応接室にある灰皿は「サービス精神」のつもりでもタバコの嫌いな人にとっては最低のサービス

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

いまだに会社の応接室などでこんなアイテムを見かけることがあります。

灰皿が机の上に
灰皿が机の上に

今回は、灰皿を用意するのは「サービス精神」ではなく、「私達の意識は遅れている」ということを披露しているだけだよというお話です。

応接室に灰皿が!

先日、とある団体に行ってきました。

説明を受けるために応接室みたいなところに通されました。

そしたらアレがあるんですよ。「灰皿」が!!

灰皿が机の上に
灰皿が机の上に

国際化だ、禁煙条例だと騒がれていますが、これが日本の地方における現実なのかと愕然としました

幸い、わたしがこの部屋に入る前にタバコを吸った人はいないようで、煙も臭いもありませんでした。

でも、もし煙のにおいが残っていたら私はタバコアレルギーなのでひとたまりもありません。

吸う人を優遇する日本

なんでこんなものを置いているのかについて、担当の人に聞いてみました。

だって、不特定多数の人が入る可能性のある部屋にこんなブツを置くなんてオカシイですからね。すると返ってきた答えはこちらです。

「やっぱり吸われる方がいますからねぇ……」

やはり吸わない人への被害が言われているこの時代に、吸う人側の視点だったのです。

サービス精神が旺盛なことが「最低のサービス」に

おそらく、こういう灰皿を置いているところって、この国ではまだまだ多いと思うんです。

でも、別にタバコの煙が苦手な人に対する嫌がらせではないハズなのです。

ただ単に「サービス精神」が旺盛すぎるのでしょう。

タバコが好きなお客さんがタバコを吸いたくなったときに灰皿があったら気が利くよな!」的な発想なんでしょうね。

言うまでもなく時代とかなりズレたサービス精神ですが……。

逆を言うと、
タバコの苦手な人にとっては最低のサービスだということにまったく気づいていないんです。

ターゲット外の人に害のあるサービスは禁止!

恐らく、この団体に来る人が男性のほうが多いのでしょう(今の日本社会の現状として)。

そして中年、もしくは年配の方の出入りが多いのかもしれません。

そうなると喫煙する人が多いのだろうと思います。

つまり、ここでのサービスのターゲットが完全に「男性年配者で喫煙をする人のみ」になっています。

とはいえ、特定の年代などに焦点を当ててサービスを考えるのは、まったく悪いことではありません。

問題なのは、そのサービスがターゲット外の人の「害」になっていることなのです。

たとえば、男性客の多いレストランで「卑猥な雑誌」を置いているとします(← 最近はさすがにないと思うのですが)。

お店の人はサービスのつもりかもしれませんが、ここへ女性客が来たらどう思うでしょうか?

子ども連れの家族が見たらどう思うでしょうか? それ以前に完全にセクハラになります。

一部のターゲットにサービスを提供するあまり、ターゲットに入らない人達に害を与えるのは問題なのです。

結局のところ、多様性の話にいきつきますよね。

自分が受けてきた教育を思い出しても「多様性を尊重する教育」は受けた覚えがありません。むしろ「多様性を許さない教育」でした。

今思うと信じられませんが、男子の髪型は「丸刈り」か「規定の髪(眉から髪までとかをcm単位で決められていた)」みたいな時代でしたからね。

多様性 = 悪」って言っても良いほどの教育です。

こちらに関しては、また別の機会に書きます。