[書評]『人生の純度が上がる手帳術』で本当にやりたいことを人生に引き戻そう

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

本記事では『人生の純度が上がる手帳術』を読んだ感想を紹介します。

『人生の純度が上がる手帳術』がどんな本なんだろうと思っている人は、ぜひご参考にどうぞ。

著者 本橋へいすけ・井上ゆかり さんについて

人生の純度が上がる手帳術』の著者である本橋へいすけさん、井上ゆかりさんを紹介しましょう。

左:本橋へいすけ さん・右:井上ゆかり さん
左:本橋へいすけ さん・右:井上ゆかり さん

本橋へいすけ さんはお仕事としてはコミュニティ運営、コンサルタント、認知科学コーチをされています。

そして今や、へいすけさんの代名詞となっているのが、「pure life diary」という人気の手帳です(後述しています)。

pure life diary
pure life diary

へいすけさんご本人が手帳を使い「本当にやりたいこと」を達成しました。

その過程で得たノウハウを詰め込んだのが「pure life diary」です。

そして、井上ゆかり さんは内向型コンサルタント、カウンセラー、コミュニティ運営をされています。

「外向型」の人間が評価されやすい中、「内向型」の人が活躍できるように活動されているのがすごくおもしろいです。

そんなお二人が執筆された書籍が『人生の純度が上がる手帳術』です。

『人生の純度が上がる手帳術』
『人生の純度が上がる手帳術』

手帳なのに「スケジュール管理」はNG!?

本書『人生の純度が上がる手帳術』では、手帳を活用して「本当にやりたいことをする人生」にする方法をまとめられています。

ところが、本書の第1章のタイトルを二度目してしまいました。

なぜなら次のように書かれていたからです。

書かれていたこと

スケジュール管理が自己肯定感を下げている

え?

なぜ驚いたのかというと、手帳とは「スケジュールを管理するもの」だから。

手帳なのに、スケジュール管理するのはダメなの?

本書では「スケジュール管理」をすることで、予定が「やるべきこと(・・・・・・)」になってしまうと書いてあります。

そうなると、スケジュールどおりにいかないと「自分はダメなやつだ」と、自己肯定感を下げる材料になってしまうそうです。

「TO DO思考」ではなく「TO BE 思考」

じゃあどうすればいいのかというと「TO DO思考」ではなく「TO BE 思考」にすること。

おそらく、この名称を見ればなんとなく意味はわかりそうですね。

つまり、「しなければならない」という束縛ではなく、「こうなりたい」という気持ちを手帳に書いていくということです!

なんてポジティブでステキな考え方!

詳しくは本書を読んでみてください。

キモになるのはワーク

『人生の純度が上がる手帳術』でキモになるのは、なんといっても第2章の「ワーク」でしょう。

ほとんどの人は、自分のことを知っているつもりですが、知らないんですよね。

どうすれば、自分を本当に理解できるのかというと、ワークしかないのです。

本書では、次のように質問がいっぱいあって、自分を知るためのワークができます。

『人生の純度が上がる手帳術』のワーク
『人生の純度が上がる手帳術』のワーク

中には回答が難しいところもあるかもしれませんが、とりあえず取りかかってください。

本書22ページにあるQRコードからワークシートをダウンロードプリントアウトしてからとりかかるといいですよ!

わたしも、ワークシートをプリントアウトしてやりました!

ワークシート
ワークシート

これをやるかどうかで、かなり違ってくると思います。

手帳を毎日書けない人へ

手帳について書かれた本書ですが、わたしは手帳が続いたことがありません

手帳がいいのはわかっているのですが、どうしても空白だらけになってしまう。

そんなわたしにもっとも響いたのは最終の「第5章」です。

ここでは、「手帳の目的は毎日書くことではない」とキッパリと書かれていて「はっ!」としました。

いや、当たり前なのですが、この本質をどうしても忘れてしまうんですよね。

そのほかにもいろいろな「手帳はこういうふうに使わなくてはならない」という考えは「思い込み」だということについて書かれています。

今までに手帳が続かないと、手帳に対してネガティブな思いがある人は、ぜひ5章から読んでほしいぐらいです!

「pure life diary」を使うのがオススメ

そして、この書籍に書かれていることを実践するには、著者が開発している手帳「pure life diary」をオススメします。

わたしも来年版をすでに購入しています。

pure life diary
pure life diary

本書『人生の純度が上がる手帳術』は、ふつうの手帳でも「pure life diary」のメソッドを使えるようにする内容ですが、やはり本家の手帳との相性が一番いいです。

そしてこの手帳、なんと2022年の「手帳総選挙」で第2位になったんだそうです。

知名度も上がってきて、来年分も売り切れ寸前らしいのでほしい人はお早めに!

もっているだけで爽やかな気持ちになれるカバーデザインなのもいいですよね。

いや、持っているだけではいかんけどっ!

今回紹介した書籍『人生の純度が上がる手帳術』のタイトルに使われている「純度」という言葉、すごくいい響きです。

人間は日常生活の中で、人生の純度が下がってしまっています。

それを「浄化」し、ほんとうの自分の人生を歩むために、ぜひ手にとってみてください。