こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
会社でパソコンを使っていて「このフォルダ(ファイル)って必要なのかな?」と悩むことありませんか?
たしかに自分でつくったはずなんだけど、削除していいかわからない……。たとえばこんな名前のデータたちです。
これ削除していいのかな?
- セミナー資料
- 建物データ
- 名称未設定フォルダ
過去の自分が何気なく作成した仮データ、テストでつくったデータに、いまの自分が悩まされるなんて非効率すぎます。
でも、そんな迷いをなくすシンプルな方法があるんです。
もう結論から言いますね。テストで作ったデータの名前の冒頭に「【あとで削除】」を入れること!
たったこれだけですが、効果は絶大ですよ。
目次
なぜ「【あとで削除】」とデータ名の頭に入れるべきなのか?
では、なぜ「【あとで削除】」とデータ名の頭に入れるべきなのでしょうか?
ひと目で「仮のもの」だとわかるから
データ名の頭に「【あとで削除】」と入れるべき理由の1つ目は、ひと目で「仮のもの」だとわかるからです。
「これ必要なのかな?」とデータを開いて中身を見るなんて時間のムダすぎます。
だれが見ても「これはあとで消せばいいんだな」と判断できますよね(笑)。
ためらいなく削除できるから
データ名の頭に「【あとで削除】」と入れるべき理由の2つ目は、ためらいなく削除できることです。
とくにチームで仕事をしているとき、自分以外がつくったデータだったなら「要らない」となんとなくわかっていても消すのに迷いが生じます。
そうなると、つくった本人に聞くことになりますが、本人も覚えてないことも。どないやねん(笑)。
なので、こういう「削除してね」という太鼓判があると、作業がすっごくラクになるんですよね。
検索でまとめて処理できるから
データ名の頭に「【あとで削除】」と入れるべき理由の3つ目は、検索でまとめて処理できるからです。
あとで「【あとで削除】」と検索すれば、テストデータを一括で探して消せて効率的!
たとえば、ファイル、フォルダによって次のような名称のブレがあったらどうでしょう?
これ削除していいのかな?
- 【あとで削除】
- 【後で削除】
- 【後で削す】
- 【あとでDelete】
- 【テスト】
- 【不要】
検索しても、消し忘れるファイル、フォルダが出てきます。
なので、頭につける表記はチーム内でも必ず統一してください!
「【あとで削除】」とデータ名の頭に入れるときのルール
最後に「【あとで削除】」とデータ名の頭に入れるときのルールを紹介します。
「【あとで削除】」とデータ名の頭に入れるときのルール
- 表記を「送り仮名」「漢字ORひらがな」という細かい単位で統一する
- 目立つようにファイルやフォルダの頭に入れる(墨付きカッコ【 】がおすすめ)
- チーム内、社内でルールを徹底する
入力するときに表記の統一を徹底する場合は単語登録がおすすめです。たとえばこちらのように。
単語登録例
- 【あとで削除】
- さくじょs
これで「さくじょs」と入力して変換すれば【あとで削除】と必ず入力されますよ。
なお、語尾に「s」をつけて登録しているのは変換候補と競合しないためです。
単語登録については、わたしの運営する単語登録ドットコムをご参考に。
まとめ
人間の記憶はあいまいです。だからこそ、「今」作っているデータにラベルをつけるという「ちょっとした習慣」がオススメなのです。
ためしで作るデータには、ぜひこの一言【あとで削除】で迷いとムダな時間をなくしましょう。