[ツール] フリーソフトのメモ帳と侮るな! WindowsならTeraPadがオススメ!

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

Windowsのメモ帳として何をつかっていますか? たぶんほとんどの人はWindowsに最初から入っているメモ帳を使っていると思います。

でも、無料で手に入るオススメのメモ帳がほかにあるのです!

今回はわたしが10年以上使っているメモ帳「TeraPad(テラパッド)」を紹介します。

TeraPadでできること

念のために説明すると、メモ帳というのは、ちょっとして文字を残しておくだけのファイルです。例えば、ネットで面白いネタを見つけた時に、ささっとコピペしておくときや、文章を書くときの下書きによく使います。

Windowsでは[ スタートメニュー ]→[ アクセサリ ]→[ メモ帳 ]というのが一般だと思いますが、ここで紹介するTeraPadがイチオシです。無料だし!

ではまずはTeraPadをインストールします。下のダウンロードページからダウンロードできます。

ダウンロードページ

文字・記号の検索

これは普通のメモ帳にもある機能ですが、探したい文字を簡単に見つけられます。

やり方はCtrl+Fを押して、探したい文字を入れるだけ! ちなみにF3を押すたびに、検索ワードと一致する次の場所まで飛んでくれます。

文字・記号の検索
1つのファイルに複数ある場合は、F3を押すと、次の候補にどんどん移動してくれる。

ついでに、Shift+F3を押すと、逆方向に(下から上へ)検索してくれます。これは便利!

文字・記号の一括変換(置換)

こちらも通常のメモ帳にある基本的な機能です。例えばバイオリンについて文章を書いていて、書き終わったときに「あ! やっぱり全部『バイオリン』じゃなくて『ヴァイオリン』って書くべきだった!」と心変わりしたとき等に使えます。やり方は下にて。

ショートカットは「Ctrl」+「R」

Ctrl+Rをクリックしします。するとウインドウが開きます。

変更前&変更後の文字を入力

すべて置換
[ 変換前の文字を入れる ] → [ 変換後の文字を入れる ] → すべて置換

「すべて」をクリック

「すべて」をクリック
すべて をクリック

私は変換前&変換後の文字を入力したあと、Alt+AAAを2回連続で押す)という風にショートカットをします。これが便利です。

ちなみに「改行(¥n)」も変換できます!

64回前まで戻れる

大事な文章を削除してしまった!ということはよくあります。そんなときは、即座にCtrl+Zを押して下さい! 一瞬で一つ前の状態に戻れます。

しかもTeraPadの場合、64回前の状態まで戻れます! まぁ、64回も戻ることはあんまりないですが、5個手前ぐらいまで戻りたいときはよくあります。Ctrl+Zを連打して下さい♪

こちらは、オプションで更に増やせます。[ 表示 ] → [ オプション ] → [ 基本 ] → [ 元に戻す回数 ]

戻ったのをやめる

一つ前の項目で、一つ前の状態に戻った時「あ!やっぱり戻るんじゃなかった!」ってこともあります。人間は迷う生物ですから。そんなときは、Ctrl+Y(「やり直し」の「Y」?)です! これだけで、やり直せます! これも64回戻った時も、64回分元に戻れます。Ctrl+Yを連打して下さい。

縦の列を選択(矩形選択)

これはとっておきのテクです! 例えば、こんな感じで、削除できるんです。

縦の列で選択

やり方はAltを押しながらドラッグするだけ!

一回設定すると後が楽になる機能

こちらは主に表示を変えることで、見た目をわかりやすくし、作業効率を上げる方法です。一回設定すると、ずーっとそのままでいいので、ぜひやって下さい!

開いた瞬間から日本語で打てる

メモ帳を開いときって、必ず半角入力になっていますよね。当たり前ですが、日本人は日本語で文字入力をする方が普通です。なので、開いてすぐ日本語で打てた方が手間が省けます。

TeraPadでは、設定することで日本語で即入力できるようになります。これはなかなか嬉しいです。設定の仕方は下にて。

オプションを開く

オプションを開く
[ 表示 ] → [ オプション ]

「起動時にIMEをON」にチェック

起動時にIMEをONにチェック
基本 → [「起動時にIMEをON」にチェックを入れる] → OK

表示する場所を指定できる

ソフトを立ち上げたときのウインドウが開く場所を指定できます。

また、開いた時のウインドウの大きさも同じ場所で指定できるので、こちらもご紹介します。

ウインドウの場所表示の設定例
指定でこんな感じで表示する場所、ウインドウの大きさを決められます。

オプションを開く

上で既述しているやり方でオプションを開きます。[ 表示 ] → [ オプション ]

場所を指定(ウインドウの大きさも変更可能)

場所を指定(ウインドウの大きさも変更可能)
ウィンドウ → [「X」もしくは「Y」(大きさは「幅」もしくは「高さ」)] → OK
  • 「幅」は、ウインドウの横の長さ
  • 「高さ」は、ウインドウの縦の長さ
  • 「X」は、画面の左端からウインドウの左端までの長さ
  • 「Y」は、画面の上端からウインドウの上端までの長さ

「デフォルト」を「ユーザー指定」に

今、高さやサイズを入力したすぐ上にプルダウンがあります。そこが「デフォルト」になっているので、「ユーザー指定」に変更してください。

これで完了です!

何行目かひと目でわかる

TeraPadは、行番号を見せることができます。これで、今打っている文字が何行目か一目瞭然です。設定の仕方は下を。

何行目かすぐに分かるよ。
ココだったら214行目だとすぐに分かる。

オプションを開く

上で既述しているやり方でオプションを開きます。[ 表示 ] → [ オプション ]

「行番号を表示する」にチェック

「行番号を表示する」にチェック
ルーラー/行番号 → [「行番号を表示する」にチェックを入れる ] → OK

また、この画面にある「ルーラーを表示する」にもチェックを入れると、横の文字数を数えるときに便利な定規も表示させることができます。

「改行」や「スペース」を見えるように

通常では見られない「TAB」「改行」「[EOF(End of Fire: ファイルの最後)]」「半角空白」「全角空白」を見えるようにします。マークは下の画像のようなものです。

「改行」や「スペース」を可視化

設定の仕方は下にて。

オプションを開く

上で既述しているやり方でオプションを開きます。[ 表示 ] → [ オプション ]

表示したいものにチェックを入れる

表示したいものにチェックを入れる
表示 → [「TAB」「改行」「EOF」「半角空白」「全角空白」にチェックを入れる ] → OK

ちなみに私は「改行」と「EOF」にだけチェックを入れて、見えるようにしています。

行間を変えられる

文章と文章の行間が狭いと読みづらいです。TeraPadではこの行間を広げて表示することができます。

行間を「10」に変更
行間を「0」→「10(最大値)」に変更すると見やすいです。

設定の変更方法は、下にて。

オプションを開く

上で既述しているやり方でオプションを開きます。[ 表示 ] → [ オプション ]

行間隔の数値を変更

行間隔を変更
基本 → [「行間隔」を変更 ] → OK

折り返しする場所を変えられる

文字の表示上の折り返し場所を変更できます。ただ、これは見かけ上折り返されるだけで、本当に改行されているわけではありません

折り返しする場所を変えられる
30文字で折り返す設定にしてみました(半角文字が1文字としてカウントされます)。

では設定の仕方です。

オプションを開く

上で既述しているやり方でオプションを開きます。[ 表示 ] → [ オプション ]

折り返し数を変更

基本 → [「指定の桁数で折り返し」にチェックを入れる] → [「桁」の数字を変更 ] → OK

テキストファイルがTeraPadで開くように設定

初期設定のままでは、テキストファイル(拡張子が「txt」のもの)を開くと、メモ帳で勝手に開きます。なので、これをTeraPadで開くように設定してやります。

マウスの右クリック

<span data-src=1マウスの右クリック">
[ テキストファイルのデータの上でマウスの右クリック ] → [ プログラムから開く ] → [ 既定のプログラムの選択 ]

「参照」をクリック

参照をクリック
右下の方の参照 をクリックします(ウインドウが開きます)。

TeraPadを保存した場所から選択

TeraPadを保存した場所から選択
TeraPadをインストールした場所に行って、TeraPadの中のTeraPad.exeを選択。

チェックを必ず入れる

チェックを必ず入れる。
[「この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う」にチェックを入れる ] → OK

ボタン一発で呼び出せるように!

Windowsのショートカットに登録することで、ボタンひとつで呼び出せるようになります。頻繁に使うだけに、これは便利です。

やり方はこちらの記事にくわしく書いていますので、ご覧ください。

よく使うショートカット

最後に便利でよく使うショートカットをまとめました。

戻る
Ctrl+Z
「戻る」をやり直し
Ctrl+Y
保存
Ctrl+S
閉じる
Ctrl+W
検索
Ctrl+F
次の検索
F3
置換
Ctrl+R
上下スクロール
Ctrl+↑(↓)

これはTeraPadに限ったことではありませんが、TeraPadを開いたら、まず保存をしましょう! 私も保存を忘れたために、頑張って書いた文章が何度消えたことか!! これはどんなソフトを使うときも鉄則です。

データを作る前に保存!! お忘れなく!! Ctrl+Sのショートカットで簡単にできますので……

ダウンロードページ

       

なんか、この記事すごくよかったっス! ほかにもオススメあるっスか?

だったら、「文字入力補助アプリのカテゴリ」を要チェックだね♪

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2件のコメント

テラパッドでブログ記事!とありましがが、テラパッドには画像が貼れないし、記事をコピーしてブログに貼り付けても、ブログの設定で表示されます。
テラパッドで設定したフォント、サイズ、行間隔はブログ側の設定になります。

ブログに貼り付けたあと、あちらで清書する、ということでしょうか。

よろしくお願いいたします。

コメントありがとうございます。テラパッドですが、あくまでもテキストを作るだけのツール(メモ帳)でして、HTMLは直接書かないといけないんです。私の場合、単語登録でHTMLタグを入れたりして書いています。例えば

<p>こんにちは!</p>
<p>今日は<b>雨がひどかった</b>ですね……</p>
<img src=”画像URL” alt=”” class=”example”>

といった具合に「 <p> 」みたいなコードを文章の中に直接書いています。

つまり、HTMLコードを熟知していない場合はTeraPadでブログを書くのはオススメできません。