こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
わたしはタバコが大嫌いなのですが、それにはいろんな理由があります。
- アレルギーなので体質的にむり
- 悪臭なのでにおいが嫌い
- 吸ってない人の健康も害するので嫌い
このへんが大きな理由で、タバコ嫌いの人も「そうそう」とうなずくところだと思いますが、もう1つ大きな理由があります。
それが、日本が序列社会であるということです。たぶん説明がないと「はぁ?」と言われそうなので、この理由を説明します。
日本は「序列社会」である
日本は「序列社会」です。言い換えると「縦社会」、誇張していうと「身分社会」のようなものです。
どういうことかというと、会社でのポジション、年齢、性別で上の者、下の者が明確に区別されるという意味。
たとえば、下の者は上の者に対してこのような制限があります。
「下の者」のもつ制限
- 敬語で話さなければならない
- 従わなければならない
- 意見に反対できない
もちろん破ったときの「法的な罰則」はないため、破ることはできますが、基本的にこのようにふるまうことが「正しい」とされています。
喫煙者には序列の「上」に相当する人が多い
では、日本での「序列社会」で上位に相当する人がどういう人なのかというと、こちらになります。
「上の者」に相当する人
- 会社でのポジションが高い人
- 年齢が上の人
- 男性
まぁ、日本に住んでいて社会に出ている人にとっては書かなくても分かりますよね……。
日本の序列の「上」に該当する人というのは、多くの場合中・高齢の男性です。
そして、この記事でのポイントなのが、序列社会の上位に該当する人たちに喫煙者が多いという点です。
おっさん(序列が上の者)=喫煙者だった体験
子どものころのわたしから見ると、序列が上の人といえば「大人」でした。
そのうえ「大人 + 男性」になるととくに。まぁ、周りにいた大人の男性がほぼ全員無礼で、横暴で、自分勝手で、高圧的、暴力的で怖かったからですけど。
そして、その大人の男性といえば必ずタバコを吸っていました。
「少年野球(わたしはやってなかったけど)」のようなスポーツの現場を見ても、怒鳴ったり、暴力を振るったりしている「おっさん」の姿がよくありましたよ……。
近所のグラウンドでいつもやっていたので、頻繁に目にしていました……。
そして、
その「おっさん」たちが必ずやっていたのが喫煙です。
わたしの子どものころだから1980年代という「遠い昔のことでしょ?」と思いますよね?
でもつい先日、少年野球をやっているのを目にしたときも、やっぱり教えながら喫煙しているおっさんを見たので「変わってないんだ……」と愕然としましたよ。
幼い頃に刻まれた嫌悪感はなかなか拭えない
つまり、子どものころからわたしの中では「喫煙 = 無礼・横暴・自分勝手・高圧的・暴力的なおっさん(序列が上の人)が吸うもの」というイメージになりました。
これが未だに、タバコや喫煙に対する嫌悪感につながっているんですね。
幼いころに植え付けられた恐怖心、嫌悪感というものはなかなか拭えないもので、未だにタバコを吸う人(とくにアジア系の中・高齢の男性)を見ると、とてつもない嫌悪感が蘇ってしまいます……。
今回は、わたしがタバコが嫌いな理由の中でも、子どものころからもっていた嫌悪感についてお話しました。
ふと思いましたが、わたしが野球嫌いなのも「おっさん」と関連付けられるからですね。