こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回は、カナダでよく見かける「八角形禁止」の標識についてです。
最初に見た時、わたしは全然意味が分からなかったんですよ。結論から言うと、「停車禁止(一時停止禁止)」という意味でした。
カナダで見かけた謎の交通標識
運転していると交通標識を見ないといけませんよね。当たり前すぎますけど。
カナダと日本の交通標識は似てるので、日本の運転免許を持っている人はほぼ問題なく運転できます。
ちょっとの旅行の人でも簡単に国際免許証を取って運転ができますし。
でもわたし、カナダに来て最初の頃にひとつだけ意味のわからない標識があったんです。
それがこちら。
なにかを禁止してるのは分かるのですが、何この八角形は??
この「八角形」が禁止された標識はなに?
こんなふうに「駐車禁止」なら、「Parking(駐車)」の頭文字の「 P 」だし、日本でもよく見かけるので分かりますよね?
でも、「八角形」は意味不明です。
八角形禁止ってなんやっ!?
こんなふうに、「駐車」はオッケー(ここは9時〜18時の間に2時間以内と書いてますが)だけど、「八角形」はダメというのもあります。
ますます意味不明やわっ!!
工事現場で「八角形」を発見!
そしたらある日工事現場でこんな標識を見かけたんですよ。
アレレ?!
なんか八角形を持っとる!!
この看板の写真を撮ってたら工事現場のおじさんが同じものを持っているのを発見!
そうか!「止まれ」のマークだったのか!
ちなみにこのおじさん、超フレンドリーで、ノリノリで写真を撮らせてもらえました(笑)。
八角形禁止=停車禁止
そういえば気づきませんでしたが、カナダの「止まれ」のマークって、八角形でした。
なるほど!「八角形禁止」の道路標識は「STOP」を禁止しているマークですよね。
「停まるのを禁止」つまり「停車禁止」という意味だったんですねぇ。
つまり、駐車どころか一時停止すらダメということですね。
カナダでは基本的に駐車しまくり
じつはカナダでは道路は基本的に駐車自由です。
標識で「駐車禁止(停車禁止)」とか「○○時まで」とか「○○時間内」という制限が無ければ!
なので、標識を見るのも大切ですが、標識の下にある「矢印」もチェックするのを忘れないで下さいね!
こちらだと、両側に「← →」があるので、この標識がある場所は駐車禁止の範囲内だということです。
わたし最初はこの「矢印」に気づきませんでした。
逆にこっちは片方にしか矢印がないので、ここまでが停車禁止という意味です。
そして、矢印が無い側は停車可能ということを意味します。
ではこちらはどういう意味??
この2つの標識があるところは区切りなんです。つまりこんな意味です。
- ←ここまでは停車禁止(もちろん駐車もダメ)
- →ここからは駐車できるよ、時間制限あるけど(もちろん停車もOK)
こちらの画像を見てください。
こちらは3台が駐車していますが、その右に標識がありますよね?
ここは駐車可能領域で、駐車されていないところは「停車すら禁止」になっています。
ちなみに、ここでの停車禁止の理由は「交差点の近くだから」でした。
というわけで、今回はカナダの謎の「八角形」の標識について紹介しました。
たぶん、最初は「なにこれ?」と思うと思います。気づいたら「なるほど!」ってなるんですけどねぇ。
そういえば昔、こんな「止まれ」の標識について書いたなぁ。