ベネッセ通信教育講座のDMで地域データの使い方がやけに上手い件

子どもをお持ちの方なら必ずと言っても良いくらい目にするDMと言えば、やっぱりコレでしょう。

それは、ベネッセ通信教育講座のDMです。ウチの子の場合は、小学一年のときにベネッセの「チャレンジ」をやらせてみました。でも、やる時間がなくなって赤ペン先生への提出が滞りまくっていたので、2年生になると同時に解約しました。だって小学校の宿題やら習い事があるんですもん。

いきなり話がそれましたが、そのベネッセのDMってめちゃくちゃ上手く作られているんです。ということで、今回はそのベネッセのDMについてです。

このDM、いつも感心するぐらい上手く作られています。小学校に入学するときのDMには名前シールが入っていたり、子どもの名前を印刷して、その横にひらがなの練習(子どもの名前)するマスがあったりしていました。

そして、私が一番上手いと思うのがこのアオリ。

4人に1人の小学生が……
ベネッセのDMで上手いと思うあおり方。

名前が印字されていて、「◯◯さんのまわりでもたくさんのかたがチャレンジをがんばっています。」と書いていて、その下に近辺の小学校の名前と、その小学校でベネッセの通信教育講座をやっている子どもの数。

その横には「◯◯さんがお住まいの香川県では4人に1人の小学生がチャレンジで1学期のおさらいをしています。」と書いてます。

すげー! 個人情報で記入する住所のデータを利用しているのだと思いますが、データを上手く使っていますね~。

「ほかの子どもたちがやっている」→「うちの子もやらないと乗り遅れる!」と思わせる心理を上手についています。まあちょっと恐怖心をあおるような感じはしますが(笑)。

ただ、これも実際にたくさんの子どもがやっている実績がないと使えない手です。「2800人に1人が……」て書いても全くパンチがないです(笑)。それにしても4人に1人ってすごいですね。よその県の方は何人に1人になっているのか気になります

現代の日本は少子化で子どもが少なく、一人っ子も多いです。そんな中、親の興味は子どもの学習に行くのも当然かもしれません。なので、英語を始めとする習い事や塾、そしてこういった通信教育講座などにお金ってもらうためには「やらないとお子さんが困りますよ~!」系のあおり方は効果的なんだなと思いました。