こんにちは! 音楽は洋楽女性ボーカルばっかり聴いているヨス(プロフィールはこちら)です。
今年も梅雨の季節がやってきましたね。という訳で今回は、雨の日に聴きたい、雨のよく似合うようなしっとりしたと洋楽女性ボーカルのおすすめアルバムを5つ選んでみました。
目次
雨の日に聴きたい洋楽オススメ
The Corrs『Forgiven Not Forgotten』
まずはアイルランド出身のきょうだいバンドのThe Corrs(コアーズ)。1996年の、私の中ではコアーズの最高傑作であるデビュー・アルバム『Forgiven Not Forgotten(遥かなる想い)』です。
あのデヴィッド・フォスターがプロデュースし、この1stアルバムにしていきなり世界で450万枚以上売り上げたアルバムで、アイルランド音楽とポップスがうまく融合した素晴らしい作品です!そういやアンチ洋楽のウチの弟も「これはイイ!」と絶賛していたのを思い出した。
どの曲も良いのですが、ハイライトは6曲目の『Runaway(ラナウェイ)』かと思います。結婚式でも人気なんだとか。
コアーズは4人きょうだいで結成されたバンドです。長男ジムのピアノ、長女シャロンのバイオリン、次女キャロラインのドラム、そして三女アンドレアの透き通るような声。心地よいハーモニーが魅力です。
私的にこのアルバムを聴くと雨が降っているような気分になります。コアーズが雨の国アイルランド出身という知識が邪魔をしているのかどうか分かりませんが(笑)。
プロモーションビデオを見ると分かるように音楽が良いだけでなく、全員ルックスが良いです。人気が出たのもうなずけますよね。
個人的な話になりますが、大阪にいたときにコンサートに行く予定だったのですが、ヴォーカルのアンドレアの体調不良でキャンセル(or 延期だったか忘れたけど)になりました。コアーズは現在活動停止をしているので、私の人生のタイミングではあれが生で見られる最後のチャンスだったんだなと思うと、非常に残念でしたねー。
Enya『A Day Without Rain』
独自の世界観、独自のジャンルと言っていいほどの世界観を持ったEnya(エンヤ)の『A Day Without Rain(ア・ディ・ウィズアウト・レイン)』です。
これまたアイルランド出身でしたw。
今回はアルバムのタイトルに「rain(雨)」が入っていますね。このアルバムから大ヒットした『Only Time(オンリー・タイム)』の中でも雨が降っていますし、ある意味今回私が選んで5つの中で唯一まともなのかも??
いやー、この人の音楽は神聖ですよね。声も神々しく聞こえます。いろんなCMとか映画とかバックミュージックでも使われているので、全然洋楽に興味ない人でも、一度はどこかでエンヤの音楽を耳にしたことがあるのではないでしょうか? それぐらい有名で人気のミュージシャンです。
エンヤの音楽ってちょっと気温が下がってきたときに聴きたくなります。雨の日だけでなく、冬にも。音楽って作る人の環境が反映されるんでしょうか。不思議です。
Tori Amos『Boys for Pele』
さて、今度はアイルランド出身の人ではありません! アメリカのミュージシャンTori Amos(トーリ・エイモス)です。
ピアノを弾きながら歌う歌手と聞くと真っ先にこの人を思い浮かべます。ピアノの音ってしっとりしていますよねー。私はピアノの音を聴くと体感温度が1~2度下がって感じられます。
トーリのアルバムはほとんど持っていますが、その中でも、今回紹介する3rdアルバム『Boys for Pele(ボーイズ・フォー・ペレ)』が私的に雨を連想させてくれます。
この人の旋律は、雨を飛び越えて「死」を連想するかも知れませんが。
その中でも特にカッコイイ曲が『Caught A Lite Sneeze(コート・ア・ライト・スニーズ)』です。今聴いてもめちゃくちゃカッコイイなぁ。
この曲の入っているアルバムのほかの曲も、どれも個性的です。
特にカッコイイのがチェンバロを効果的に使っている曲。トーリの曲で「チェンバロ」って楽器を知りましたよー。
この人は結構クレイジーなイメージですが、このアルバムの中の写真でも豚に授乳させていたり、ピアノを燃やしていたり、なかなかイカれています。
ちなみにトーリ・エイモスは私に「ピアノ+ヴォーカルの曲が大好き!」ってことを気づかせてくれた、私の音楽おたく人生において重要なミュージシャンです。
origa『永遠』
昔、『青の時代』というドラマの主題歌で『ポーリュシュカ・ポーレ』を歌っていたのがこの人Origa(オリガ)
でした。今度はロシア出身です。
Origaの透き通った声は絶対属性は水だと思いますw。そんな声で歌ったアルバムはどれも湿気が漂うのですが、その中でも最高傑作が『永遠』というアルバムです。ジャケットもいい感じで思わずジャケ買いしたのがOrigaとの出合いでした。
そしたら、このアルバムのヤバイことヤバイこと! シングル曲が一番ショボイと思わせるほどほかの曲が素晴らしいんです。マジで全曲良いです。
その中でも私がダントツで好きな曲がこちらの『永遠とは』です。人生の中でトップ10に入るぐらい好きです。
オリガって誰?? って人がほとんどだと思うのですが、アニメ『攻殻機動隊』などで菅野よう子の曲でロシア語でヴォーカルを歌っている人って聞くと、わかる人にはわかると思います。この人の声、むちゃくちゃ好みです。一番好きかもしれない。
マニアックですが、この人の声で発音されるロシア語の「ニャー」って発音がたまりません。巻き舌もステキです。
Sarah Brightman『La Luna』
『Time To Say Goodbye(タイム・トゥー・セイ・グッバイ)』で一世を風靡したSarah Brightman(サラ・ブライトマン)の『La Luna(ラ・ルーナ)』というアルバムです。このアルバムはジャケットからめちゃめちゃ良いですよね。そらジャケ買いするよな。
その中でも最も好きな曲がProcol Harum(プロコル・ハルム)の『A Whiter Shade Of Pale(青い影)』のカバーです。
私はタワーレコードに入り浸っていた頃、アルバムを試聴するときに1、3、5曲目は必ず聴くようにしていました。経験上、このあたりに良い曲がくる可能性が高いと思うからなんですが、この曲も見事に5曲目でした(笑)。
この人は元々オペラを歌っていたぐらいですから、そりゃ神聖さパワー全開な声ですよ。基本的に私が紹介しているアルバムは「心地よい雨」を連想すると思っているのですが、このアルバムは特に心地よいと思います。
サラの音楽はジャンルとしては「クラシカル・クロスオーバー」と呼ばれます。ポップスとクラシックの要素が結合した独特のスタイルです。まぁ、本人はカテゴライズされるのを嫌っているらしいのですが。
クラシックとポップスを融合した独自の音楽スタイルはクラシカル・クロスオーバーの世界的な隆盛をもたらしている。アメリカにおけるビルボード・チャートのクラシック音楽部門とダンス音楽部門で同時に1位を獲得した唯一の歌手である。
サラ・ブライトマン - Wikipediaより引用しました。
クラシックとダンス音楽部門で同時に1位って……。こんな両極端なジャンルでトップに立つなんて、常識では考えられませんね。
あと、すみません。私がここで紹介している『La Luna』がiTunesで売っていないことに気づきました。仕方ないのでダウンロードはベストアルバムで。
今回「雨の日に聴きたい」というテーマで何気なく選んでみて気づいたのですが、雨に似合うと私が思うのはピアノの曲、神聖さを感じるような曲調、透き通るボーカル、などだと思いました。
そしてアイルランドのミュージシャンはなんとなく雨の湿気をまとっているようなヴォーカルをしている気がします。あとアイルランド音楽のフィドル(ヴァイオリン)も雨っぽい気がする。
私の感覚でですが、ああわかるわかる!って言って頂けると嬉しいです。ぜひ雨の日は家で、車の中で聴いてみてくだい!
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