2016年10月12日

NZ好きの日本人は皆知ってる?! ブログ「日刊ニュージーランドライフ」のマサさんと対談してきた

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こんにちは! ヨス(@yossense)です。

今回はニュージーランドの情報を調べていたら必ず行き着くブログ「日刊ニュージーランドライフ」を運営するマサさんと対談しました!

最強のNZメディア「日刊ニュージーランドライフ」

もし、あなたがニュージーランドに興味があるなら、一度はこのブログを目にしたことがあるのでは?と思います。

それが「日刊ニュージーランドライフ」です。

NZで最強の日本人向けメディア「日刊ニュージーランドライフ」
NZで最強の日本人向けメディア「日刊ニュージーランドライフ」

「日刊」という名のとおり、ニュージーランドの情報を「毎日」発信しているブログです。しかも、どれも高クオリティ

先日、ニュージーランドに行ったときに「日刊ニュージーランドライフ」を運営するプロブロガーのマサさんとお会いして、対談してきました!

Wellington(ウェリントン)にてマサさんといっしょに
Wellington(ウェリントン)にてマサさんといっしょに

マサさんがニュージーランドに渡ったきっかけ

ヨス
「では、軽く自己紹介をしていただいてもよろしいですか? 」

マサ
「南半球の島国ニュージーランドの首都ウェリントン在住のマサです。

仕事はニュージーランド情報ブログ『日刊ニュージーランドライフ』を運営したり、ほかのメディアに記事を寄稿したりしています。

プロブロガーですね。 それと同時に家で仕事をしながら、去年5月に生まれた娘の面倒を見たり、家事をしたり夫婦で兼業主夫・主婦をやっています。

プロブロガーだったり、主夫をしていたり、どこかヨスさんと似たところがありますね(笑 」

ヨス
「住んでいるところは違いますが、完全に同じライフスタイルですよねー(笑)。まさかニュージーランドで同じようなことをしている人と会えるなんて!!

最初の質問ですが、マサさんがニュージーランドに渡ったきっかけはなんですか?」

ウェリントンのカフェにて
ウェリントンのカフェにて

マサ
「ニュージーランドに渡ったキッカケは今から10年以上前、2005年にワーキングホリデーという制度を使って8ヶ月滞在したことでした。

当時29歳(年齢バレバレですね)日本で、朝から遅い時間まで仕事をして、土日も仕事が多く『この先これでいいのかな?』と思い悩んでいた時期だったんです。

そんなときワーキングホリデーという制度が30歳までだと知って、いてもたってもいられず、それまで勤めていた会社を辞めてニュージーランドに渡ったんです。

それがきっかけでニュージーランドにどっぷりハマって、2008年に今度はニュージーランドの南島にあるホテルで仕事を見つけて今度は移住しました。そのまま永住権も取得して住み着いてしまいました」

ワーキングホリデー中の仕事は?

ヨス
「なるほど! 元々はワーキングホリデービザでの渡航だったんですねー。

ワーキングホリデーでは、どんなお仕事をされていたんですか? 」

マサ
「ニュージーランドのワーキングホリデー中は、昼間は小学校でボランティアをしていました。

といっても、現地の子供たちと走り回ったり、一緒に算数とか国語をやったり、先生からしたら大きな子どもが一人増えただけです(笑

学校側は『英語をほとんど話せない人と触れ合う』ことが子どもたちにとっていい経験になると考えてくれたみたいです」

ヨス
「ステキな仕事ですね!! そんな楽しそうなボランティアあるなんて初めて聞きました」

丘の上にある住宅区
丘の上にある住宅区

マサ
「それと夜はバックパッカーズという宿泊施設で「Night manager(ナイトマネージャー)」という、オーナーが帰宅したあとの宿を見張る仕事をしていました。

「Night Manger」というと偉そうな感じがしますけど、受付も空いてないので変な人がいないか見回りながら施設の施錠をするくらいで、何も仕事はありませんでした。

なので、お給料がほとんどない代わりに、住み込み生活だったので宿泊代がタダでした」

ヨス
「その仕事も初めて聞きました(笑)。

宿泊代がかからないのはかなり助かりますね~! 」

マサ
「そうなんです。全然違います。

あとはニュージーランドのあとにカナダでもワーホリをしていたんです。 そのときもやっぱりバックパッカーズで住み込みの仕事と、夜は日本食レストランのウェイター。

あと週末は日本語教師として日本語を子どもたちに教えていました」

英語は最初から話せてたんですか?

ヨス
「日本語教師もされていたんですか!

でも、どのお仕事も英語を使ってたと思うのですが、行く前から英語は話せてたんですか?

マサ
まったくゼロでした

渡航前にTOEICを受けたんですけど315点でした(笑

受け身(be+過去分詞)とか〇〇完了形とか、『何のこと?』というレベルです。今思うと、よくあの英語力で『海外に行く』って決めたなと。

あまりの英語力のなさで初渡航のときにオークランド空港で麻薬を持った不審者扱いされて別室に連行されました

スーツケースを全部開けられて、荷物を1品1品『これ何?』と聞かれたり、麻薬を持っていないかチェックする機械でくまなくスキャンされたりしました」

ヨス
「なんですかその経験(笑)!! やばすぎる!!

それからどうなったんですか?! ……(ドキドキ)」

Petone(ペトネ)の水汲み場
Petone(ペトネ)の水汲み場

マサ
「英語力ゼロなので『これ何?』と聞かれても説明できず、胃薬なら顔をしかめながら、頭痛薬なら頭をおさえながら『イタタタ』と、まるでジェスチャーゲームみたいなことをやって切り抜けました

もちろん麻薬なんて持っていないので無事釈放されたんですけど、そのせいもあって未だに入国検査はちょっと緊張します」

ヨス
「なるほど、それは大変でしたねー……。

でもほんとにしゃべれなかったのがよくわかりました(笑)。 そんなレベルからどうやって今のレベルまで持っていったんですか? 勉強方法とか教えていただけますか? 」

どうやって英語を身につけましたか?

マサ
「まずは3ヶ月、語学学校へ行ってみっちり英語漬けの生活を送りました

ありがたいことにホームステイ先のお母さんが無類のおしゃべりで、家に帰ってから寝るまで『一人にしてくれ!』と言いたくなるくらい話しかけてきたんです(笑

そのせいもあって3ヶ月後には電話で旅行先のホテルの予約とか、カフェに行って注文もできるようになっていました

ヨス
「すごい! 英語で電話で話すなんて未だにわたし苦手ですよー。

急激なレベルアップですね。それ、完全におしゃべり好きなホストマザーのお陰な気がします(笑)」

マサ
「ええ。間違いなくそうですね。

でも、僕は今でもそうなんですけど、英語を『勉強する』というのが苦手なんです。

参考書を開いて勉強しても身に入らないので、語学学校を卒業したあと、海外ではとにかく日常生活の中で英語を学びました

お陰でカナダから帰ってきてしばらくして受けたTOEICでは815点を取得しました

ヨス
300点から800点って500点もアップしたんですか!?

すごい上昇でびっくりです!! やはり生活の中で英語を学ぶって本当に大切なんですねー」

マサ
「でも、その時のスコアが典型的な『耳から覚えた英語』というスコアで、リスニングが495点満点中490点だったんです(笑

1問落としただけということです。そしてリーディングは300点ちょっと……」

水鳥がいます
水鳥がいます

ヨス
「リスニングはほぼ満点じゃないですか! すごすぎる! 」

マサ
「ありがとうございます。なので、自慢できる話じゃないんですけど、今でも細かい文法とか単語の言い回しはよく間違えます。

でも、自分の中では『まず伝えることが大切』と考えているので、プライベートでは細かい間違いはあまり気にしていません

ブログを始めたきっかけは?

ヨス
「なるほど。言語ってコミュニケーションのツールですからね。

マサさんの考え方に同意です! ブログでも文法とかよりも「伝わること」が大切なので同じですし。

そういえば、ブログを始めたきっかけはなんでしょうか? 元々ニュージーランドの情報を発信したいと思ってたんですか? 」

マサ
「今やってるブログ『日刊ニュージーランドライフ』は、ワーキングホリデーが終わって、再びニュージーランドで就職先を見つけてから立ち上げたものなんです。

でもワーキングホリデー時代も別のブログをやっていました。

今のブログを始めたキッカケはせっかくニュージーランドに再び戻ってきたので、日本の人たちにニュージーランドを紹介したいなと思って始めました

立ち上げたのは2011年の4月です。

当時、ブログ頑張るぞ!という意気込みから『日刊』と付けてしまって、そうなると自分で『日刊』と付けたくせに自分で自分を追い込んでしまって、そのままズルズル5年間、ほぼ毎日1本記事をアップし続けています

ヨス
「5年間も毎日記事を書き続けるなんてものすごいことですね!

わたしも『日刊ニュージーランドライフ』は毎日読んでいますが、その上あのクオリティですからね……。すばらしすぎです! 」

マサ
「いやー、僕も『日刊』と書かなければ毎日なんて続けません(笑 」

ニュージーランドでの「永住権」はどうやって取得しましたか?

ヨス
「マサさんはニュージーランドで永住権を取得したということですが、そのへんについてもお聞きしてよいですか? どんなふうに取ったとか? 」

マサ
「はい。僕は2012年に永住権を取ったのですが、本当にそのおかげで人生がいろいろ変わってきました。

ニュージーランドの永住権は何種類かあって、投資家の人向け、起業家向けといったいわゆるお金がある人たちが取れる永住権以外に、僕を含めて一般の人の多くの人が取得する永住権は『Skilled Migrant Visa』と呼ばれるものです

この永住権は美容師やSE、歯科技工士といった技術職の人や、さまざまな業種の管理職クラスの人たちが取るものなんです」

ヨス
「なるほど! マサさんはどういう職種で申請されたんですか? 」

マサ
「僕は前職のホテルで統括マネージャー、支配人みたいなことをやっていたので、ホテルのマネージャーとして永住権を申請しました

他の国のビザがどうなっているかわからないんですけど、ニュージーランドの就労ビザは『働くところ』『ポジションや役職』が明記されているんです。

例えば『The holder may work as hotel manager for ABC hotel in Wellington』と書かれています。

このビザの所有者はウェリントンにあるABCホテルでホテルのマネージャーとして働くことができるんですけど、例えば別のカフェで働くのはもちろん、同じABCホテル内でも別の仕事をしてはいけません

お寿司屋さんもけっこうある
お寿司屋さんもけっこうある

ヨス
「すごく限定されているんですねー」

マサ
「ちなみにこのビザに書かれている『マネージャー』というのは、社内的に『君は頑張っているから来週からマネージャーだ』と言われて昇進するマネージャーとは違うんです。

国が定めた規定をクリアしてはじめて、ビザに役職の『マネージャー』が明記されます。

そしてその明記がないと上で紹介した『Skilled Migrant Visa』という永住権は申請できません。

ホテルのマネージャーの場合、ホテル業やそれに関連する仕事を3年以上やっていたり、その仕事をこなすために必要とされる資格を取っている必要があります

ヨス
「マサさん、こんなハードな関門をよくとおれましたね!」

マサ
「そのとき職場のオーナーが移民局に提出する僕がやっていた仕事を証明するための書類を作ってくれたり、オーナーの知り合いに相談してくれたり、永住権を取れるように真剣に、そして親身になっていろいろサポートしてくれました。

永住権を取得して2年間は、そのオーナーに恩返しという意味でホテルで働いて、2年経った2014年に職場で知り合った今の妻と一緒に退職してニュージーランドの首都ウェリントンに引っ越しました

ウェリントンに越してきた当初はどこかで就職をするつもりだったんですけど、妻と相談をして『ブログで食べていけるかやってみよう』ということになって

ヨス
「それで現在の『ブログで生活』というライフスタイルが実現できているんですね!

すごいです! 」

マサ
「僕は引き続きニュージーランド情報ブログを。

妻はそのタイミングで得意の英語を活かした英語コラムのブログ『日刊英語ライフ』を立ち上げました。

今ではそのブログからの収入と、ブログを見てくれたほかのメディアの方から執筆の依頼を受けるなどして日々の生活をまかなっています」

ブログを書く上で気をつけていること

ヨス
「ニュージーランドという地で、完全にブログで生活してるんですね! しかも夫婦で!

わたしの理想ですよソレ! 完全に理想です!

わたしがニュージーランドで会った日本人は100%『日刊ニュージーランドライフ』を知っていたんです。

地域メディアブログとしてその地位を確立していることに感動しました。そのクオリティの高さがファンの心をつかんでいると思いますが、ブログを書く上で気をつけていることはどんなことでしょうか?」

ウェリントンの海岸
ウェリントンの海岸

マサ
「そうですね、気をつけていることといえば、始めた当初からあるモットーみたいなものがあるんです。

それは……

  • ニュージーランドを知らない人にニュージーランドを知ってもらおう
  • ニュージーランドを知ってる人には興味を持ってもらおう
  • ニュージーランドに興味がある人にはニュージーランドに来てもらおう
  • ニュージーランドに来た人にニュージーランドを好きになってもらおう
  • ニュージーランドが好きな人には住みたいと思ってもらおう

……です」

ヨス
「おおー! すごい。なるほど。

これを見ているとまさにマサさんのブログはそんな感じですね」

マサ
「ありがとうございます。なので、できるだけニュージーランドの良いところを紹介しているんですけど、時々『こういう現実もありますよ』という意味で、ニュージーランドの貧困や、賃金の格差について、住宅難についてなどネガティブなことも載せています

そうすることで、移住を考えている人に良いところだけ見せるのではなく、そういった現実も踏まえてニュージーランド移住を考えてもらえたらと思っています。

ただこの辺は書きすぎると『ニュージーランドの文句』になってしまいがちだし、基本的にニュージーランドの良さを伝えたいので、バランスが難しくて今でもどう伝えたら良いか迷っているところです。

あとはできるだけ話し言葉で、友だちに話しているような文体で書くようにしています

僕自身、ニュージーランドについてまだまだ知らないことがたくさんあるし『教えて差し上げる』という偉そうな感じになりたくないんです」

ニュージーランドの魅力とは?

ヨス
「さすがですねー! そういう気持ち、文面からガシガシ伝わってきていますよー!

では最後にニュージーランドの魅力について熱くお願いします!」

マサ
「あ、熱くですか……頑張ります(笑

『ニュージーランド』と聞くと多くの人が『羊』『大自然』『満天の星』を思い浮かべると思います。

また東日本大震災のあとからニュージーランドは『核を一切持たない国』であること、また原発がなく再生可能エネルギーを使った発電を積極的に取り入れていることが大きく脚光を浴びたので、そのことを思い浮かべる人もいると思います」

ヨス
「ええ。わたしもパッと浮かぶのは『羊』です。洗脳されてます?(笑) 」

マサ
「確かに羊は多いです。人口一人あたり7頭もいます。少し前まで一人あたり20頭以上いたそうです(笑

大自然、満天の星のことはここでは書き尽くせないほどたくさんあるんですけど、多くのメディアで書かれているので興味がある方はぜひ旅行雑誌とかを読んでみてください(ヨス談: テカポ湖の記事もおすすめ)。

核を持たない国のこと、再生可能エネルギーを積極的に取り入れていることは以前、僕のブログで書いたことがあるので、よければ読んでみてください」

参考: 原発がない国ニュージーランドの電力事情 | 日刊ニュージーライフ

ヨス
「いい記事ですね。わたしはこれを読んで、ますますニュージーランドが好きになりました! 」

マサ
「ありがとうございます! この場で僕が敢えていいたいところは大自然のことでも、満天の星のこと、原発のことでもありません。

ニュージーランドは、すごく正直なところ日本と比べるとものすごく不便です。日本ほど物や情報がなく物価も決して安くはありません。

中にはニュージーランドは物足りない、退屈な国だと言う人もいます

でも、ニュージーランドには『人が人らしく暮らせる環境』があります。 人々が作り笑いでない心からの笑顔で挨拶をして、家族が毎日当たり前のように一緒に晩御飯を食べ、休みの日には家族の時間を過ごすことができます

ヨス
「それって人間にとって一番大切ですよね。過労死なんて言葉の生まれた日本との違いをすごく感じます」

大人が驚くほど無邪気に真剣に遊んでいる国

マサ
「そしてニュージーランドの小学校でボランティアをしてわかったことは、子どもが昔の子どものようにたくさん遊び、たくさん学べる国だということです。

日本の『答え(結果)を出すための勉強』ではなく、『答えを出すプロセス(経過)を大切にする勉強』が徹底されていて、子どもたちは自分で物を考える力を日々養っていました。

それを見て、子どもを育てるならニュージーランドが良いと思い、移住を決めました」

ヨス
「それ、同じです! わたしがニュージーランドに移住したい一番の理由です! 」

マサ
「ほかにも大人が驚くほど無邪気に、そして真剣に遊んでいる国なんです。

40歳50歳、さらに70歳80歳の大人が子どもみたいな笑顔で遊んでいる姿を見ていると、日本人が失ってしまった何かを見ているような気分になります。

僕は29歳のときにそんなニュージーランドと出会って、人生が180度変わってしまいました。結局30代のほぼ全てをニュージーランドで過ごしています。

この対談を通して、僕のサイトのモットーのようにニュージーランドのことを知ってもらえたり、今よりニュージーランドのことをちょっとでも興味持ってもらえたら嬉しいです

ヨス
「マサさん、貴重なお話、本当にありがとうございました!

これからもニュージーランドの魅力をわたしを始め日本の方に伝えていってください! 」

さて、今回はマサさんにお会いして話をしてきました。

元々、わたしがマサさんを知ったのは、ニュージーランドでWi-Fiってどうすればいいんだろう?ということを調べていたときです。

この記事があまりにもわかりやすく、ほかの記事も読んでみると、めちゃくちゃおもしろいんですね。情報もかなり網羅していて、「このブログすごい!」と素直に思い、気がつくと連絡していました。

というわけで、NZに興味のある人なら必ず知っている「日刊ニュージーランドライフ」。これからも毎日楽しみにしています。

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