こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
「若者と中高年、どっちのマナーの方がひどいのか?」
こんな質問をされたら、なんて答えるでしょうか。
結論としては、ぶっちゃけどっちもどっちだと思います。
もともと「若者はだめなヤツばっかりや!」と思っている人が若者を見れば、粗ばっかり見えるし、逆もそうでしょう
そんなわけで、どっちもどっちなんですけど、それで終わりだと座布団投げられるので「中高年がマナーが悪くなる例」についてお話しします。
価値観は時代とともに変わる
当たり前ですが、時代はどんどん変わっていますよね。
時代とともに変わるもののなかには価値観も含まれるのです。
たとえば、喫煙マナーにしても、20年前とくらべてかなり変化しています。
20年以上前の価値観
「禁煙」の標識がなければどこで喫煙しても良い
これが今は……
現在の価値観
「喫煙可能」の標識がなければ基本的に禁煙
……に移り変わっている途中です。
若い世代は、既有知識のない状態からこの価値観を学ぶので、すんなりと入ります。
普通のこととして受け入れるということですね!
既有知識がアップデートを拒否
でもわたしを含め、中高年には過去に習得した知識がすでにあるのです。
その知識が新しい価値観とは真逆な場合も多々ありますよね。
その新しい価値感を受け入れ、価値観のアップデートができる人は、はっきり言って問題ありません。
ところがです。
価値観のアップデートができない人もいるのです。
既有知識(すでに持っている知識)がウイルスとなって、アップデートがなされず、過去の価値観のまま止まっている人もいます。
こんな人ですね。
昔はOKだったのに、なんで今はそんなことせなあかんのや!
その古い価値観のまま、過去の価値観を遂行すれば、マナー違反と思われることも多々あるのに。
人通りの多い街なかで立ち小便するおじさんとかなんとかしてくれ……(マナー違反というか実は犯罪なんですけどね)。
ただ、すべての新しい価値観が正しいとも思っていません。例が全然思い浮かばないのでアレですが。
むしろ逆アップデートとか?
あと、社会にいる中高年の地位の高さが問題になることも非常によくあります。
会社の中で立場の高くなっている人が多く、その発言力の強さが問題になるという意味です。
地位の高さとマナーの良し悪しには一切の関連性はありません。
たとえば「お金を払って、酔っ払っていればお店で何をしてもよい」という価値観を上司が持っていると、それを若い部下に学習させてしまうかもしれません。
過去のマナーを再生産させ、若い人を「逆アップデート(ダウングレード)」していくんですね。
歳を取ると、自分の学んできたことをどうしても肯定化したくなるものです。
だから、どんなに現在のマナーに反していても受け入れず、それを強行してしまう人もいるんでしょうね。
そしてそういう人たちに限って「最近の若い者は……」と声を大にして言っている気も……。
さて、今回は最終的には「最近の若い者は……」に対向する位置付けになっていますね(笑)。わたしは若くないんですけどね。
いつの時代も若者は常に批判の対象になるんですよ。
「最近の若いモンは……」と言っていた人たちも、若いころは同じようなことを言われてきたんです。
そして、今の若者も歳を取れば、同じように若者を批判する人がいっぱい出てくるんですよ(笑)。
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