[書評]『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』は海外の人にも読んでほしいステキな本

東京の懐かしくて新しい暮らし365日

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

今回は書籍『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』を紹介します。

本書は、著者の中川マナブさんから献本としていただきました。ありがとうございます。

著者の中川よしこさん・中川マナブさんについて

『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』の著者は、中川よしこさん、中川マナブさんのおふたりです。

左: 中川マナブさん・右: 中川よしこさん
左: 中川マナブさん・右: 中川よしこさん

夫婦で東京のお出かけブログ「東京散歩ぽ」を運営しています。

自分の住む地域のことを発信する「地域ブログ」の先駆け的存在で、今ではライターとしてもいろいろなメディアで活躍しています。

実はマナブさんとは同い年ということもあり、仲良くさせていただいてて、夫婦でわたしの住む香川県まで遊びにも来てくれました。

ヨス

かれこれ9年の付き合いになりますね〜♪

そんな中川夫婦の書籍『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』はどのような書籍でしょうか?

『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』の特徴

では、本書『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』の特徴を3つ紹介しますね。

観光地を紹介しているだけではない

おふたりのブログが地域ブログなので、てっきり「東京の観光・レストランなどのオススメ」を紹介している本だと思っていました。

それだけでもいいのですが、よい意味でその期待は裏切られました。

観光地などの紹介だけにとどまらず、次のような「東京の豆知識」も満載なのです。

東京の豆知識の例

  • エスカレーターの関西と関東の違い
  • 東京に「坂」がつく地名が多いことについて
  • 「佃煮」の始まりについて

読んでいて「ほほー!」という豆知識だらけで、読み物としても面白いです。

ヨス

読んでいるだけで豆知識が得られますね。

1ページが1日/365日に対応している

そして、本書の2つ目の特徴は1ページ=1日で構成されていること。

1ページ=1日で365日分が収録
1ページ=1日で365日分が収録

「1月1日」「1月2日」……と1ページごとに1日が割り振られていて、どのページからも楽しめます。

その日付に関連がある東京についての内容をピックアップしているページもありますよ。

たとえば、9月1日は「防災の日」だそうで、該当ページには「東京都のホームページで備蓄品の量を確認できる」という情報が載っています。

ほかにも、8月には「東京の真夏にゲリラ豪雨が起こる理由」とか「陽炎の語源」のように。

ヨス

中川夫婦が楽しみながら選んでいる姿が目に浮かぶようです!

なによりも写真が美しい!

そして3つ目に紹介する『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』の特徴は、写真の美しさ!

中川夫婦が何年にもわたって撮り続けてきた写真の集大成とも言えます。

『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』
『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』
ヨス

「ホントにいろんなところに行ってるんやっ!!」と驚きました(笑)。

先日お会いしたときに聞いた話ですが、写真を撮り直しに行ったものもあるんだとか。

すごいプロ根性ですね。

あと「写真掲載の許可」をすべての施設、お店などで確認したそうで、それがとんでもなく大変だったという話も聞きました。

これは確かに大変そう……。


【希望】英語・中国語・韓国語版も出版されてほしい

『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』は、ものすごい勢いで売れているんだそうです。

内容的にぜったいに売れると思っていましたが、その想像よりもすごい勢いですね。

そこで、わたしは思うのです。

ヨス

これ、絶対に海外の人が好きやろっ!!

海外展開としてまずは「英訳・中国語訳・韓国語訳され、もっと海外の人に読まれてほしいな」と思います。

こんなに写真がきれいで、ボリュームがあって、丁寧に書かれた本なんてありません。

海外の人が見たら、もっと東京のことを好きになってくれると確信しています。

最後になりますが、今回紹介した『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』の表紙が素敵すぎますよね。

これだけたくさん撮影している中から選ばれた写真ですからね。

『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』
『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』

インテリアとして飾りたくさせる要素もあります(わたしも部屋に飾ってる)。

ということで、東京に住む人も、東京以外の人も、海外の人も、ぜひ手にとって「東京の懐かしい暮らし」を楽しんでください。

       

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