こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回は、文章を書くときに、知っているとちょっとだけ読みやすくなる方法です。
それは「ひらがな」「カタカナ」「漢字」のバランスを考えて書くこと!
たったこれだけですが、知ってるのと知らないのでは大違いですよ!
目次
ひらがな・カタカナ・漢字のバランスについて
文章の中で漢字やひらがなのバランスって考えたことはありますか?
たとえば、漢字ばかりの文章を見ることがありますが、文法的に正しくても読みにくいものです。
詳しく説明するために、ひらがな、カタカナ、漢字に偏った文章を紹介しますね。
ひらがなが続いて読みにくい文章
「ひらがな」ばかりが続く文章が読みにくいのには理由があります。
それは、文章中の単語がひらがなに埋没して意味が拾いにくくなるからです。たとえばコチラを見て下さい。
むこうからきんめだいがどどっとでてきました
……え?
むちゃくちゃ読みづらいと思いますが、原因は単語同士の境目が見えにくいことです。
どこからどこまでが名詞かわからない。
ここでカタカナや漢字も交えてみます。
向こうから金目鯛がドドっと出て来ました
一気に人間用の文章に変身しましたよっ!
ひと目で「向こう」「金目鯛」「ドドっと」「出て来ました」という単語たちが見え、理解しやすくなります。
「ひらがな」は文字自体に意味を持ちません。
意味が瞬間的にわかる「漢字」の助けがあると瞬間理解度がグッと高まるんですねー。
カタカナが続いて読みにくい文章
カタカナは音を表す文字で、ひらがなと同じく文字自体に意味はありません。
特に外来語の発音に使われることが多いですよね。
外来語は元々が英語とかオランダ語などなので、そもそもカタカナで書かれても意味が分からないこともしばしば。
あなたのミッションは、ビジターフレンドリーなテキストライティングだ。
なんか伝わってきませんよね。
あなたのミッションは、訪問者にやさしい文章を書くことだ。
一気に読みやすくなりました。
カタカナが多い文章って「なに横文字ばっかりでカッコつけてんの?!」っていう反感ももらってしまうかもしれません。
そもそも「ビジターフレンドリー」とか意味が伝わりにくいでしょ、どう考えても。
あ、ちょっと話が脱線しますが、漫画の必殺技の名前は、うまいことやっていますよね。
スーパー・キリング・フレイム・トルネード
……と書いてもピンと来ませんが、漢字と読み仮名を組み合わせることで、上手く回避しています。
超 ・ 殺 戮 火 炎 竜 巻 !!
もはや芸術ですね。分かりやすさとカッコ良さが両立できますよね~。このテクニックを考えた人はスゴイです!
漢字が続いて読みにくい文章
漢字はひと目でその単語の「意味」が分かる優れた文字です。
ほら、長い文章でも漢字だけを追っていくだけで文章の意味がなんとなく分かりますよね?
でも漢字が多すぎると、難しそうに見えちゃいます。
さらに「漢字だけを追ってなんとなく理解するワザ」も、漢字が多すぎると逆に使えなくなります。
例えばコチラ。
メールは日常標準情報伝達手段になった。
もう中国語みたいに見えますね。適度にひらがなを挟むと……
メールは日常で標準的に使われる情報伝達手段になった。
まだ漢字の比率が多いのですが、これだけでもマシです。
比率で言うと
【漢字】3
対
【ひらがな】7
ぐらいの文章が読みやすいですよ。
漢字は文字自体が意味を持つので、どんどん繋げて新しい単語を作ることができて便利です。
でも、長く繋げすぎると意味と意味がケンカしてわかりづらくなってしまうんですね。
タイトルに応用する
さて、ひらがなや、カタカナ、漢字を織り交ぜることで、文章の単語の瞬間認識率が上がることが分かりました。
これはブログのタイトルやメルマガの件名にも応用できます。
メール件名にも織り交ぜて書く
例えば以下の例を見て下さい。
どちらも同じ内容のメールの件名ですが、パッと見たときにどちらが読みやすいでしょうか?
- 来週土曜吉田君歓迎会の詳細
- 来週の土曜(8/12)吉田くんの歓迎会について
おそらく、2番めだと思います。
1つめは、ほとんどが漢字で、少しだけ平仮名です。
一見、日本語ではないのかな? と思うほどです。
逆に2番目の文は、漢字、ひらがな、記号(括弧とスラッシュ)、数字の4種類が入っていますよね?
いろんな表記を入れることは、読む人の脳みそに優しいってことですね~。
ブログのタイトルに応用
そして、もう一つの例。
今度はブログの件名です。どちらがわかりやすいでしょうか?
- え!? このみかん10キロがほんとうにこの値段なんですか?!
- え!? このミカン10kgが本当に●●円なんですか?!
ブログっていうよりショップっぽいですが、そこは置いといてください(笑)。
今度の例では、1はひらがな、感嘆符(「!」や「?」 )、カタカナ、漢字の4種類が入っています。
そして、2番めの文は、ひらがな、感嘆符、カタカナ、アルファベット、漢字、記号の6種類です。アルファベットや記号を入れるのもアリですね。
さて、こんな感じで、件名を読みやすくするだけで、内容の予想ができるだけでなく、メールやメルマガ、ブログを読んでもらえる率が上がります。
さて今回は文章の読みやすさについてご紹介しました。こんなに表記が豊富なのは日本語独自の性質だと思います。
外来語を受け入れやすいとかも。
せっかく豊富なので、その豊富さを利用して、パッと見て理解できる文章を心がけてみてくださいね!
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