「主人」っていう夫の呼び方にずっとモヤモヤ感がある。だってこの言葉……

2020年10月30日追記: 夫婦別姓についての電子書籍を販売いたしました!

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

わたしには、若い頃からずっと気になっている言葉があります。

それが妻が夫を呼ぶときの呼称である「主人」という言葉です。

ヨス

ずーっと違和感を持っています。

夫を「主人」と呼ぶことに対する違和感について

なぜ「主人」という言葉に違和感があるのかを考えてみると、その使われ方にあります。

「主人」とか「ご主人さま」という言葉を発するのはこういう人たちですよね?

「主人」と呼ぶ者

  • 召使い
  • 奴隷
  • ペット
  • 召喚されたモンスター(下僕)

単純に図で説明するとこういうことですよね。

主人と呼ぶ者たち
主人と呼ぶ者たち

「召使」「奴隷」「召喚されたモンスター(下僕)」「ペット」……ここらへんは、理解できます。

明らかに主従関係が成り立っていますから(奴隷制度が許せないのはココでは別の話)。

そして本題ですが、
この中に「妻」が入っていることに、ものすごく違和感を感じませんか??

ヨス

夫と妻はどう考えても平等なハズなのに!!

この図から推測すると、「妻」は「下僕」とか「ペット」と同じ地位ということになります。

これはどう考えてもおかしいですよね?

妻は夫を立てるけど夫は妻をへりくだらせる

もう一つオカシイ例を見てみましょう。こちらの画像を見てください。

妻「夫→主人」
妻「夫 → 主人」

日本社会に普通に流通している「主人」という言葉を第三者に使っている女性のイラストです。

さっきも述べた通り、妻 < 男性という主従関係が見えますよね……。「私は夫に仕えています」と言わんばかりの。

今度は立場を逆にして、夫が話の中で妻を呼ぶときです。

夫「妻→愚妻」
夫「妻 → 愚妻」

なんと!! 驚くことに、夫が妻のことを第三者との会話の中で呼ぶときはへりくだらせるのです。

このイラストでは、分かりやすいように、めったに聞かない「愚妻」という極端な言葉をあえて選んでいます

でもこの「愚妻」という言葉を「家内」とか「」に置き換えても同じです。

どちらも、妻をへりくだらせて言う言葉ですよね?

自分の妻を「愚かな妻(愚妻)」「家の中の者(家内)」とへりくだらせることで、話している相手を持ち上げてるのでしょうか?

相手は「私への尊敬の意を込めて、へりくだっている……できた人だ!」と解釈するわけです。

2015年12月13日追記:「愚妻」という日本語は本来は「愚かな私」の妻という意味だというメッセージをいただきました。ですが本来の意味を理解している人がほとんどいない現状(というか普通に見ると日本語の文法上はどう見ても「愚かな妻」に見える)のためそのままにしております。

私はこの家族をけなす文化をはじめ、「へりくだり文化」は大嫌いなのですが、ここでは、これを批判しているわけではありません。

でもさっきの「妻」を呼ぶときの言葉選びと比べてみて、おかしくないでしょうか?

もう一度、先ほどの画像を見てください。

妻「夫→主人」
妻「夫 → 主人」

夫は話している相手を立てるために、自分の妻を下に見て「愚妻」とか「家内」と呼んでいました。

それなのに、逆の立場になると、妻は自分の夫を下げて呼ばないんですよ(愚夫という言葉もあるようですが、人生で1回聞けるかどうかのレア度)!

むしろ、「主人」という言葉を使い、「私は夫に仕えています」という意味不明のアピールをしているのです。

ヨス

ここが一番気持ち悪い……

日本では「男性が女性を下に見る」のが美徳

女性は男性に対して上から目線で見てはいけない」という暗黙の了解が日本社会では成立しているんです。

逆に
「男性は女性を下に見るのが美徳」とされているわけです。

誰も口では言いませんが、「男性の方が優れているからだよ」という妄想がこの問題の奥底にあるのでしょうね……。

今の時代、目に見えて女性蔑視だとわかることは昔に比べると減っています。

でも、こういう精神面での女性蔑視はずーっと昔から受け継がれたままなのです。

「美徳」というトリッキーな言葉に置き換えて。そんなだから女性差別とかセクハラが蔓延しているんです。

社会が持っている「意識」が問題

誤解のないように書いておきますが、ここでの問題は「主人」とか「愚妻」という言葉自体ではありません

日本社会全体が「女性を下に見ることが美徳」だと共通認識を持っていることが問題なんです。

なので、ここで言葉狩りをしても、世間がそういった感覚を持っている限り、女性蔑視はなくならなりません

ですが、言葉って我々が思っているよりも重要なんですよ。

「売春」って言葉を「援助交際」と置き換えたら「人のために良いことをしている」的なポジティブな雰囲気に聞こえませんか?

言葉が変わることで感覚も変わってくるんです。

主人と呼ぶ者たち
主人と呼ぶ者たち

そう考えると、夫のことを「主人」と呼ぶことは性差別の元凶の1つとも言えるでしょう。

自分の配偶者を立てたり、へりくだったりするのをやめませんか? 「夫」とか「妻」という言葉に置き換えてみませんか?

さて、今回の話をまとめます。

言葉狩りだけをしても女性蔑視はなくならないけど、現実に言葉を置き換えることで効果はあるんです。

ついでに言うと、「妻」「夫」という言葉に差別的意味合いがないかもしれませんが、私は好んで使っていません。

なんとなく、これにすら主従関係の匂いを感じてしまうからです。

なので代わりに「パートナー」を使っています。わかりづらいかなという場では「配偶者」を使います。別にオススメはしてませんが(笑)。

Twitterではこの記事のような内容のつぶやきをよくしています。

この記事を気に入った人はぜひフォローしてくださいね♪

 Twitter

「夫婦別姓」の書籍を出版しました!

Amazonの電子書籍で、夫婦別姓についての電子書籍を販売いたしました!

あなたの「想い」を「発信」してみませんか?

もし、この記事を見て共感してくださったなら、あなたも発信してみませんか?

わたしの著書『読まれる・稼げる ブログ術大全』では、ブログをこれからはじめたい人、発信をはじめたいと思っている人に必要な情報がすべて詰まっています。

ただ闇雲に発信するのではなく、「伝わりやすさ」がもっとも重要です。

ぜひ、あなたの考えている「社会のここがおかしい」をブログやSNSで正しく発信しましょう。