初心者のブログが読みにくいのはなぜ? まず知ってほしいブログ文章・7つの超基本

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

わたしは、ブログのオンラインサロンでたくさんのブログ初心者の方を見てきました。

その中では、文章が上手くても「このブログ超読みにくい!」というパターンもあるんですよね。

それが「なぜなのか?」と言うと、「ブログ」という媒体で文章を書くときの基本を知らないからです。

ということで、初心者に知ってほしい、ブログの超基本についてまとめました!

初心者に知ってほしいブログの超・基本

わたしは元々デザイン出身ですが、気がつけば仕事内容が文章執筆になりました。人生ってわからないものですね(笑)。

今回は、気がつけば10年以上WEB上で文章を書きまくっているわたしが、初心者に知ってほしいブログ文章の超・基本についてまとめました。

1記事にいろんなことをつめ込まない

まず最初は「1記事にいろんな内容を詰め込みすぎないこと」です。

だって、最初は中華料理店に行ってチャーハンを食べた……とグルメな記事を熱っぽく書いていたのに、途中からサッカーの「オフサイド」というルールについて長々と説明していたら意味わかりません。

ヨス

読む人が中華料理好きでサッカー好きの人ならいいですが(笑)。

それがもし、サッカーに興味ない人だったら途中で「は?! 何この記事!?」と思い、離脱することでしょう。

でも別に長い文書がダメという意味では全然ありません

1つのテーマに沿って体系的にまとめている記事なら1万文字を超えても仕方ないですし、むしろ「ほしい情報が1記事にまとまっている」というメリットにもなりますので。

記事タイトルを適切に付ける

そして、本文と同じぐらい超重要な記事タイトルです。

記事タイトルというのはこちらですね。

記事内での「記事タイトル」
記事内での「記事タイトル」

記事タイトルというのは、記事内容を簡単に30文字程度で要約したものです。

この「要約」というのが重要で、絶対に守りましょう。

「ギョーザについての記事」なのに、記事タイトルが「盗難に遭わないための方法」だったら意味不明すぎです。

くわしくはこちらの記事にまとめているのでご参考に。

見出しを付ける

そして見出しを付けること。これ、地味に面倒くさいですが、すごく重要です。

ヨス

このブログでは「オレンジ色のライン」の部分です。これを見出しと言います。

これを見てください! 右側が見出しの付いた例ですが……

見出しがあると読みやすい
見出しがあると読みやすい

めちゃくちゃ見やすくなります!

見出しをつけることのメリットをまとめると、

  • 見出しを追っていくことで全体を予め理解できる
  • 読むときに区切りになって読みやすくなる
  • 見出しを挟むことでメリハリになり、長い文章でも短く見える
  • あとで見返すときにどこにあったかを探しやすい

……などがあります。

本の目次や、新聞のヘッドラインと同じですね。この見出しを追っていくと、何について書いている記事かがわかるんですね。

見出しについてはこちらに詳しく書いています。

1つの文章・段落を長くしない

見出しの次は文章について。

1つの文章が長くなりすぎないように気をつけています。

文章が長いときは2つに分ける!

1つの文章が長いと接続詞が連発されたりして、文法が複雑になります

昨日、人気のうどん屋さん「ヨス屋」に行ってきたのですが、ものすごい混み具合で、人混みの嫌いなわたしにとって、30分待ちの行列に並ぶことは苦痛でしかなかったので、お店を変えることにしました。

いやー、読みづらい! これを分けてみると……

昨日、人気のうどん屋さん「ヨス屋」に行ってきました。

ものすごい混み具合で、人混みの嫌いなわたしにとって、30分待ちの行列に並ぶことは苦痛でしかありません。

ということでお店を変えることにしました。

長い文章はパッと見たときの理解が難しくなりますが、文章を分けると一発で理解できるようになります。

「あ……文章が長くなってるな」と気づいたときは、2つに分けましょう!

改行ではなく「段落」を変える

適度に段落を変えて、1つの段落は150文字ぐらいに収まるようにしましょう。ただし、改行は使いません。

改行を使うと、こちらのように「スマホ」で見たときに見づらくなるんですよ!

PCで読みやすくするための改行がスマホでは読みにくく……(左:PCの画面・右:スマホの画面)
PCで読みやすくするための改行がスマホでは読みにくく……(左:PCの画面・右:スマホの画面)

じゃあどうするかというと、「段落」を変えるんです!

改行をやめて段落だけにするとスマホでも読みやすく(左:PCの画面・右:スマホの画面)
改行をやめて段落だけにするとスマホでも読みやすく(左:PCの画面・右:スマホの画面)

コツとしては、スマホで見たときに2〜4行に1回は段落を変えることです。

2~4行に1回は段落を変える
2~4行に1回は段落を変える

今やスマホでブログを見る人の方が多い時代ですから、スマホ優先で!

ちょっと説明不足だと思うので、こちらの記事をぜひご覧ください。必見ですよ!!


適度に太字(OR 色文字)を挟む

今度は文章内に適度に太文字や色文字を挟むことです。← こういうやつ ですね。

こちらを見比べてください。

適度に太字・色文字を
適度に太字・色文字を

こんなふうに、視覚的なメリハリがつき、読みやすくなります。

文章が少なく見えて「ウッ…」とならない

ほら、ずーっと同じ大きさの文字で同じ色で同じ太さの文字が続いていると、見るのが疲れませんか?

ヨス

わたしは文章を読むのが苦手(← 自分は長文を書くくせに)なので、特にそう思うんですね。

適度に太文字を挿入すると、その「うっ……」という感じが軽減するんですよ!

「文章が延々と続いている雰囲気」が少しなくなって、文章が少なく見えます。

流し読みがしやすくなる

それともう1つが、流し読みしやすくするという理由です。

太文字のみを追っていくと本文を読まなくても何となく意味がわかる……というのが理想ですよね。

この作業って地味に面倒ですができるだけやりましょう。

太字・色文字は使いまくらない!

ただし、太字や色文字は使いまくらないようにしてください。

だめな例はこちら。

こんにちは! ヨスです!

寿司と言えばやっぱりアレですよね! アレですよアレ。トロ? いえいえ。もちろんカリフォルニアロールですよ。やっぱアボカドおいしいです。

実はわたし、生魚が苦手でして寿司屋に行っても卵焼きとかカリフォルニアロールとかエビフライの入ったやつしか食べません。よくおこちゃま舌と言われますが、否定はしません(笑)

これ、よく見かけるんですけど、超読みにくい……。

もはや「色彩の暴力」ですよ。ソッコーほかのページに行きたくなります。

大きさや太さ、色に変化のない文字の中にたまに出てくるから効果的なんですよね。

この辺りについては、以前書いた下記記事で詳しく語っています!


専門用語・身内ネタに気をつける

わたしは基本的に誰が見ても理解してもらえる文章を心がけています。

どんな属性の人が読んでくれるかわかりませんからね。

なので、文章の中でちょっとした小ネタを放り込むときには専門用語や身内ネタ、相対的表現に気をつけています。

専門用語

「専門用語」というのは、パソコン用語や略語などをはじめとする小難しい表現です。

わからないからネットで調べるのに、
辿り着いた記事にさらに分からない言葉が並んでいた
ら……私なら絶対にイヤですよねー。

専門用語が出たときには簡単に説明するか、その説明を書いたページへリンクを貼ってあげましょう。

身内ネタ

「身内ネタ」は……

  • 自分の友達にしか伝わらないネタ
  • インターネットに詳しくないと分からないネタ
  • 一部の地域の人しかわからないネタ
  • 一部の年代の人しかわからないネタ

などです。

私は子どものころに読んでいた漫画のことを小ネタで書いたりしますが、「マニアックですみません」のようなフォローを入れます。

分からないのは読者の無知が原因」ではなく「かたよっているわたし側に問題があるんですよー」提示です。

読む人は初めて訪れた人という前提で、ブログを継続的に読んでいないとわからないような表現にも気をつけています。

相対的表現

相対的な時間表現にも気をつけています。「昨日」や「おととい」のような表現ですね。

こういう言葉を使うときは(2015年4月1日)のような「絶対的な日付」をカッコに入れて挿入しています。

読者はいつその記事を読むかわからないので「昨日」って言われても困るんですよ!

基本的に「わたしのブログを読んでくれている方は、初めてこのブログに辿り着いた」という前提で書いています。

具体的に難しい言葉を使うときにやっている方法は、下記記事にて!

こちらはネットショップを運営している人向けに書いた記事ですが、ブログにも共通していると思います。

熱意を入れて書く

そして最後に「熱意を入れて書く」ということです。

なんか根性論っぽくてアレですが、ホントにそうです。

熱意のある記事の効能は下記記事にて書いていますが、マジでオススメします。

そもそも好きなことしか書かないようにすれば、簡単に熱意が入った記事が書けます。

でも「このテレビ番組、流行っているからブログで書いてみよう」のような書く理由が「好き」から離れると、熱意が一気に減りますよねー。

熱意がなくても上手い文章を書ける人もいますが、わたしはそんな技術ないので「自分がときめくか」を記事を書くときに重要視しています。

さて、今回は「『読みやすい記事』を書くために気をつけていること」がテーマでした。

超基本的なことばかりですが、今一度チェックしてみてください!

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