灰皿をお店の入口に置いてるお店へ「問題はタバコ本体ではなく煙なんだよ」と伝えたい

こんにちは! タバコ嫌いのヨス(プロフィールはこちら)です。

現在、日本でもタバコへの規制が厳しくなってきましたよね。

それは素晴らしいことなのですが、「焦点がズレてない?」と思うような光景をよく見かけます。

そのなかでも顕著なのが、お店やコンビニの入り口に置いてある灰皿です。

今回はなぜ入り口付近に灰皿を置くと問題なのかについてお話しします。

お店の入り口付近にある灰皿の問題

最近は全面禁煙のレストランも、ここ香川でも少しですが増えてきて喜んでいます。

でも、そんな店でもこんな光景が普通です。

タバコの灰皿がお店の一等地に!
タバコの灰皿がお店の一等地に!

そう。タバコの灰皿が出入口に置かれているんですね。

でもここは、お店に入る人が必ず通らなければならない場所ですよね?

つまり、わたしのようにタバコで身体を悪くする人間も通ります

お店に入ったり、お店から出るときにタバコの煙を吸わされるのが問題ですが、もっともっとひどい問題があります。

お客さんの出入りのたびに煙が店内に入る問題

そのひどい問題とは、お客さんがお店に入る度、出るたびに、煙が店内に入ってくることです。

どんなに「店内全面禁煙」とうたっても、ドアを開くたびに煙が入ってくるわけです。

お店側は「外に灰皿を置いたから完全禁煙ですよ」と思っているのかもしれません。

でも、問題なのは物体の「タバコ本体」ではありません。

あなたが気をつかっても「タバコの煙」は気をつかわないという記事でも書きましたが、
煙という「気体」が問題なのです。

煙は、風の具合でどこに飛んで行くかもわからないし、「店の中」という風通りの悪い場所に一度入るとその被害はしばらく続きます。

灰皿は入り口に置くべきだはない

そうそう。アメリカでは人の出入りする可能性のある場所での喫煙を、それはもう厳しく禁じているそうです。

その中の1つに「建物の入り口から20フィート(約6m)以内ではタバコを吸ってはダメ」というものがあります。

わたしが住んでいたカナダでもこんな標識をお店の入り口付近で見かけます。

タバコは7メートル離れたところで
タバコは7メートル離れたところで

上の標識は、この場所から半径7メートル以内は禁煙ということですね。

つまり、日本のコンビニ、お店の入口にある灰皿は完全にアウトです。

自宅の玄関でもこの法律が適応されている……って聞いた気がするのですが、ほんとうに素晴らしいですね。

さて、今回はコンビニやお店の入り口にある灰皿の問題についてまとめました。

まだまだ焦点が「タバコという物体」に行っていることが問題の根源にあります。

問題なのはタバコから発生する「気体」である煙です。ちゃんとそこを見て、タバコを吸わない人の迷惑にならないようにしてほしいです。

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