こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回は物事が上手くいかないときに、その問題を見つけ出し、解決するために私がやっている方法を紹介します。
問題解決する方法
さて今回のテーマは問題解決です。問題って言っても、その人の状況でいろいろありますよね。
例えば、売り上げが上がらない、リピート客が増えない、彼女ができない、タバコが止められない、料理を作るのに時間がかかりすぎる、夫婦喧嘩が絶えない……などなど。
今回は、私がブロガーなので、ブログを書いている人を例に問題解決方法をまとめてみました。
問題点を出す
まずは、問題点を出すことです。例えばブログを書く上で何が問題なのかを洗い出しましょう。たくさんある場合は優先順位を付けましょう。
今回はこんな問題点を例として選びました。
【例】ブログに書くネタがない
よく聞く悩みですね。次の項目では「原因を追求する」にいきます。
問題の原因を追求する
では問題の原因を考えます。ここでは自分1人で考えるより、いろんな人と考えた方が、多角的に見れるため効果的です。その方面に知識のある人が最も有効なのは言うまでもありません。
【例】なぜブログに書くネタがないのか?
先ほどの問題点を質問に変えるとできない理由を考えやすいかもしれません。
ここでは「必ず10個の案を3分以内に出す!」のように制限時間と個数を決めてから考えるのがオススメです。これに対して理由を8個出しました。
- 一日中ひきこもっているから
- 新聞を読まないから
- 友達がいないから
- 趣味がないから
- 主張がないから
- 性格がつまらないから
- ネタを思い浮かんでもすぐに忘れるから
- ネットを見ないから
なんで区切りの良い10個じゃなくて8個なんやー!って突っ込まれるかもしれないので言っておくと、こんなマスを書いた紙を使ったからです。
真ん中に問題点を書いて、その原因で白いマスを埋めていきます。シンプルですがこういうのを使うと「何が何でも埋めなければならない!」という強制力が働き、効果的です。
8つの問題点が出ましたが、不要なものがあればそれは削除で。
解決方法を考える
そしていよいよ解決できそうな方法を考えます。全部の問題点を解決していってもいいんですが、難しい場合は3つとかに厳選するのをオススメします。
- 「一日中引きこもっている」の解決方法
-
- 毎日散歩に出かける
- お昼は毎日外食にする
- 週末は必ず誰かに会う
- 興味ないけど釣りを始める
- 興味ないけどセミナーを聞きに行く
- 「ネットを見ない」の解決方法
-
- SNSを始める
- 毎日Yahoo!ニュースをチェックする
- スマホを購入する
- 出会い系に足を踏み入れる
- 買い物はすべてネットショッピングのみにする
- 「ネタを思い浮かんでもすぐに忘れる」の解決方法
-
- メモを持ち歩く
- 家中にメモを置いておく
- Evernoteを利用する
- 大声でネタを叫びながら暗記する
- 実家に電話して親にメモってもらう
意外性のあるアイデアも糸口になるので、まともなアイデアだけでなく、「これはないやろ!」なアイデアも出すと、さらにいいかも(上の例では、それぞれ下の2つがそうです)。
数値目標を立てて実行
効果的だと思える解決方法を選び、いよいよ実行です。でも、ただ実行してもダメです。絶対に目標(プラン)を立てます。
それも、数値で測定できる目標を立てることが大切です。
目標 | 数値目標 |
---|---|
毎日散歩に出かける | 毎日1時間(18:00~19:00)散歩をする |
お昼は毎日外食にする | 11:00~11:30には必ず◯◯駅(レストランが多いところ)に行く→前日寝る前にホットペッパーでどの店に行くか決める |
週末は必ず誰かに会う | 1週間前の金曜に友人に連絡を取る→友人の連絡リストを作る |
興味ないけど釣りを始める | 第2土曜は釣りに行く→来週の月曜に釣り好きの友人Aさんと会って約束をする |
興味ないけどセミナーを聞きに行く | 1ヶ月に1回セミナーに行く→毎月1日に職安でセミナーの案内をもらってくる |
左側が先ほど作った目標ですが、右のような目標にすることが大切です。何が違うかというと具体性と、数値でチェックできるという点(これは次の項目で詳しく触れます)です。
目標はとにかく「具体的」に
これは絶対なのですが、目標は具体的であればあるほど達成率が高くなります。
例えば「毎日散歩に行く」よりも「毎日1時間(18:00~19:00)散歩をする」の方が圧倒的に具体的ですよね? これはタスク管理の分野になりますが、とにかく決められるものは徹底的に決めた方がいいんです。
行く場所、行く時間、行くときの持ち物とか。ほら、決まっている方が実現しやすくないですか? だって、その通りにやるだけですから。
人間は考えるという作業が一番負担がかかります。その負担を可能な限り排除し、「考えないでやるだけ」な状況にまで落としこむことが物事を達成する近道です。
その目標を達成するために必要なタスクも細分化
上の例を見るとこんなのがあります。
1ヶ月に1回セミナーに行く→毎月1日に職安でセミナーの案内をもらってくる
見てほしいのは「→」の後ろの部分です。
「1ヶ月に1回セミナーに行く」は具体的な目標ですが、これを掲げているだけでは私は達成できると思いません。これを達成するためにはもっとタスクを細分化する必要があると思います。
そのために「→」の後ろでは、さらに具体的で細かい目標(タスク)を作ります。
毎月1日に職安でセミナーの案内をもらってくる
これがないと、「そろそろセミナーに行かないとなー」と鼻くそをほじりながら実行に移しません。だってセミナーの情報がないし、何をすればいいのかわからないからです。適当に市民会館に行ってもセミナーはやっていませんからね。
でも「毎月1日に職安に行って案内をもらう」という具体的なタスクがあれば、ただこれをこなすだけで目標に近づきます。簡単ですよね。
もちろんこれだけで目標を達成できない可能性がある場合は、「案内をもらい、1日の寝る前にその月に行くセミナーを決定する」まで落としこんでもOKです。
達成したかをチェック
実行のあとに必要なのがチェックです。さきほど目標を数値化したのは、数字は客観的なのでチェックが簡単にできるからです。
例えば……
興味ないけど釣りを始める
という目標では、なんか曖昧ですよね。毎日「まだできてないけど明日やろう」と言って逃げられそうです。でも……
第2土曜は釣りに行く→来週の月曜に釣り好きの友人Aさんと会って約束をする
これならできたかどうかが一目瞭然です。それは「第2土曜」という絶対的な日が決まっているからです。具体的な目標を立てると、行動に起こしやすいだけでなく、チェックもしやすいんですね。
なので、どんなものでも数値化できる癖を付けておきましょう!
目標を精査 & 振り返る
さて、ここまで来ましたが、目標の達成度はわかりましたが、本当の目標は「ブログのネタを作る」ことでしたね。これって見失いそうなのでお気をつけを。
で、実際にやってみて「これはネタを得るために効果がなかったわ!」という場合はちゃんと精査して、やめていくことが肝心です。時間は有限なので、効果がないことは排除して、効果のあることだけをやっていくのがベストですから。
今回のやり方ですが、元々は以前いた会社で学んで実行していたことです。それをやっているうちに、私が自然にできるようになったことをまとめました。
ブログだけでなく、自分の生活や会社での業績に悩みを抱えている方はぜひこれが参考になれば嬉しいです。