こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回は、タッチタイピング(ブランドタッチ)で必ず覚えておかなければならない大切な知識を紹介します。
それはホームポジションと、どの指でどのキーを打つか……についてです。
ブラインドタッチではキーに対応した指を覚えよう
では、さっそく、ブラインドタッチで超重要なホームポジションからお話していきます。
※ ローマ字入力での話です。
ホームポジションを覚えよう
まずは、ホームポジションについてです。
ホームポジションって何でしょうか?
それは、パソコンのキーボードに指を置くときにあらかじめ待機しておくポジションのことです。

ん? よくわからないんだけど?
……と言われそうなので、もうすこし噛み砕いて、順番に説明しますね!
ちなみに「ホームポジション」を英語では「Home Row」と呼びます。「row」は「横一列に並んだ列」のことですね!
出っ張りのある「キー」が2つある
まず初心者の方に、最初の最初に覚えてほしい2つのキーがあります。
それはFキーと、Jキーです。
実は、この2つのキーはほかのキーと違って、出っ張りがあるんですよ!! こちらの写真を見てください。

この出っ張りですが、世界中のすべてのキーボードで共通で、ほかのキーには出っ張りはありません!

この出っ張りがないと、どんなパソコン上級者でもキーボードが打てません!
「出っ張りのあるキー」に「人差し指」を配置
この2つの「出っ張りキー」ですが、なぜ出っ張っているのでしょうか?
実は、「ここに人差し指を置いてね!」という印なんです。
こちらの表を見て下さい。
Fキー | Jキー |
---|---|
左指の人差し指 | 右指の人差し指 |
必ず、この2つの「出っ張りキー」には左と右の人差し指を配置しましょう。

「出っ張り」があるので、キーを見なくても触ったらわかるのがポイントです!!
ホームポジションを覚える
そして、その人差し指を置いた横に、1つのキーに1つの指を置いていってください。
こちらのようになりましたか?

表でまとめます。こちらは左手です。
小指 | 薬指 | 中指 | 人差し指 |
---|---|---|---|
A | S | D | F |
そして、右手。
人差し指 | 中指 | 薬指 | 小指 |
---|---|---|---|
J | K | L | ; |
この状態を「ホームポジション」と言います。

「HOME(ホーム: 家)」の「ポジション」、つまり、「両手それぞれの『指の家』」です。
常に「ホームポジション」に待機させる
パソコンのキーボードに指を置くときには、常にこのホームポジションの状態で待機させておきましょう。
もちろん、押しておくのではなく、それぞれのキーの上に指を軽く乗せるという感じです。
キーボードのキーに対応した指は決まっている
ホームポジションを覚えたら、今度はどのキーをどの指で押すかです。
実は、キーボードには、「このキーはこの指で押す」というルールが明確に決まっています。
「どのキーをどの指で押すか」の図はこちらです。

こちらの表のとおりに必ず入力するようにしましょう。
上の表を拡大したものも用意しました! ぜひ、壁などに貼ってお使いくださいね!
【注意】人差し指だけ2列分ある
この表を見ると、人差し指だけ縦2列分をカバーしていることにお気づきでしょうか?
基本的にはどの指も、縦の1列分と「領土」が決まっています。でも、人差し指は2列分をカバーするんですね。
この表に載っていませんが、小指も@や:、Tabなどいろんなキーを押すために使われます。
親指は使わない
この表に「親指」も載っていないことにお気づきでしょうか?
タッチタイピングでは親指は使いません。
じゃあ何に使うのかというと、主に、漢字変換のためのSpaceキーを押すために使います。
あと、Spaceキー近辺のキーを押すためにも使うため忙しいので、文字入力キーを押すためには使いません。

まあ、親指が生えている場所的に、文字キーが押しにくいからなんですけど。
入力したら「ホームポジション」に戻る
最初に「ホームポジション」を覚えましたが、文字を入力したあとには、このホームポジションに必ず戻ってくるようにしましょう。
例えばいと入力したいときは、こちらのアニメーション画像のようにします。

もちろん、「こんにちは」と入力するときに、Kを押してホームポジションに戻る、Oを押してホームポジションに戻る……という意味ではありません。
KONNICHIHAまで入力してからホームポジションに戻ります!
文章のときも、全部入力してからホームポジションに戻りましょう。
ですが、考えながら文章を入力していて、とぎれとぎれになるときは、文章が途切れるたびに、ホームポジションに戻るようにしましょう。
さて、今回は、文章を入力する上で大切なタッチタイピングの「ホームポジション」について紹介しました。
今回紹介した「ホームポジション」と「どの指を押すか」については、かなり重要なので、慣れてくださいね!
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