こんにちは! ヨス（プロフィールはこちら）です。
今回は北海道の「登別マリンパークニクス」に行ってきたので、紹介します。
ただの水族館を想像してたのですが、城なのか美術館なのかわからなくなるほど見どころいっぱいでした。
アソビュー登別マリンパークニクスの入り口
登別マリンパークニクスに着いて、駐車場から見たらこんな感じです。
遊園地の「ニクスランド」と隣接されています。そして奥に見えるのがニクス城です。
なんかすごい城ですね! 中には何があるんでしょうか。
とりあえず、水族館に来たので、入り口を目指しましょう。
入り口方面はこんな柱がずら～と建っています。なんかすごい（笑）。
入り口に来ました。
登別マリンパークニクスの料金
登別マリンパークニクスの料金はこちらになっています。
| おとな（中学生以上） | 2,450円 |
|---|---|
| こども（4歳〜小学生） | 1,250円 |
3歳までは無料ですね!
車で来られる場合には駐車場料金も必要です。
| 大型車 | 1,500円 |
|---|---|
| 普通車 | 500円 |
| 自動二輪 | 200円 |
場所的にはJR登別駅から歩いて5分なので便利ですよね。
ではチケットを持って入場です!
登別マリンパークニクスに入る
入場したら、目の前にあるのはお城だけ!!
水族館はどこ?
わたしは前情報がゼロの状態で行ったのでびっくりしたのですが、この城自体が水族館になっているんですよ!!
こんな水族館、世界でも1つしかないんじゃないの?!
お城に入る前にお城の周りから見ていきましょう。
お城の周りにはアザラシとペンギン
お城に向かって左手側にはアザラシがいます。
ゼニガタアザラシというアザラシだそうです。
説明に書いてましたが、日本は世界一多くの種類のアザラシがいるそうですね。
19種類のうち5種類のアザラシがいるアザラシ大国なんだそうです! ちなみにこの5種類です。
- ゼニガタアザラシ
- ゴマフアザラシ
- ワモンアザラシ
- クラカケアザラシ
- アゴヒゲアザラシ
へーそうなんや!
こんなアザラシが通る道も用意されていました。
けっこう待ってたのですが、通っているところをうまく写真に撮れませんでした。見ることはできたんですけど。
そして、お城に向かって右手側にはペンギンが。
泳いでいるところもちゃんと見られます。
ペンギン、めっちゃケンカしとったな（笑）。
そうなんです。ペンギン2匹がめっちゃケンカしていました。やっぱペンギン界にも相性とかあるんでしょうねぇ……。
ちなみに1年中、毎日2回のペンギンパレードがあるそうです。
- 11:00
- 14:15
わたしが行ったときには終わっていました……。残念。
1年中毎日2回も見られるというのはすごいですね!
登別マリンパークニクスのイルカショー
ペンギンコーナーの奥には、イルカショーが見られる場所があります。
いろんな水族館のイルカショーを見てきたので、ここのイルカショーをナメてました。
会場はそんなに広くないし、きれいに整備もされないので。
でも、すっごく丁寧にイルカのことを紹介してくれて、面白かったです。
たとえば、イルカはその個体によってぜんぜん顔が違うということとか。
ほんまや。2匹とも顔がちゃうな。
そして、イルカといえばお約束の高いジャンプ!
一度失敗しましたが、再び挑戦して、見事に成功しました。けっこう迫力満点です。
ニクス城（水族館）の中へ
さていよいよ、水族館のある「ニクス城」の中に入ります。
吊橋がいい感じです。橋大好きのわたしにはたまりません。
このお城のモデルは北欧デンマークのイーエスコウ城だそうですね。
まず出迎えてくれたのが、大きな縦長の水槽。
これ、上に登ったときに上からも見られますよー（下記写真）。
お城の中なのでどんな感じかと思えば、ふつうの水族館っぽいですね!
……と思いきや?
すぐにエスカレーターで上にのぼることになります。
こんな水族館初めてです。
エスカレーターの上から下を見下ろすとなんとも幻想的な風景。
上の写真をよく見ると、この水槽の下にトンネルがあるようですね。
ということは、あとでここを通っていくということか。
先に見せておくと、こんな水槽のトンネルです。またあとで出てきます。
「タッチプール」がすごすぎる!
エスカレーターで、ニクス城の最上部にたどり着きました。
登別マリンパークニクスは、まず最上階に登って、降りながら帰るというパターンですね。
まず最初にあったのが、磯辺の動物たちと触れ合えるコーナー（タッチプール）です。
個人的に、このコーナー自体が「ヒトデ型」になっているのが好きです。
ヒトデとかウニがいるのですが、うちの子ども達はいろんな水族館に行っているので、どこにでもあるこのコーナーには興味ナシ（笑）。
……ええ。最初はわたしもナメてました。
「よくあるやつやなー」と。そしたら、登別マリンパークニクスの触れ合いコーナー（タッチプール）はハンパなかったんです。
こんなシロナガスクジラのオブジェ?の横を通りながら、進んでいくと……
なんと! 今度はサメも触れるコーナーが!!
え? まじで?
ここで触れるのはこちらの3つ。
- テンジクザメ
- ネコザメ
- ホシエイ
ぬるっとしてる!
ホシエイってぬるっとしているんですねー。そして、サメ! ネコザメですよ!
サメってザラザラしとるな。「サメ肌」って言うのはほんまやったんやな。
さらにはなんと! カブトガニにも触れます!
これは楽しかった!!
いや、本当に登別マリンパークニクスの触れ合いコーナーはすごい!
さらに言うと、このタッチプールコーナーの展示（ポップ?）がすごかった。
すごくないですかコレ? めっちゃわかりやすいし、デザイン的にも優れてるし、クオリティも高いし!
芸術的な「金魚万華鏡」
そして、次に行ったのが「金魚万華鏡」というコーナー。
どういうことでしょうね? 万華鏡??
入ったら一瞬でわかりました。
なにこれすごい!! ほんまに万華鏡ですよ!
もちろん金魚もいます。
金魚＋万華鏡という不思議な空間ですよ!
いやー、ここってホントに水族館なの? という疑惑を感じはじめました。
「魅せ方」がすごすぎます。
万華鏡の中で記念写真を撮りました。
さて、「金魚万華鏡」を出ると、今度は下に進んでいくみたいですね。
階段の壁には、魚が進化していく様子がオブジェで表現されています。
このオブジェ、なにげにレベル高いんですけど?!
この水族館で一番水族館っぽいコーナー
下の階に行くと、先程、入り口で見た縦長い水槽の上の部分にたどり着きました。
下を見ると入り口が見えます。
あ! こちらの水槽を見てください。
『ファインディング・ニモ』に出てくるニモとドリーの共演ですよ!!
1人でテンション上がった!
パパ、この魚、骨が透き通っとる!!
美術品も展示されている
魚のコーナーを抜けると、美術品?のような展示も。
あれ? ここは水族館じゃなかったっけ?
……と思えば、おなじみのニシキアナゴとかチンアナゴもいるし。
こちらはうちの子達にも大人気の魚、チンアナゴ。
ウツボもいます。
深海魚のなんとか（名前忘れた）。
おもしろい顔しとるな（笑）。マンガみたい。
ダイオウグソクムシも。
このときたまたまダイオウグソクムシのテレビ撮影（?）をしていました。
なので、棒でひっくり返っているのを直したりしていました（笑）。
タコもいたよ。
こちらはノコギリエイ。
カッコイイですね。
クリオネもいましたよ!
クリオネコーナーでは展示物の方に感動しました。
見てくださいよ! まるで海の中に居るかのように、天井から流氷を吊り下げているんですよ??
まじで展示物のレベル高すぎ?! どうなってるの?!
10,000匹のイワシが泳ぐ「銀河水槽」のトンネル
さきほどエスカレーターから見えていたトンネルをくぐります。
このトンネル、実はイワシが10,000匹もいるんですよ!
イワシのキラキラがすごいので「銀河水槽」と呼んでいるそうです。
こちらは再びエスカレーターの上から見たところの写真です。
2つのトンネルがあるのですが、寒流と暖流を再現しているそうです。
もう閉館時間がせまってて、このトンネルはゆっくり見られませんでした……。
北海道最大のクラゲ大水槽
トンネルを抜けると、通路のオブジェがマンモスに。
上の階では魚から始まった進化がだんだんと進んでいて、下に降りたときにはマンモスになっています。
そして、クラゲの大水槽に来ました。
北海道最大のクラゲ大水槽だそうです。
わたしは海に行ったときに1日に2回もクラゲに刺されてこっぴどい目に遭ったことがあるので、クラゲは嫌いです。でも見るのは好きです（笑）。
鏡になっていて、光が幻想的に演出されていますね。
SNSに投稿するスポットがいろいろと!
さて、この記事で紹介している登別マリンパークニクス。
あえて今まで触れてきませんでしたが、SNS用の写真撮影スポットがいっぱい用意されているんです。
子どもも楽しいですよね、こういうのあると。
こちらもそうですね。
しかも、なんか凝っていますよね。
でも、このへんから、なんかおかしいぞ?!と思い始めました。
なんか造形のレベルが高すぎね?!
そうなんですよ。「タッチプール」の展示物と言い、「クリオネ」の展示物と言い、SNSのスポットと言い、
造形物のレベルが高すぎなんですね。
ええ。ここは美術館か? というレベル。
……なのですが、その答えがわかりました。
飼育係の荒谷英男さんが、作られているそうなんですけど、この方がすごい方でした。
アート展で受賞をするようなレベルの本物の芸術家なんですね。飼育係でもあり、展示物の担当もしているようです。
ハイレベルな展示物の正体は、ハイレベルな芸術家が手がけているからなんですね。
作品も展示してありました。
ほかにも絵画も。
登別マリンパークニクスは、水族館 ＋ 美術館のすごいところだった!
最後にもう一度、わたしのお気に入りの「タッチプール」と「クリオネ」の展示物を。
いやー、すごい。
めっちゃ勉強になりました。
さて、今回行った登別マリンパークニクスですが、隣には遊園地もあります。
半日もいなかったので、回りきれませんでしたが、朝から行って楽しめる場所です。
個人的には造形物、展示物のクオリティの高さに衝撃を受けて、「見せ方」の勉強にもなって満足度がめっちゃ高かったです。
- 住所
- 〒059-0464 北海道登別市登別東町1丁目22
- 入園料
- 【大人】2,450円
【子ども】1,250円 - 営業時間
- 9:00 〜 17:00
（チケットの販売は16:30まで） - 休園日
- 館内保守点検のため数日の休館日があるようです。詳しくは公式サイトにて。
- 電話
- 0143833800
