この技はWindowsのみです。Macでは代わりに「Alfred」というアプリで代わりの役目ができます! オススメです。
こんにちは。効率化オタクのヨス(プロフィールはこちら)です。
Windowsを使っていて、あのフォルダの中にワープできたらな……と思ったことはないですか?
今回は、Windowsのエクスプローラーと単語登録を活用して、一気にフォルダをワープする技を紹介します!!
エクスプローラーのアドレスバーとは?
ではまずは、基本単語である「エクスプローラー」と「アドレスバー」について念のため説明します。
基本すぎるので、知っている方はすっ飛ばして下さい!
エクスプローラーとは?
エクスプローラーというのは、Windowsの、こちらのような画面です。
フォルダを開いたこの画面のことを「エクスプローラー」と呼びます。
アドレスバーとは?
続いて、「アドレスバー」というのはどこにあるのでしょうか?
そのエクスプローラーの上の方にあるこんな欄を「アドレスバー」と呼びます(画像はWindows7です)。
このアドレスバーは、現在開いているフォルダの場所を示すものです。上の画像ではこんなふうに書いていますよね。
ライブラリピクチャマイ ピクチャscreen_shots
これはつまり、こういうことです。
[ ライブラリ ] の中の [ ピクチャ ] の中の [ マイピクチャ ] の中の [ screen_shots ] というフォルダが開いているという意味です。
アドレスバーの真の姿
そして、このアドレスバーの真の姿をお見せしましょう。
クリックするとその姿を現します。
こんなふうに表示が変わりました。
C:¥Users¥PoPo¥Pictures¥screen_shots
この「 ¥ 」のマークは、「~の中」と言う意味です。
この例では[ C:(Cドライブ) ] → [ Users ] → [ PoPo ] → [ Pictures ] → [ screen_shots ]という意味ですね!
(※ さっきのものよりも詳細に書かれているのでフォルダの数が違います)
この表示を「ローカルパス(path: 小道)」と呼びます。
ちなみにインターネットのホームページアドレスにある「 /(スラッシュ)」も全く同じ意味です。
このページでいうと、[ https://yossense.com/ ] → [ path ]という風になっているということです。
そして、この「ローカルパス」の文字を普通に変更することで、そのフォルダの場所にワープできるんですよ。
ちなみに、「¥」をネット上で表示させたいときには「¥」と入力すればOKです(参考:HTML特殊文字)。
アドレスバーをいじってワープするやり方
この現在の位置を示す「アドレスバー」ですが、ここを手直しすることで、位置を移動、つまり「ワープ」ができます。
あらかじめローカルパスを単語登録
そこで、今回お伝えしたい「ワープ」の技というのは、「ローカルパス」を単語登録するという方法です(参考: 単語登録のショートカットのやり方)。
ローカルパスを単語登録するべきものは?
でもどんな「ローカルパス」を単語登録しておけばいいのでしょうか?
こちらの2つの特徴を持つものを登録しましょう。
- 場所が覚えにくいフォルダ
-
まずは場所が覚えにくいフォルダのローカルパスを単語登録するのをオススメです。
スタートメニューを開いて、フォルダをクリックして行って……という動作では面倒で覚えにくい場所(フォルダ)を基本的に登録しましょう。
- めったに使わないフォルダ
-
そして、めったに使わないのでショートカットを作るほどではないものを登録しましょう。
ショートカットをたくさん作るとゴチャゴチャするし、そのショートカット自体の場所がわからなくなるので、作りすぎには注意です。
【登録例】わたしが単語登録しているローカルパス
では、わたしが単語登録している例を見てみましょう。
ほとんどが「あんまり使わないけど、たまに必要になる場所」のローカルパスです。
たとえば「フォント」の入っているフォルダなどですね!
こちらに単語登録の例を挙げてみました。
登録する「読み」 | 登録する「単語」 |
---|---|
ふぉんt (font) |
コントロール パネル¥デスクトップのカスタマイズ¥フォント (※ フォントフォルダへのパス) |
うにんsたっl (uninstall) |
コントロール パネル¥プログラム¥プログラムと機能 (※ アンインストールへのパス) |
ゔぇrしおん (version) |
コントロール パネル¥システムとセキュリティ¥システム (※ システムへのパス) ※自分のPCが64ビットだっけ? ってよくわからなくなるのでw。 |
sたrつp (startup) |
C:¥Users¥(ユーザーネーム)¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Windows¥Start Menu¥Programs¥Startup (※ スタートアップへのパス) ※「(ユーザーネーム)」は自分のパソコンのユーザーネームに置き換えてください。 |
アドレスバーに「登録したローカルパス」を入力
ここまで準備ができたら、先ほど単語登録したものを、アドレスバーに入れましょう。
エクスプローラーを開くにはWindow+Eのショートカットが便利です。一瞬でエクスプローラーが開きます。
そして、先ほど単語登録した文字列を入力し、変換して「ローカルパス」を入力します。
ちなみに、エクスプローラーでF4を押すと、アドレスバーにカーソルがすぐに行きますよ!
ローカルパスで指定した場所まで一気にワープ
はい。一気にワープしました。これはラクですね~。
今回のこの技ですが、滅多に使わないものを登録しておくことをオススメします。
ただし、この「パスを単語登録する技」の場合、必要なときに必ずわかる単語登録でないと全く意味がありません。
わたしは英語のスペルをそのまんま登録しています。
今回の小技、意外と重宝しますので、ぜひ活用して下さいね!!
こちらの関連記事もぜひご覧ください! ちょっとWEBサイト制作者やブロガー向けですが。
効率化を求める人のための書籍『光速パソコン術』
わたしは自他共に認める「効率化オタク」です。
そのわたしが、KADOKAWAさんから『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』という書籍を出版しました。
おかげさまでめちゃくちゃ好評です。この記事を気に入ってくれたなら、きっと満足していただけるはず!