こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
日本は観光地として非常に魅力的な国です。2022年の調査では世界一になりました。
そう。いい国なんですよね、「観光地」としては。
それに対し、視点を「働くこと」に移すと、日本の会社は先進国とは思えないほど劣悪な環境です。
今回はわたしが日本の会社で働きたくない理由をまとめます。きっと共感してもらえるはず。
【参考】「退職代行」という手段もある
この記事にたどりついたということは、今の会社を辞めたいと思っているということですよね。
上司に言いにくくて会社が辞められないという方は、退職代行サービスもあるので、さっさと辞めましょう!!
日本の会社で働きたくない理由
わたしは若いころから「日本の会社で働くこと」、つまりサラリーマンに良いイメージを持っていませんでした。
そして、実際にサラリーマンをしていた期間もありますが、体験してみたらさらに日本の会社のヤバさを体感したんですよね……。
その経験を元に、わたしが日本の会社で働きたくない理由をまとめます。
日本の会社は上下関係が面倒くさい
まず、わたしが日本の会社で一番イヤな特徴が上下関係が面倒くさいことです。
残念ながら、日本にあるほとんどの会社が該当してしまいます……。
これは会社にかぎらず、日本に住んでいたら大なり小なりみんな思っているのではないでしょうか?
とくに、何十年もの伝統がある会社だと、長くいる人の意見には逆らえない空気が充満していました。
気軽に意見できないなんて……だから業績がよくならないんですけどね。
ほんと、日本の会社では二度と働きたくありません。
日本の会社は業務時間にタバコを吸えまくれる
そして、上で書いた「上下関係」に匹敵するほど「日本の会社で働きたくない」と思わせる理由がタバコです。
未だにタバコが自由に吸えるところがあるのです。
わたしは体質的にタバコの煙がダメなのですが、20歳のとき、1か月だけタバコの煙モクモクの会社に務めたことがあります。
20歳ではじめて就いた仕事(デザイン会社)でしたが、タバコが原因で1か月で辞めました。
当時はどの会社も「職場は禁煙ですか?」と最初に電話で聞くとほとんどが「喫煙可能です」と言われました。
面接以前の問題でしたねぇ……。
当初はデザイン会社で働きたかったのですが、デザイン関係は職場での喫煙可能率が激高かったので、諦めました。
とにかく21世紀にもなって職場でタバコの吸える日本の会社は未来がまったく無いのでソッコーで辞めましょう。
そもそも喫煙者と非喫煙者の不公平感が問題
健康も問題ですが、もうひとつ大きな問題があります。
それが、業務時間内に喫煙をしまくる社員と、非喫煙者の社員との間にある不公平感の問題です。
勤務中に喫煙で一服とかありえませんよね。
日本の会社は酒とかの「付き合い」が面倒くさい
そして、タバコの次は酒です。日本の会社って酒などの「付き合い」が面倒くさいですよね……。
仕事が終わって、そんなに仲良くない同僚、上司とお酒を飲みに行くなんて時間のムダでしょう。
わたしは酒を飲んで初めて打ち解けるという日本語の意味がまだよくわかりません。
タバコのある酒ほどマズイものはないでも詳しく書いています。
日本の会社は服装にうるさい
そして、日本の会社は服装にうるさいですよね……。
わたしはスーツが大嫌いなので、スーツの着用が義務付けられている会社はNGでした。
以前いた会社の中には、表に立たない社員もスーツを着なくてはいけないという会社もありました。
みんないっしょじゃないとダメなんでしょうね……。
わたしがスーツが嫌いで就職したくなかったという話はこちらです。
さらに女性にはヒールなどの強制も…
さらに、女性の場合はハイヒールやパンプスなどの強制がある会社も日本には多いです。
こんなに足に負担のある靴を無理やり履かせるなんて、21世紀の日本って……。
履きたい人は履く、履きたくない人は履かない……という選択肢がないのが日本らしさなんでしょうね。
日本の会社は「残業」が当たり前
そして、日本の会社の大問題なところといえば残業ですよね。
残業が日課になっている会社……日本で探すのは簡単すぎです。残念ながら……。
そもそも「ノー残業デー」なんて日ができるのは、「残業をするのが前提・当たり前・日常」という裏返しですから……。
日本の会社は社員の「時間」を軽視しすぎ
さらには「残業代」の出ない「サービス残業」が存在します。
会社はお金をもらうために行っているのに、働いた時間に対する報酬がもらえないって、どういう意味なのでしょうか?
なにソレ?
詐欺かよ?
わたしの経験したすべての会社が「サービス残業バンザイ!」でしたよ。
ほとんどの日本の会社では、もはや残業が習慣化しています。
そのため、残業を前提に皆がダラダラとやっているという「生産性の低い仕事」の仕方をしている人も多いです。
あの雰囲気、思い出しても嫌です。
日本特有の「上司が残業しているから」という理由
さらに、日本特有の残業理由というのがあります。
それが、「上司が残業しているから帰りづらい」という理由です。
え? 何ソレ?
気遣いのための残業?
残業するための残業!?
日本の会社はアホかー!!!
もう、なんのための残業なのか意味がわかりませんよね。
「先生」の残業がひどい
あと、先生という職業もサービス残業(← とは呼ばれないが)がひどいです。
授業の準備をせずに授業はできないので、家で用意しなければならない……とか職業上仕方ない部分があるのですが。
わたしが日本語教師の新米のときは時給1,200円の授業に準備が3時間とかかかっていましたよ。
実質、時給300円とかザラですね(3時間の準備+1時間の授業=4時間で計算)。
日本の会社は遅刻に厳しいのに残業には寛大
日本の会社で働くことを「社畜」と呼ぶことがありますが、「遅刻に厳しいのに残業には寛大」という特性が大きいでしょう。
心の底から思うのですが、日本のサラリーマンって時間に厳しすぎではないですか?(日本社会自体が時間に厳しいのか)
未だに納得がいかないのが、遅刻には厳しいのに終わる時間にはすこぶるルーズなこと。不思議ですねー。
「日本の会社で働きたくない」と思うのに十分すぎる理由でしょう。
業務開始15分前に掃除という会社も
日本には業務開始15分前には出社して掃除をしなければならない……という会社もあります(というか体験した)。
もちろん、それが納得できなかったわたしは気持ち的に自ら進んで行けず、出勤するのは9:00ギリギリの毎日でした。
そうすると、制度上は「遅刻」じゃないのに、ほかの社員から憎しみの目で見られるんですよね。
この序列社会では「新米のくせに」という感情と、「なぜ皆と同じことができないのだ?」という同調圧力が凄まじかったです。
なぜ始業15分前に出社することに気が進まなかったのかというと、給料が出ないからです。
9:00以降に掃除をしないのは従業員の時間を軽視しすぎでは?
はっきり言って、15分もあったら情報収集とか自分のことがいろいろできますよ?
社員の時間は湧き出る水だと思ってるんでしょうね……。
始業前のボランティア掃除のある会社はかなり危険だと断言できるので早く辞めましょう!!
日本の会社は女性差別が強すぎる
そして、日本の会社は女性差別が強すぎるんですよね……。絶望的に。
わたしは娘が2人いますが、心の底から日本の会社では働いてほしくないです。
女性の管理職が少なすぎる
そもそもですが、管理職に女性が少なすぎることをご存じですか?
こちらは「内閣府男女共同参画局」のデータです。
おそろしいことに、女性の部長は5%程度という低さです。
つまり、100人の部長がいたら、その中で女性はたった5人ですよね。
5人で歩いていて野良犬95匹に囲まれたシチュエーションを想像すると、その絶望的な数の差がわかりやすいと思います……。
間違った意見でも正論にされてしまうほどの圧倒的な差ですよね……。
日本の会社の半分は女性管理職がゼロ
さらに追い打ちをかけるようなデータもあります。
帝国データバンクの2018年のデータです(赤字はヨスによる)。
自社の管理職(課長相当職以上)に占める女性の割合は平均 7.2%と、2017 年より 0.3 ポイン ト上昇しており、比較可能な 2014 年以降で最も高くなっている。「30%以上」とする企業は 6.8% にとどまったものの、前年(6.4%)より 0.4 ポイント上昇した。管理職の女性割合が「0%(全員 男性)」(48.4%)の企業は半数近くに達するものの、緩やかな低下傾向が続いた。
女性登用に対する企業の意識調査(2018 年): 帝国データバンクより引用しました。
日本の会社の半分近くは女性管理職がゼロ人です。
女性が働きにくい=男性も働きにくい
「オレ男だから関係ねーし!」と思う方もいるかも知れませんが、そもそもその考えはヤバイです。
おっさん管理職たちが、おっさん的発想で「女性向けの商品 = ピンクだ!」で作ったりしますよね?
でも、おっさんだけで女性をターゲットにした商品開発しても、現実の女性にはウケが悪かったりするわけです。
つまり、業績がよくならないということ。男尊女卑の激しい会社ほど給料も安いはずです。
日本の会社は上司の生活が新米と変わらない
そして日本の会社は、上司の生活がヒラ社員の生活と同じということがあります。
わたしの友達は、SEで、残業が本当にひどかったそうです。ところが、10歳上の上司が同じレベルで残業をしていたんだそうです。
目の前の上司の姿は、自分の未来の姿を表しています。
現在の自分が5年後、10年後にも同じように家族との時間を奪われたような過酷な生活をしているなんて、はっきり言って未来がありませんよね(笑)。
人間は「未来は良くなる!」と思えるから希望を持って生きられるので、そうじゃない会社ならさっさと辞めましょう。
日本の会社は価値のない会議を連発する
日本の会社って会議がムダに長いですよねー。
ひどいところだと業務時間の終わったころに会議がスタート。
なんか実りがあるんだかどうだか……なビミョーな会議がサービス残業として4時間追加……とか意味わからんです。
そんな会議が週に1回以上もある日本の会社とか、さっさと辞めないと不幸になります。
そもそも「この人って会議に参加している意味あんの?」ってメンバーがいたり、上下関係で「発言できない空気」があったりと、ムダすぎるんですよね。
会議を効率よくできない会社は「会議を『やること』だけに価値を感じている」ため、成長しません。さっさと辞めましょう。
日本の会社は「専門じゃないこと」をやらせる
そして日本の会社は「専門じゃないこと」をやらせるのが好きです。
わたし、接客とか営業とか苦手なんです。まぁ、営業はやったことないですけど。
だからこそ、パソコン業務の仕事を選んだのに、苦手でやりたくもない電話対応をやらされる会社が本当に苦痛でした。
「お客さんと直にお話するのは勉強になる!」とポジティブに考えていましたが、正直なところほぼ役に立ちませんでしたねぇ……。
さらには実店舗があって、そっちで手伝いとして接客させられたこともあります。
わたしは接客よりもパソコンでこそ能力を発揮できるのに、そんなことさせられてもパフォーマンスが悪いだけです。
自分が向いていないことから学べるものはありませんでした。
日本の会社は「会社の心得」を唱和させるのが好き
日本には「言葉には魂が宿る」という考え方があります。この思想はそんなに嫌いではないですが、これを勘違いしているのが日本の会社です。
日本の会社は「会社の心得」のようなものを唱和させるのが好きなんですよね……。
もう笑うしかないんですけど、朝早くに出勤して長ったらしい文章を毎日いやいや唱和させられるんですよね。
初日に「これは……ヤバイ会社に入ってしまった」と後悔したのを鮮明に覚えています。
「言葉にする」というのは大切ですが、自分で考えたものじゃないものを唱和しても意味がありません。
……ってか唱和とか昭和かよ!(← 笑うトコ)
日本の会社は後出しジャンケンのセリフを言う社員が多い
そして、日本の会社には「後出しジャンケン」の得意な社員が多いです。
後出しジャンケンというのは、たとえば会社で同僚が新しい企画をやろうとしてたときに「ああ……絶対失敗しそう……」って思ったとします。
で、やっぱり失敗して、同僚が「やっぱりね! オレは失敗すると思ったんだよ!」みたいなセリフのことです。
こういう人が多くなってしまうのには確かに理由があります。それは上下関係と、「自分の意見を言う(言われる)」という習慣がないことです。
「日本は住みやすくて好きだけど日本では働きたくない」という外国人も多いですが、それもうなずきますね。
日本には部署同士が対立している会社が多い
そして、部署同士が対立している会社……。日本にはやたら多くないですか?
「ウチとソト」の考え方なのか知りませんが、「あいつら VS おれたち」的なことを会社内で言っています。
全体の生産性を上げるには部署同士が対立していれば叶いません。
ところが、部署同志が対立している会社だと、お互いの足を引っ張る方向に進んでいきます。
そんな会社にいるとすれば、いっこくも早く辞めましょう。どう控えめに言っても沈んでいる船ですので。
日本の会社は「有給」を取りづらい
日本の会社の正社員って休みにくいですよね。
有給休暇を堂々と使えない……のとかアレって何なんでしょうか。
遅刻したら有給を使う会社も
以前いた会社では遅刻したときに午前だけ有給を取る人がいました。
いえ、有給にしてから昼から出勤するんじゃないんです。
5分遅刻したことを帳消しにするために、有給を取り、午前もガッツリ働くんですよ!!
どうせ使えない有給だし……という諦めもあるのかもしれませんがヤバイですね。
脳が毒されないうちに、こんな会社からは早く逃げるべきです。
有給を使うとほかの人に迷惑?
なんで有給が使えないのかというと、ほかの人に迷惑がかかるから……と言う人がいます。
いやー、日本の会社って足の引っ張り合いですね。
こういう人は、逆に誰かが有給で休むと「あいつは有給で休んで迷惑をかけやがって!」と言うんでしょうね。
そもそも、特定の人間の能力に委ねた経営とかやばいです。
人員は「入れ替えがある」ということを前提にマニュアル化するべきで、突然入院することもあるんだから、そういうときのことも考えておかないと。
日本の会社は土曜出勤を強いる
そして、極めつけは「土曜出勤を強いられる会社」が日本にはあります。
ここまでくれば独裁政権ですよね。
土日というのは休みで、予定を入れますよね?
でもその土日に急遽、「出勤してくれ」という会社があるのですが……頭大丈夫かよ……。
仕事にさしつかえるプライベートの活動が非難されるのに、プライベートにさしつかえる仕事が非難されないという矛盾を持つ日本の会社はさっさと辞めるに限ります。
あと、下記の記事は最大にクレイジーな日本のブラック企業の話です。こんなヤバイ会社もあるんですよ。
日本では「転職」がマイナス評価になる
仕事をやっていて、自分が勤めている会社と相性が合わないことや、仕事内容が合わないことはよくあります。
そういうときに「仕事を辞めたい」と言うと、3年は我慢しろよのようなことを言われること、多いですよね?
なぜかというと、日本では転職がマイナス評価になるからです。
アメリカなどでは「転職はプラス評価」という話はよく聞きますが、真逆の価値観ですよね。
合わない会社に何年もいるなんて「苦痛」以外のなにものでもありません。さっさと辞めましょう。
会社にいる時間は、会社の拘束時間の前に、自分の大切な「人生の中の時間」ですよ!
日本の会社は社員のお金の使い方を強制する
そして、友達から聞いた衝撃的な話ですが、日本の会社には社員のお金の使い方を強制するところがあります。
俗に言う「お中元、お歳暮のノルマ」ですね。
たとえばおせち料理を3万円分売らないといけないノルマがあって(しかも業務時間外で)、売りきらないとその社員が買い取らないといけないんだとか……。
ゴミ、クソ、カス……どんな罵倒をしても罵倒しきれないほどの会社ですね……。
日本の会社では副業が「許されない」
これはわたしが体験したことはないのですが、副業が禁止されている会社が日本には未だにあります。
……ということは、会社勤めしている人はブログで収益を得ることすら禁止なんですね。
終わってますね。ブログとか、能力を高めるためにすっごく役に立つのに。
悪いことは言いません。沈んでいる会社といっしょに沈むぐらいなら、こっそりとでもブログをはじめましょう。
わたしの著書をぜひ読んでください。
日本の会社は給料が安い
日本人にはいまだにこんな幻想を持っている人が多いです。
日本は先進国。世界が注目して、日本に学びたい人がたくさんいる!
これは、完全に過去の栄光です。日本のメディアはどうしても「世界に注目されている日本」という構図を演出したがりますが、ダメですよね……。
世界は中国、インドなどの国に注目していて、日本は過去に繁栄していた国の1つです。注目されるのはサブカルチャーだけでしょう。
「Karoshi(過労死)」という英語ができるほど労働状況が劣悪なことは世界でも知られています。
でも給料がたくさんもらえるのならマシですが、実は日本人の給料って安いんですよね……。知ってました?
日本人の人件費は安い
「アジアの人の人件費が安いからそっちで生産する」という常識が日本にはあるかも知れません。
でも、カナダでは「日本人の人件費が安いから日本でお願いする」ということも起こっているんですよ。
この20年の間に、カナダでは時給の最低賃金が700円から1,400円になりました。
バンクーバーだと1,700円ほど。
日本は……というとご存じのとおりです。わたしの地元 香川県だと800円代です。
バンクーバー | 東京 | |
---|---|---|
2000年 | $7.60 | 703円 |
2021年 | $15.20 | 1,041円 |
2023年 | $16.75 | 1,113円 |
カナダだと日本の倍稼げる
わたし、カナダでいろんな人にインタビューしているのですが、同じ業種でも、カナダで働くと日本で働いている人の2倍は稼げます。
ウェイトレス/ウェイターなら日本だと15万ぐらいですか? カナダだとチップもあるので、30万以上です。
チップは食事料金の15〜20%で、そのテーブルを担当した人のふところにほぼ100%入ります。
つまり、単価の高いお店だと、チップだけで月に100万とか稼げるんですよ……。これを聞いたときは衝撃を受けました。
日本だと不可能ですよね。
日本の会社では楽しく仕事をしてはいけない
「まじめに仕事をしろ!」という言葉はよく耳にします。
これは当たり前なのですが、この「まじめに仕事をすること」と「楽しんで仕事をすること」は共存できるのをご存じですか?
日本の会社では「楽しんで仕事をすること」は真面目に仕事をしていないと受け取られることがよくあります(とくに接客業など)。
たとえば「仕事中の雑談」とか。
雑談しているスタッフがいるとクレームを言うようなお客さんがいるそうですが、マジですかこれ……。
日本はみんなで不幸になろうとしている相互監視社会ですよね。
楽しそうにしているのを見るとふざけていると解釈するなんて歪んでいるようにしか思えません。
ちなみに海外のレストランなどに行くとスタッフ同士が楽しそうに仕事をしています。見ていて気持ちがいいですよ。
日本の通勤電車が過酷すぎる
世界には気候の過酷な地域があります。極寒の地域とか。
でも、日本にはそれに匹敵するような超劣悪な環境があります。それが満員電車です。
わたしの住む香川県だと車通勤の方が多い気がしますが、都会だと電車での通勤が主流ですよね。
わたしは東京でホンモノの「満員電車」に遭遇しましたが、あのときは生命の危機を感じるほどでした。
あれは人間の生存できる環境ではありません。毎日そんな中通勤している人がいるのは未だに信じられません。
あんなものに慣れてはダメな気すらします。
しかも女性なら痴漢に遭う危険もあるので、日本の都会はどれだけひどい環境にいるのかの自覚を持ったほうがいいです。
はやく日本を出たほうがいいのは確かです。
ボーナスがある
そして、ボーナスがあるという点です。
はぁ?! それはメリットだろ!
……と言われそうですが、デメリットなのです。
ボーナスは年に2回ほど、給料の〇倍が特別にもらえる制度で、もらえるに越したことはありません。
では月給20万円の人が、年に2回「月給の2倍のボーナス」があると仮定してみましょう。
次の表をご覧ください。
給料 | 20万 × 12か月 = 240万 |
---|---|
ボーナス | 40万 × 2回 = 80万 |
合計 | 240万 + 80万 = 320万 |
けっきょくのところ、この人の年収は320万円ということになります。
これを月給に換算すると26万6千円と同じということですね。
でも、毎月6万6千円ずつが「お預け状態」なのです。
この「年に2回」というのがポイントで、12月にボーナスがもらえる場合11月に会社を辞めるとどうなりますか?
そうです! 本来、月収としてもらえるはずだった6万6千円/月× 数か月分がもらえないのです!
え?! なんかズルくね?
そうです。お得そうに見えてズルいのです。
業績が悪くなると「ボーナス」という名目のため、出さなくてもいいですし、いいように利用されていますよね……。
おそらく、ボーナスは「日本の過酷な労働」による人材流出を防ぐための人質として機能しています。
辞めようと思っても「こんなクソ会社辞めたいけど、あと2か月でボーナスだからもう少しがんばるか」とがんばってしまう。
がんばると一気にお金がもらえて満足し、もっとがんばってしまう。
「ボーナスがもらえてラッキー!」ではなく、ボーナスとして「自分の給料が人質に取られている」と考えましょう。
甘く見積もっても日本には未来がない
最後にそもそもなのですが、日本の未来が楽観視できないという理由があります。
率直に言うと、日本には未来がないから働きたくないということです。
こちら、内閣府のサイトからの引用です(太字はヨスによる)。
総人口が減少する中で65歳以上の者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、平成48(2036)年に33.3%で3人に1人となる。平成54(2042)年以降は65歳以上人口が減少に転じても高齢化率は上昇を続け、平成77(2065)年には38.4%に達して、国民の約2.6人に1人が65歳以上の者となる社会が到来すると推計されている。総人口に占める75歳以上人口の割合は、平成77(2065)年には25.5%となり、約3.9人に1人が75歳以上の者となると推計されている。
1 高齢化の現状と将来像|平成30年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府より引用しました。
やばいですよね……。まぁ、2065年なんてわたしも高齢者になっているので、アレですけど(笑)。
おそらく日本で働いていても、今後明るい未来がある……と感じることはほとんど無いと思います。
むしろ、その希望はどんどん縮小されていきます。
逆に高齢者を相手にした業界は伸びるんでしょうね……。
こういうことまで考えると、子どもには日本で働いてほしくないですよね。
ということで今回は、わたしが「日本の会社で働きたくない」と思う条件をまとめました。
きっと共感してもらえる部分が最低1個はあると思います。
悪いことは言いません。あなたがまだ、この記事で紹介したような会社にいるなら、さっさと辞めましょう。
上司に言いにくくて会社が辞められないという方は、退職代行サービスもあるので、さっさと辞めましょう!!
個人的には日本の会社で良いところを探すのは無理ゲーだと思います。もしあなたが20代なら、カナダのような先進国にさっさと出ることをオススメします。
こちらの記事も人気です。ぜひご覧ください!