こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はプライドだけ高いおっさんについて。ほら、自分の思うとおりにならないとキレるおっさんいるじゃないですか? あれって恥ずかしいって話です。
「酒が飲めない」と断るとキレるおっさん
今朝、お酒をすすめられて断るとキレるおっさんがいるという記事を読みました。
「さあさあ、飲んで飲んで」
といわれたが、いや、自分は薬を飲んでいるので飲めないんです。烏龍茶で…と伝えると、相手の態度が豹変した。
「え? 飲まないの? ちょっとくらい良いじゃないか。薬ってのは何の薬なんだ。そもそもそんな薬があるのか?」
お酒なんて規制されてしまえ。 - Yukibou's Hideout on Hatena より引用しました。
わたし自身、若いころからそもそも飲みに行くこと自体なかったです。
なのでこういう体験がなかったのですが、やっぱりいるんだ……と残念な気持ちになりました。
結局、その人からは無視されるような形で終わった。何なんだろうこれ。アルハラ?
お酒なんて規制されてしまえ。 - Yukibou's Hideout on Hatena より引用しました。
どうやらこのあと、おっさんはご立腹なさったようでずっと無視されたそう。
参照記事にはこの人が男性という記述はありませんが、わたしの体験から99%おっさんだと予想できるため、「おっさん」という表記にしています。
実はお酒の席だけじゃないんですね
この記事を読んで思い出したことがあります。それは、わたしが以前、大阪で日本語を教えるボランティアをしていたときの話。
日本語を学びたいという在日の外国人と、日本語を教えたいという日本人が集まる場を大阪市が提供していたんですね。
で、あるとき、そこで「初めましてパーティー」みたいなのがありました。お酒は出ないですが、お菓子とかジュースとかでワイワイと。
そしたら、あるおっさんがアジア系の外国人の男子(中学生か高校生)に話しかけたんですよ。
で、「ジュースいる?」っておっさんがすすめたんですが、その子は遠慮がちに「いらない」と断ったんです。
そしたらそのおっさんは、その子の肩をバン!と叩いて「しゃきっとせえよ!」とブチ切れて去っていったんです(その子はおとなしめで消極的だった) 。
「しゃきっとせえよ!」のセリフがトンチンカンということはさておき、これも断られたことでキレてますね。
自分より若い人にだけ都合よくキレるおっさん
このことから考えると、おっさんがキレることと酒は関係ないですね。
それよりも、ただ単におっさんは自分が断られることが許せないだけです。
ということは、この「おっさんがキレる現象」は、プライドが高いおっさんが起こす事件と言えるわけですな。
あ、ここでもう一つ重要な要素があります。それはキレる相手が、おっさんから見て自分より若いか、地位が低いという点です。
けっきょく悪態をついているのは年下の人(もしくは地位が下の人)に対して自分の思うような反応がないときだけ。
相手が自分より地位がある社長とかなら、絶対に酒を断られてもブチ切れません。自分より弱い立場の相手にだけ都合よくキレるんですね。しょーもない……。
断られてブチ切れる方が恥ずかしいよ♪
これって「断られることが恥ずかしい」という認識を持っているからでしょうね。間違いなく。
だから「誘ったおれの顔に泥を塗る気か?!」となるんでしょ。「メンツ」ってやつですね。
というか、気づいてほしいんですよー。
断られることよりも「断られてブチ切れる」ことの方が100倍恥ずかしいってこと。
こういうのって「男のメンツ」って言うそうなんですけど、言葉のオブラートにだまされてはいけません。「男のメンツ」=「ただの未熟者」ですから。
知ってました? 子どもが自分のほしいオモチャを買ってもらえなくてギャアギャアわめいているのと全く同じってこと。
「おれの酒が飲めねぇのか?!」は「ぼくのおしゃけがのめないでちゅか!?」です。
さて、今回言いたかったのは「男のメンツ」っていう体のいい言葉はスカスカのハリボテってことです。
「おれの酒が飲めないのか?! ああ?」とか言うの、ほんまに恥ずかしいですからね。はやく心の中も成人になってください。すでに人生の下り坂かも知れないですけど。
そういや、酒関係では以前にこんな記事も書いています。