こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
人間生活をしていると「これはココだけの話だけど……」って言う人いますよね?
でも99%の確率でココだけの話になりません。
という訳で今回は、「ココだけの話はするな!」というお話です。
目次
信頼するあの人にも「ココだけの話」をするな!
もし仮に、あなたのもっとも信頼できる友達1人に「ココだけの話」、つまり秘密を打ち明けたとします。
でもその信頼できる友達には、あなたとは別の「信頼できる仲の良い友達」がいることがほとんどです。
それも、あなたが「この人だけに言っちゃおう!」って思うのと同じレベルの親友が。
あなたの信頼している友達は、別の誰かに「この人には言っても大丈夫!」と判断して言っちゃいます。
それが繰り返されると、あなたが教えた1人がほかの1人に伝え、さらにほかの1人に伝えて……と繰り返されることでしょう。
あっという間に不特定多数の人へのうわさ話の出来上がりです。
しかもあなたが「信頼できない人」にも
そうやって伝わり始めたウワサ話ですが、きっとあなたの信頼できない人にも伝わることでしょう。
そうなんです。
あなたが信頼できない人でも、ネットワークのなかにいる友達にとっては非常に信頼できる友達であるかもしれないです。
友達と親しくなれるかなんてフィーリング要素が高いですからね。
そうなると、本当に信頼できる友人1に言っただけなのに、結果としてあなたの信頼できない相手にその話が伝わるというわけです。
さらに「情報は劣化する」
そうやって多くの人に話が伝われば、その情報は劣化していきます。
どういうことかというと、話は人伝いに伝わるにつれ、どんどん内容が変わっていくという意味。
その話を聞いた人によって注目するところが違うため、自分の関心のある部分に尾ひれをつけて話します。
話がとんでもない方向にいってしまうかもしれないということです。
当事者以外にはネタでしかない
人はうわさ話が好きです。
これは古今東西、国籍、性別、年齢、学歴に関係なく誰でも好きな人が多いのではないでしょうか。
そして当事者にとっては重要な話でも、蚊帳の外の人にとっては、単なる話のネタに過ぎません。
「面白いネタを話す愉快な人」という勲章ほしさに面白おかしく話すことでしょう。
勝手に時効に
まわってきたウワサ話は、内容によっては、聞いた人の記憶にずっと残ります。
そうなると、口の固い人でも勝手な判断で、話に時効を作ります。
「この話は1年前のことだから、時効だろう。皆に言ってもいいかな」と。もちろん、あなたも時効だからイイと割り切れるなら問題ないです。
インターネットで公表されるかも?
今の時代、誰しもが発信の手段を持ちえています。
そう。インターネット上のSNSです。
Twitter、FacebookなどのSNSでも簡単に発信ができてしまいますよね……。
もちろん「発信すること」に関して理性のある人ばかりだと問題ないのですが、現状はそれはありえません。
あなたの言った内容が、翌日には匿名でTwitterでツイートされまくってた……って事態になりえる恐ろしい時代です。
というわけで、本当の本当に「ここだけの話」にしたい人は誰にも言わないことが賢明ですよ。
さて、結局何が言いたいかと言うと「ココだけの話だよ」と秘密を誰かに告げるときは覚悟が必要だということです。
その内容はみんなに言うのと同じだということを。
知られるとマズイことはどんなに信頼している人にも言わないことをオススメします。