こんにちは! ヨス(@yossense)です。
今回はわたしが子どもの頃に「女の子はずるい」と思っていた話です。いやー、日本の男の子って今思ってもひどい扱いをされていますよね。
女の子と待遇があからさまに違うよね
男性のみなさんに質問したいのですが、子どもの頃「女の子はずるい」って思ったことありませんか?
わたしはむちゃくちゃ思っていました。不公平感がすさまじかったです。特に男の先生のひいき具合はひどかったですね。
女の子の名前を呼ぶときは名字に「さん」をつけて「山田さん」って呼ぶのに、男の子には名字を呼び捨てで「矢野」です。
その上、言葉遣いも男の子に対してはあからさまに汚いんです。「おまえ」とか「どつくぞ!」とかひどいときは「殺すぞ!」とか……。先生の言葉ですよコレ。
男の子は雑に扱ってもいいけど、女の子は大切に扱わなければならない……というメッセージをしっかりと受け取っていました。
汚い方を男の子に渡すとか……
ほかにもこういうことが日常にあふれています。
女の子と男の子がいて、そこに2つのおもちゃ(同じもの)があります。で、1つがちょっと汚れている場合に日本では男の子に汚い方を渡す傾向がありませんか?
たぶんこういう発想ですよ。
「女の子に汚いのを渡すとかわいそう……男の子だし少々汚くてもいいか。そもそもそんな小さなことに男はこだわるべきではない!」
まさにジェンダー(社会的につくられた「男はこうあるべき」という決めつけ)ですね。
男はこう!と決めつけられるな
とにかく性別を境目にした決め付けがひどい社会です。
例を挙げるとキリがなさそうですが、わたしって子どもの頃から絵がうまかったんです。まぁ、毎日描いていましたからね。
でもわたしの周りの大人って「男の子は女の子よりも絵が雑」と思い込んでいる人が多かったんですね。たぶん日本全体でも言えると思うけど。
そんなもんだからいちいち「男の子なのに絵がうまい!」みたいな不本意な言い方をされ続けてきたわけですよ。
「それは言わないなぁ」って思う方も、「絵」を「文字」に置き換えてみるとどうでしょうか? 女の子の方が字がうまいと思い込んでいる人、多くないですか?
ケガをしても女の子と対応が違う
あと最悪なのはケガをしたとき。女の子がケガをすると丁重に扱わえるのに、男の子だと「男は泣くな!」ですよ。
ヘタしたら「おまえがふざけていたのが悪い」と怒られたりするわけです。そんな適当な扱いをされ続けているのに「女の子にはやさしくしろ!」ときたもんです。
だれがそんなこと聞くんでしょうか(笑)?
たぶん「男は小さいことを気にしてはいけない」という決めつけがあるんですけど、なんでいけないんでしょうか? そもそも小さいことってなんでしょうね。すごく相対的すぎます。
わたしは気になりますよ。特に衛生的なこととか、わたしはお腹が弱いですからね。気をつけること、リスクを避けることは大切です。
女の子だけずるい
さて、わたしが体験したことの一部をつらつらと書いてきました。
こういう経験をしているとやっぱり「ずるい」って思いませんか? わたしが子どもの頃、むちゃくちゃ不公平感を持っていました。
なのでわたしは子どものころ女の子のことが大嫌いでした。ほんとうは性別だけで扱いを変える大人が悪いんですけど、子どもの思考ってそうなりますよね。
いいかげんに「性別」……というか生殖器の違いを絶対的境界線と思い込むのはやめてほしいですよね。性別に関係なく平等に扱ってくれよまじで。
さて、今年(2016年)に40歳になったわたしはこんな待遇の中で育ちましたが、今の小学校、中学校ではもう少しマシになっているのかもしれません。
……が、たぶんそんなことないですよね。だって、そういう待遇の中で育った人は、やっぱりそういう価値観を再生産する人がほとんどですから。
ぜひ、これを読んだ方は子どもたちに悪影響を与える性差別をするのをやめてください。
Twitterではこの記事のような内容のつぶやきをよくしています。
この記事を気に入った人はぜひフォローしてくださいね♪
「夫婦別姓」の書籍を出版しました!
Amazonの電子書籍で、夫婦別姓についての電子書籍を販売いたしました!
あなたの「想い」を「発信」してみませんか?
もし、この記事を見て共感してくださったなら、あなたも発信してみませんか?
わたしの著書『読まれる・稼げる ブログ術大全』では、ブログをこれからはじめたい人、発信をはじめたいと思っている人に必要な情報がすべて詰まっています。
ただ闇雲に発信するのではなく、「伝わりやすさ」がもっとも重要です。
ぜひ、あなたの考えている「社会のここがおかしい」をブログやSNSで正しく発信しましょう。