PCを起動するとアプリ(ソフト)も同時に立ち上がるスタートアップ(Windows/Mac)

こんにちは! 効率化の鬼 ヨス(プロフィールはこちら)です。

パソコンを使うときは、たいてい同じアプリしか使いませんよね。

それなのに、毎回毎回パソコンを立ち上げるたびにアプリをいちいちクリックして起動するのはムダすぎる!

いつも使うアプリはパソコンの立ち上げと同時に開いてほしくないですか? たとえばブラウザ、Excel、メーラーなど。

今回はそんな効率化を図れるPCの機能「スタートアップ」について紹介します。

スタートアップとは?

では、スタートアップとはなんのことでしょうか?

パソコンの起動時の流れで、指定したアプリを自動で立ち上げてくれる機能のことです。

つまり、パソコンの電源を押せば、指定したアプリもいっしょに開いてくれるということ!

パソコンのスイッチを入れておけば、あとはコーヒーをいれている間にいつも使っているアプリが起動してくれているというわけ!

とくに以下のようなアプリは、スタートアップで指定しておきたいです。

スタートアップで設定したいもの

  • パソコンを起動したらまず最初に使うアプリ
    (例:ブラウザ、メーラー、Excelなど)
  • 常に起動させておくツール
    (例:MouseGestureL.ahkのようなマウスジェスチャーツール・PhraseExpressのような入力支援ツール)
  • 起動に時間がかかるアプリ
    (例:動画編集アプリなど)

【Windows】スタートアップを設定する手順

ではWindowsでスタートアップの設定のやり方を紹介します(Macでのやりかたはこちら)。

結論から言うと、スタートアップというフォルダの中にアプリへのショートカットを入れるだけ!

スタートアップのフォルダを開く(2種類の方法を紹介)

まずはスタートアップフォルダを開きます。2つの方法があるので、どちらかでやってください。

【やりかた1】フォルダを開いていく方法

まず1つ目の方法は、フォルダを開いていく方法。

こちらのエクスプローラーのアイコンをクリックして開きます。

エクスプローラーのアイコン
エクスプローラーのアイコン

あとは、以下の場所に行ってください。

「Cドライブ」の中の
Users」の中の
ユーザー名(自分の付けた名前です)」の中の
AppData」の中の
Roaming」の中の
Microsoft」の中の
Windows」の中の
Start Menu」の中の
Programs」の中の
Startup」です!

【やりかた2】ショートカットを使う方法

スタートアップを開く2つ目は、ショートカットを使う方法です。

まずはWindowsRを押し、「ファイル名を指定して実行」というウィンドウを出してください。

そのウィンドウに次のように入力しましょう。

ファイル名を指定して実行

shell:startup

これで、スタートアップが開きますよ。

ショートカットをスタートアップの中に入れる

次に、開いたスタートアップの中にショートカットを入れます(参考:ショートカットの作り方)。

「スタートアップ」の中にドラッグ&ドロップで移動
「スタートアップ」の中にドラッグ&ドロップで移動

たったこれだけでOKです!! これで、次にパソコンを立ち上げたときには、ショートカットを追加したソフトが自動的に起動します!!

ただし、あまりたくさん入れすぎると、起動が遅くてイライラします。

【参考】わたしが「スタートアップ」に入れているもの

わたしが「スタートアップ」に入れているものはこんな感じです。

  • 文字入力補助ツール「PhraseExpress
  • クリップボード拡張ツール「Clibor
  • キーボードのキー配列変更ツール「KeySwap
  • マウスジェスチャーツール「MouseGestureL.ahk
  • コピペしたときの属性を反映させないツール「テキペ
  • スクリーンショットを撮る「SnapCrab

【Mac】スタートアップを設定する手順

今度は、Macでスタートアップを設定する手順を紹介します(Windowsでのやりかたはこちら)。

Macでスタートアップを設定する手順

  1. システム設定を開く
  2. 左のサイドメニューから「一般」を選択
  3. 右側にある「ログイン項目」を選択
  4. 一番上にある「ログイン時に開く」の欄で「+」をクリックし、起動したいアプリを選択する

最後の4をやっている画像はこちらになりますよ。

ここに追加するだけで、これらのアプリがMacの起動と同時に立ち上がります。

今回は、初心者が知ると「おお!」と感動するスタートアップについて紹介しました。

ちなみにパス(スタートアップの場所)を次のように単語登録しておくと便利です(参考:パスを単語登録する技)。

単語登録例

  • C:¥Users¥【ユーザー名が入ります】¥AppData¥RoamingMicrosoft¥Windows¥Start MenuPrograms¥Startup
  • すたーとあっぷ;

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おかげさまでめちゃくちゃ好評です。この記事を気に入ってくれたなら、きっと満足していただけるはず!