意外と知らない?? マウスがなくてもパソコン(Windows)はここまで動かせます!

こちらの記事はWindowsを対象にしたものです。

こんにちは! 外出するときはノートPCが欠かせないヨス(プロフィールはこちら)です。

そんなわたしですが、今までにマウスを忘れてしまい、慌てたことが何度かあります。

普段からタッチパッドを使っている人には何の苦労もないんですが、私はマウスしか使ったことありません2019年1月追記 現在はMacを使っていて、トラックパッドしか使いません)。

その上、タッチパッドをOFFにしているので、タッチパッドも反応がありません。解除する方法も忘れましたし。

でも、マウスを忘れても、タッチパッドが使えなくても最低限の対処方法を知ってたので、使いづらいなりにもなんとかなりました。

今回はそう言うときに焦らなくて良い方法を紹介します。

超基本中の基本の操作

では、まずはワンボタンで出来る超基本操作です。念のために書いているだけなので、ほとんどの方は不要かと思います。そんな場合はすっ飛ばしてください。

マウスの左クリックの代わり

まずはマウスの左クリック(通常クリック)です。これはEnterキーでOKです。

ウインドウ内でカーソルを移動

ウインドウ内で、ファイルとかフォルダを選ぶときは、キー、キー、キー、キーを使います。これは感覚的に分かるので、説明がなくても使っている方は多いと思いますが。

削除する

そしてDeleteキーです。Deleteを押すと、データを削除できます。

メニューを出す基本操作

たくさんあるショートカットを覚えてなくても、メニューを出す方法だけでも覚えていればなんとかなります。

いろいろ覚えるのが面倒!!って方はここをまず最初に覚えていて下さいね。

マウスの右クリックメニュー

アプリケーションキー

まずはマウスの右クリックで出るメニューです。これは専用のキーがあります。

キーボードの右下の方にAltキーとCtrlキーの間ぐらいに「アプリケーションキー(四角+矢印っぽいマークのアイコン)」があります。これをクリックすると、右クリックをした時と同じようにメニューが出ます!(キーボードによって配置が違うかも知れませんが)

スタートメニュー

スタートメニューの出し方です。

通常ならタスクバーの左下にあるスタートをクリックしていると思います。

マウスがないときは、キーボードの左下の方にあるWindowsのロゴマークの「ウインドウズキー」を押します。これでスタートメニューが出るのであとは、キーとかキーで選ぶだけ!

「ファイル」とかのメニューを出す

ソフトを開いたときに、上にある「ファイル」や「編集」などのメニューを出すのは Altキーの出番です。

出てきたメニュー項目の横に(S)のようにあるのはAltを押したあと、Sを押すと良いという意味です。こんな風にショートカットはメニューの中に書かれてあるので、ちょっとずつ覚えてみましょう。

「最小化」とかのメニューを表示

そしてウィンドウの「最小化」とかのメニューを表示させるやり方です。Alt+Spaceを押すと……ほら! メニューが出てきました。

ここでは「移動」「サイズ変更」「最小化」「最大化」「閉じる」などのウィンドウの基本的な動作が選べます。ちなみに私はこの技を今知りましたw。

ウィンドウの移動なんかがマウスを使わなくてもできるのはびっくりでした。いやー、何年パソコンを使っていても知らないことだらけだな。

ちょっと文章だけだとややこしいので、簡単に画像にまとめてみました。

上で説明した「メニューを出すキー」をまとめるとこんな感じです。

項目間を移動する

今度は項目間を移動するやり方です。こちらは、マウスを持ち運ぶのを忘れなくても、覚えていて絶対に損しません。むちゃんこ便利なので、ぜひ覚えてみてください。

次の項目へ

例えば、保存する画面とか、新規ファイルを開く画面で、次の項目に行きたいときはTabで移動できます。

項目間の移動
こんな感じで、項目間を移動できます。便利だよ~!

これにShiftを足して、Shift+Tabを押すと、逆方向に移動します。

ほかにも、インターネットを見ていて、入力フォームで次の項目に行くときなんかもTabで移動できます。これを覚えておくとかなり便利ですよ~。

タブ自体を切り替え

これ、結構知らない人が多いのではないでしょうか? 下記のようなウインドウ内で、タブを切り替えるときには、Ctrl+Tabを押します。

これがタブ
これがタブです。

切り替わったタブ内での項目移動は先ほど出てきたTabキーのみを押します。

ちなみに、Shiftキーを足して、Ctrl+Shift+Tabを押すと、選択が逆方向に動きます。

使っているソフトを切り替え

現在起動しているソフトの切り替えもTabを使います。ただしこの場合はAltを押しながらです。つまり、Alt+Tabで出てくるアイコンを選ぶだけ!

これも、Shiftキーを足して、Alt+Shit+Tab押すと、選択が逆方向に動きます。

ちなみにTabキーを使う「移動」に関しては、以前執筆したこちらの記事が参考になると思います!

その他のもの

他に便利なショートカットはいろいろあります。最低限、覚えておくと便利なものをまとめてみました。

エクスプローラー(ウィンドウ)を開く

新しくエクスプローラーを開くときはスタートからマイドキュメントなどを選んだりしてたと思いますが、これもショートカットでできます。

Windows+Eを押すだけ! これで新しいエクスプローラーのウィンドウが開きます。

ちなみに新しいウインドウが開いて、F4を押すと、カーソルがアドレスバーに移動するので、そこで単語登録していたパスを入力すると、移動したい場所に一気にワープなんかもできます。

一つ前のフォルダに戻る

エクスプローラーを触っていると、一つ前のフォルダに戻りたいときってあります。そういうとき、左上にあるをクリックしている方が多いと思います。でも、これもショートカットがあるんですねー。

これはBackspaceを押すだけです。Alt+でも同じですが、Backspaceの方が押しやすいですのでオススメです。

戻りすぎたとき一つ進む

さきほどの「戻る」を連打していると「あ! 戻りすぎた!」ってこと、よくないですか? 私はせっかちなのでしょっちゅうありますw。

そんなときに、一つ進むショートカットが、Alt+です。

デスクトップを表示

いろんなソフトを立ち上げて作業をしているとき、デスクトップ上のデータをいじりたいときに、いちいち最小化していくのは億劫です。そんなときに役立つショートカットがWindows+D

これを押すと、一気に立ち上げているソフトとかウインドウが見えなくなり、デスクトップが表示されます。もちろん、ソフトが強制的に終了されたわけではないのでご安心を!

エクスプローラーやソフトを終了/閉じる

エクスプローラーやソフトを閉じるときはAlt+F4、もしくはCtrl+Wを使います。

これ、マウスがないとどうやればいいのかドギマギしますよね……。いろんなソフトで共通です。

ファイル/フォルダ名変更

これは知ってると、マウスがあっても便利です。

名前を変更したいファイルやフォルダを選択して、単純にF2を押すだけ!

複数のファイル/フォルダを選択

ファイルやフォルダを複数選択する場合Shiftを押しながら、とかを押すとOKです。

選んだまま、Ctrl+Cでクリップボードにコピーしたりします。

新規フォルダを作成

Ctrl+Shift+Nで、新規フォルダを作成できます。

今回は私が主に使っている「マウス無しでWindowsを操るのに便利なショートカット」たちを紹介しました。

基本的にメニューが出せたらいろんな選択ができるし、いろんな項目間の移動ができれば大抵のことができちゃいますので、ぜひ一個でも多く覚えることをオススメします。たとえマウスがちゃんとあったとしてもw。

さて、今回の記事で紹介したものは、全部マウスジェスチャーと連携させて、マウスだけで操作できるようになるんです!

詳しくは、このブログでオススメしているマウスジェスチャーのMouseGestureL.ahkの記事をご覧ください!

マウスジェスチャーって何なん?!って思った方……フッフッフ。この記事を読んだらパソコンライフがより一層楽しくなりますよ。

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