こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はお店とか建物の入り口に「タバコの灰皿」を置きたがることについてです。これ、誰も疑問に思わないのかな……??
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何のために灰皿を外に?
どのお店に行っても煙モクモクだった20年前と比べると、現在はかなり改善されました。そう。店内は禁煙にして、灰皿を外に置くお店が増えてきたからです。
でも、まず考えてほしいのは、何のために灰皿を外に出すかということです。
お店の中を禁煙にしないと「遅れてるぅ~♪」ってからかわれるからですか? もしかすると、そういうお店の方が多いのかもしれませんが(笑)、違うんですよね。
タバコの煙が室内に入らないようにするためです。その煙で他のお客さんや従業員が害されたり、臭いの苦手な人がオエッ……ってならないようにするためのハズですよね?
でもガンガン入ってるよね?
でも現実は、そううまくいってないんですね。お店や施設の入り口辺りに灰皿を設置しているお店の多いこと多いこと。
いえ。お店だけではありません。私の住んでいる市なんて、一部の公的な施設や病院でもそんな状態です。ひどい現実ですよ。
「灰皿、外に出してるからええやん!」
って言う方もいるかも知れません。でも、灰皿を外に出す理由って煙が室内に入らないようにするためでしたよね?
いや、入ってきてるし。
詳しくは下の記事で書いていますが、タバコ本体を室外に追いやっても、悪の元凶である「煙」が室内に入ってきては何の意味もありません。
これってサービス精神??
なんで入り口にわざわざ灰皿を置いているのでしょうか? これはタバコの煙の苦手な人にとっては嫌がらせ以外何ものでもないのですが、ちゃんとした理由があるんだと思います。
それは「サービス精神」です、たぶん。もちろん吸わない人ではなく、喫煙する人の立場に立ったサービス精神です。下記の記事で詳しく書いていますが、そうなんだろうと思います。
でもこの「サービス精神」がゆがんでいるんですよね。本来、被害を受けている側の立場に立たないとだめなハズなのに。
大丈夫ですよ! 吸えます♪
まぁ、お店で「この店は禁煙ですか?」って聞くと「大丈夫です! 吸えますよ♪」とか、「すみません。禁煙になっています……」なんて返事が返ってくるのが普通ですからね。
「禁煙ですか?」と聞いた返事は「大丈夫です! 禁煙ですよ♪」とか「すみません。喫煙可能です」であってほしいですよね。
なんでお店が禁煙なのを申し訳ないって思うんでしょうか?? 不思議でたまりません。むしろ「禁煙であること」は時代に合っているんだから堂々としてほしいです。詳しくはこの記事で。
「禁煙」って言葉がややこしいのかも?
前から思っているのですが、日本語の「禁煙」って言葉が、意味合いを曖昧にしているのかと思います。
ほら「禁煙」って日本語には2つの意味がごっちゃになっていますよね? 英語だと「NO SMOKING(喫煙行為は禁止!)」と、「QUIT SMOKING(喫煙を自らの意志で禁止する)」というように全然違う表現のものが1つの言葉になっているんですよ。
上の記事に詳しく書いていますが、こういうことって意外と弊害があると思っています。
「タバコが吸えない席」と解釈
そう。「禁煙」って言葉に2つの意味があるから勘違いしやすいと思うんです。じゃないとこんな下の写真みたいな「自称禁煙席」なんて存在しませんよ。
これ、どう見ても煙が禁煙席に来まくりですよね?「禁煙」って言葉を本気で「タバコを吸えない席」と勘違いしている結果だと思います。詳しくは下の記事に書いていますが。
じゃあどうしたらええんやろ?
ではタバコが入ってこないようにするにはどうすればいいんでしょうか? って簡単ですよ。入り口付近に灰皿を置かなければいいんです。煙が来ない場所に、もう少し離れた場所に設置しませんか?
問題の本質に戻って考えてほしいですねー。問題なのはタバコという物体ではありませんし、ましてやタバコを吸う人でもありません。あくまで問題は「煙」という気体なんですよね。
その気体が苦手な人、嫌いな人に届かないようにしてもらえればいいだけです。どうしたら煙の苦手なお客様に煙を嗅がせないで済むか頭を使って考えてくれればオッケーです。あくまで吸わない人の立場で考えて……。
さて、今回の記事は、最近行った眼科(市内でも有名なところ)の喫煙状況があまりにお粗末だったことにショックを受けて書きました。
自動ドアが二重になっているのですが、そのドアとドアの間(つまり室内)に喫煙コーナーがあるんです。眼科とは言え、病院ですよ!
なんか煙を吸い込む機械みたいなのを置いてありますが、こんなもん意味がありません。実際のところ、もろに待合室に煙がガンガン入ってきていました。ものすごい臭いでした。
それに対して質問すると「以前は外に灰皿を置いていたが、タバコのポイ捨てがひどくて火事になる危険があるから室内に置くようにした」との回答でした。それに対して、私がタバコアレルギーなこととか時代に逆行していることを説明しても、全くわからない様子でした。
院長に相談してもらって(ほんとにしてくれたか疑問だけど)、翌週にもう一度聞くと、看護師長のような方は逆ギレしたような返事でした。「タバコで被害を受ける人より吸う人を優先するのでしょうか?」の質問に「はい」と答える始末。もちろん二度と行きませんが、ほかに誰も言わないんですかね。それにもビックリです。私が行った時間帯は学校帰りの子どもで賑わっていましたよ。