こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
日本で住んでいると、やたらめったら「容姿」のことを話題にあげる人がいます。
たとえば、「細いですね」とか「目が大きいですね」のように、本人が褒めているのか分かりませんが言われることがあります。
今回は、本人が褒め言葉のつもりでも、相手にとってはキズつける可能性があるということについてお話しします。
目次
わたしが子どものころから言われてきたこと
わたしは子どものころから細かったです。
今もですが、平均体重よりだいぶ軽く、見た目もやせているように見えるので、小さいころ、大人によく言われていました。
「ヨスは細いなー!」
……と。これが、ずーっとずーっと嫌で嫌でたまらなかったのです。
だって、どれだけ食べても太れなかったんですから。
いっぱい食べているのに、いっつも健康診断では「痩せすぎ」という不名誉な判定……。
「褒めているんだけど?」は的はずれな考え方
かといって、まわりの人(とくに大人)は嫌がらせで言っているわけではないのです。
「イヤだから言わないで」と言っても、こう言われてきました。
いや褒めているんだよ。
……と。まぁ、そうでしょうね。
でもね、そういうレベルの話をしているのではないんです。全くもって焦点がズレています。
この返答が的はずれなことに気づいていないのでしょうね……。
ここでは、言っている人が「褒めている」のか「けなしている」のか……そんなことは重要ではありません。
わたしが「言われるとイヤ」と感じていることがポイントなのです。
褒め言葉でも「本人が気にしていること」もある
容姿のことは特にですが、言っている人が「褒めている」という気持ちでも、言われる側が「褒められている気がしないこと」はよくあります。
たとえば、こちらのような言葉は一般的には褒め言葉だと認識されています。
一般的な褒め言葉
- 細い
- 鼻が高い
- 目が大きい
- 背が高い
でも、それを本人が気にしすぎている可能性もあるのです。
たとえば、「目が大きい」だと、「目が大きすぎてバランスが悪いからイヤだ」とか。
目が小さくてうらやましい
逆にこう考えた方が実感がわきやすいかもしれません。
「目の大きい友達」が、「もっと目が小さければなぁ」と本心から思っているとします。
そこで、目の小さい友達に向かってこんなことを言ったとしましょう。
「あなたのように目が小さいの、うらやましい……」
もちろん、本気でそう思ってです。
でも、言われた人が「目が小さいこと」を気にしていれば、きっと腹を立てるハズですよね!?
「バカにしてんのかよ!」と。逆にしてもまったく同じなんですよね。
つまりこういうことが言えるのです。
言っている人の価値観と、言われている人の価値観が合致 | 「褒められている」と感じる |
---|---|
価値観にズレがある | 「けなされている」と感じる |
容姿のことを気軽に言うのは禁止
とにかく特に親しい人じゃない場合、容姿のことについて言及は避けましょう。
いえ、
マナーとして禁止です。
わたしの体験ですが、無神経に他人の容姿について言うのは日本人に多い気がします。
とくに、いろんな人種がいる国で外見にふれることはタブーになってると思う。
たとえ、褒めている気持ちがあったとしてもです。ましてや褒めていないときは絶対にやめてください。
誰しも容姿で気にしているところも、自信を持っているところも違うので。
親しい人や大好きな人に言われるときは「コンプレックスを持っているのに、そこがいいと言ってくれた!」とポジティブに解釈できる可能性もあります。
でも、昨日今日知り合った人に無神経に言われるのは不快でしかありませんから……。
容姿と言えば、もう一つ言われて続けてきて嫌だったことがあります。
それが、「学生さんかと思ってた!」のような若く見られる系の言葉です。
これに関しては若いころ、本当にむちゃくちゃイヤでした。30歳ぐらいのときに20歳に思われるのはけっこう屈辱でしたよ。
ただ、今は違います。本当に歳をとると、そこまでイヤじゃなくなってきました。
40歳前で20代に見られるのは、おもしろいじゃないですか。
それが「自分だけの個性なんだな」と、前向きにとらえられるようになったんですね。
価値観は流動的でもありますね。
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