよう!
わたしや永江さんが、喫煙できるお店は「喫煙可能マーク」を提示すべきだと言っている理由は、お店を選ぶときにこまるからです。
わたしの場合は体質的にタバコの煙がダメなので、料理の味うんぬんの前に「その店が禁煙かどうか」が重要です。
それなのに、食べログやRettyでは喫煙可能か、禁煙なのかがわからない場合が多いんですよ。
記載のない店の場合は電話して調べたり、お店の中に入ってから聞いたりするという手間が発生します。
しかも「禁煙ですか?」と質問すると、「大丈夫ですよ! 吸えますよ!」というトンチンカンな返事が返ってくる始末。
だったら、わたし達が投稿機能を使って、「この店は喫煙可能ですよ」ということを教えてあげることがユーザーのためになります。
タバコがダメな方が間違って喫煙可能の店に入ることを防げます。あとから喫煙可能だと気づいて我慢を強いられることもなくなります!
なので、さっそく投稿しました。
この画像の店なんか、食べログで「完全禁煙」と書いていたのに喫煙しまくりだったんですよね。
こういう投稿をすることによって、お店側の情報不足や情報記載ミスを補ってあげることが出来ます。
逆に喫煙をされる方には「ここはタバコが吸えるんだな!」と伝わるのでまさにWin-Winですよね。
喫煙の状況も飲食店の評価の対象です
これ、まじで飲食店の方に知っておいてほしいのですが、喫煙から生じる煙の状況も、お店の評価対象なんですね。
わたしにとってはタバコの煙があるというだけで、はきだめにいるのと等しい状況になります。いや、ウンコよりも身体に害のある喫煙環境の方が劣悪です。
日本人で喫煙をしない70%の人たちは、タバコの煙が嫌いな人がほとんどです。しかもタバコを吸う方でも「他人の煙は嫌い」と言う方が多いのはよく知られていますよね?
何が言いたいのかというと、タバコの煙を我慢している人がほとんどということ。そんな人たちが今の飲食店の喫煙状況に満足しているはずがないということです。
わたしみたいに、結婚式に呼ばれても披露宴が喫煙オッケーなら断る人は極少数派なんですよ!
完全禁煙にするとお客さんが来なくなる??
よく耳にするのが飲食店の禁煙に反対するこんな意見。
完全禁煙にするとお客さんが来なくなるからムリ!
そうです。喫煙者のお客さんが離れることを怖がっているわけです。
本当にこの意見を聞くたびに不思議なんですが、タバコの煙が嫌いなお客さんが離れることを考えないんでしょうかね? なんで?
さっきも書きましたが、ほとんどの方は「タバコの煙を許容しているだけ」なんです。
本当は嫌だけど、日本では「吸わない人」の方が我慢する慣習があるので我慢しているだけなんですよ。
非喫煙者が我慢しているだけというのを伝えましょう
われわれタバコの煙がダメな人たちをナメると痛い目に遭うことがわかってないんですよね。
さっきも書きましたが、「食べログ」「Retty」で喫煙可能マーク画像つきでわかりやすく投稿してあげましょう。
ほら! すっごくわかりやすい!! これでタバコがダメな方にもちゃんと伝わります。
たぶん、飲食店の方々も非喫煙者のお客さんが離れることは怖くないはずですからねー(←棒読み)。
参考までにJTのデータだと日本人の喫煙率は19%なんですけどね……。2割がそんなに大事か(笑)。
参考: 2016年「全国たばこ喫煙者率調査」、男女計で19.3% | JTウェブサイト
禁煙の話題になると日本の政治家は、自分のことしか考えてないんだろうなぁと思います。
民進党の有志議員が10日、分煙推進議員連盟を発足させた。国会内で開いた設立総会で、厚生労働省の受動喫煙防止策案について「原理主義的に建物内の禁煙を進めようとしている」と指摘し、喫煙者と嫌煙家の双方に快適な分煙のあり方を考える方針を確認した。出席者の多くは喫煙者とされるだけに、厚労省の対策案に待ったをかける狙いもありそうだ。
原理主義的な禁煙策はNO 民進党が「分煙推進議連」発足 - 産経ニュースより引用しました。
どこででも喫煙がしたいだけで、ほかの人への迷惑や害とかどうでもいいんでしょうね。
残念ですが、日本では受動喫煙の問題はマナーでは解決しません。断言します。
とにかく法整備が望まれます。そのためにも非喫煙者のわたしたちが声をあげていかないと!