日本人が「ありがとう」を言わないのはなぜ? 原因は国民性ではなく言語にある

こんにちは! ヨス(@yossense)です。

日本人は礼儀正しいと言われますが、「そうでもないよな」と思っている方も多いのではないでしょうか?

たとえば「ありがとう」を言わない人が多いとか?

今回は、日本人が「ありがとう」を言わない理由についてまとめました。

日本人は「ありがとう」をあんまり言わない??

これは主観かもしれませんが、日本人(日本語話者)は「ありがとう」をあんまり言いません。

もちろん、目上の人にはしっかりと言っていますし、友達とか親しい人にもちゃんと言っているはず。

ここで書きたいのは、知らない人、言い換えると「利害関係がない人」に対する「ありがとう」という言葉です。

「ありがとう」はぶっきらぼう?

じゃあ、なんで日本人が「ありがとう」を言わないのかと考えると、言語的なところに大きくあるのではと思うのです。

日本語で感謝の気持ちを表す一番ポピュラーなフレーズは「ありがとう」ですよね?

でも、この言葉ってすべての人に使えるフレーズではないんですよ。

例えば、上司や先輩、年配者や、お客様、つまり上の立場にいる人や知らない人には使いにくいということです。

でも英語の「Thank You」や中国語の「謝謝」は誰に対しても使えます。

もちろん、英語では「Thank you very much」のようにもっと丁寧で長いフレーズもありますが、短いフレーズでも普通の日常では失礼ではありません

日本語だと、「ありがとう」だけでは失礼に聞こえてしまうのです。

ヨス

「ありがとう」だけだとぶっきらぼうな感じ?

参考: 英語の「ありがとう(Thank you)」を使いこなせ! サンキューにまつわる表現まとめ | 英語びより

「ありがとうございます」は長すぎる

かと言って、「ありがとうございます」は長すぎですよね。

それでいて、場面によっては丁寧すぎることも……。

知っている人で目上の人に対しては「ありがとうございます」で、知っている人で同じ立場、もしくは下の立場の人には「ありがとう」を使いますが、知らない人にはどうでしょう?

「ありがとう」の使い分け
知っている人で目上の人へ ありがとうございます
知っている人で自分と同等・目下の人へ ありがとう

例えば、エレベーターで、「お先にどうぞ!」と言われた時。

「ありがとうございます」は丁寧すぎな気もしませんか?

つまり
日本語には、目上の立場の人でもなく、よく知っている人でもないような人に伝える「感謝のフレーズ」がないんですね。

ヨス

「ありがとう」はぞんざいすぎて、「ありがとうございます」は丁寧すぎる……。

その中間の言葉がないので、声を出すのを避けて、なんとなくお辞儀をしてやりすごしている気がします。

レジでありがとう

そんなことをずっと考えていたのですが、20代のころ、大阪に引越しして生活するうちに考え方が変わりました。

それは大阪の人は、知らない人に普通に「ありがとう」という言葉を使っていたからです。

例えば、レジで買い物をして、レジの人にお釣りとレシートをもらったときに「ありがとう」と言う人が多いことにも気づきました。

わたしは四国生まれの四国育ちですが、そんな人を見たことがなかったので、良い意味でのカルチャーショックでした。

ヨス

ということで、さっそく真似をすることにしたよ。

それを言い始めることで、気持ちがラクになりました。

というのも、常に感謝の気持ちは持っているのに、さっきの理由でそれを表現する術がなかったからです。

言っても言われても気持ちが良い

私は「ありがとう」をよく使うようになってから、気づきました。

「ありがとう」は言われて嫌な人はいないことに。

そして言われるだけじゃなく、言うのも気持ちがいいことも知りました。

この「ありがとう」というフレーズですが「あんまり感謝の言葉言っていなかったなぁ」って人には是非オススメしたいです。

今回はわたしが大阪で体験した「ありがとう」の心地よさについてでした。

あと、「ありがとう」ってなんか改めて言うのもなんだかなぁって方、照れくさい方はぜひ「……アフリカゾウ」とボソッと言うといいですよ。

きっと「ありがとう」って聞こえるので(笑)。

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ヨス

言語のカテゴリ」にあるきん、そっち見てや。

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