こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
わたしは単語登録という機能が狂ったように大好きです。

今回はわたしが「どういうとき」に、「どんなふう」に単語登録をしているのかをまとめました。
わたしがやっているマニアックな登録例も載せていますので頻繁に使う単語に応用してご登録ください!!
単語登録の方法がわからない方はこちらを見てください。
わたしが単語登録を考えるとき
わたしがどんなときに単語登録を考えるかということに関しては以前の記事で書きました。
その中でもわたしが一番イライラするのが……
「買います」と入力したいのに「飼います」と出るとき!!
補足で説明すると、「買います」と入力したいのにこんな手順になりませんか?
- ひらがなで「かいます」と入力
- Spaceで変換
- 「飼います」に変換される
- Spaceを連打して「買います」を探す
- 見つかったのでEnterで入力完了
何がイヤなのかというと、何も考えずにSpaceEnterと連打で入力できないことです。

たくさんの変換候補の中から正解を選び出す作業が苦痛でたまらないんです!!
変換候補と対立させないように!
登録するときのコツとして大切なのは、ほかに対立する変換候補が存在しないことです。
たとえば「お」に何かを登録したとします。
で、「お」を入力してSpaceで変換してみてくださいよ。

「お」だけでこんなに変換候補が出てくるんですよね。93個もあるそうですよ。
その対策としてわたしがやっているコツは「アルファベット」を絡めることです。
説明するよりも、登録例を見ていけば理解できると思うので、見てくださいね!
わたしの単語登録例
子 | 「 kd 」で登録 (「kid: 子ども」の略) |
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小 | 「 sm 」で登録 (「small: 小さい」の略) |
個 | 「 ct 」で登録 (「count: 数える」の略) |
可 | 「 pb 」で登録 (「possible: 可能性」の略) |
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化 | 「 cg 」で登録 (「change: 変化する」の略) |
科 | 「 mj 」で登録 (「major: 大学の専攻科目」の略) |
課 | 「 dv 」で登録 (「division: 部、局、課」の略) |
加 | 「 あd(ad) 」で登録 (「add: 加える」の略) |
買 | 「 ぶy(buy) 」で登録 (buy: 買う) |
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飼 | 「 kp 」で登録 (「keep: 飼う」の略) |
回 | 「 tm 」で登録 (「times: 〜回」の略) |
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階 | 「 fl 」で登録 (「floor: 〜階」の略) |
会 | 「 mt 」で登録 (「meeting: 会合」の略) |
甲斐 | 「 vl 」で登録 (「valuable: 価値=甲斐」の略) |
昨日 | 「 yd 」で登録 (「yesterday: 昨日」の略) |
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機能 | 「 fc 」で登録 (「function: 機能」の略) |
漢字 | 「 kj 」で登録 (「kanji: 漢字」の略) |
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感じ | 「 ふぇ (fe)」で登録 (「feel: 感じる」の略) |
市 | 「 cy 」で登録 (「city: 市」の略) |
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史 | 「 ht 」で登録 (「history: 歴史」の略) |
師 | 「 tc」で登録 (「teacher: 先生」の略) |
氏 | 「 mr 」で登録 (「mister: 〜氏」の略) |
士 | 「 bs」で登録 (「bushi: 武士」の略) |
生 | 「 らw (raw)」で登録 (raw: なま) |
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製 | 「 pd 」で登録 (「product: 製品」の略) |
制 | 「 sy 」で登録 (「system: 制度」の略) |
姓 | 「 fん (fn)」で登録 (「family name: 名字」の略) |
性 | 「 sx 」で登録 (「sexual: 性的な」の略) |
年 | 「 yr 」で登録 (「year: 年」の略) |
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歳 | 「 あg (ag)」で登録 (「age: 年齢」の略) |
都市 | 「 bc 」で登録 (「big city: 大都市」の略) |
聞 | 「 hr 」で登録 (「hear: 聞こえる」の略) |
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聴 | 「 ls 」で登録 (「listen: 注意して聴く」の略) |
効 | 「 えf (ef)」で登録 (「effect: 効果」の略) |
費 | 「 こst (cost)」で登録 (cost: 費用) |
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火 | 「 ふぃれ (fire)」で登録 (fire: 火) |
日 | 「 だy (day)」で登録 (day: 日) |
被 | 「 dm 」で登録 (「damage: 被害」の略) |
書 | 「wr」で登録 (「write: 書く」の略) |
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描 | 「 dr 」で登録 (「draw: 描く」の略) |
取 | 「 gt 」で登録 (「get: 取る」の略) |
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撮 | 「 ph 」で登録 (「photo: 写真」の略) |
約 | 「 あb (ab)」で登録 (「about: 約」の略) |
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訳 | 「 rs」で登録 (「reason: 訳・理由」の略) |
役 | 「 かst(cast)」で登録 (「cast: 役」の意味) |
以上 | 「 mr」で登録 (「more: 〜より、以上」の略) |
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異常 | 「 いj(ij)」で登録 (「異常: いじょう」の略) |
もちろん、これが全部ではありませんよ(笑)。ほんの、ほんの一例です!
【オマケ】長い定型文を入れるときはスニペットツールを!
そうそう。「もっと長い文章を単語登録したい!」って方もいますよね?
残念ながら、単語登録の場合は100文字程度しか登録できません。でも大丈夫です。我々には「スニペットツール」というものが存在しますから!
「スニペットツール」というのはこういうことができるものです。

すごいでしょ?「改行」も含めた長文を何文字でも登録でき、一瞬で呼び出せるんですね。

試したんですけど、10万文字でも登録できました(笑)。
しかも、上の画像のように、入力したあとのカーソルの位置まで指定出来ます。ほかにもいろんな機能があります。
ええ。業務効率化オタクには夢のようなツールです。いろんなツールがありますが、
- Windowsの場合 → PhraseExpress
- Macの場合 →
を使いましょう。めちゃめちゃ優れたツールなので、大満足すると思います。
さて、今回はわたしの単語登録の例を紹介しました。
たぶん「こんなの覚えられるか!」というツッコミがくると思いますが、自分流にアレンジしたらいいんですよ。
わたしも自分で作ったから使いこなせるんです。
そうですね。単語登録の真髄は自分で作ることかもしれません!
もっといろんなテクニックが見たい方はこちらをぜひご覧ください。
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わたしは自他共に認める「効率化オタク」です。
そのわたしが、KADOKAWAさんから『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』という書籍を出版しました。
おかげさまでめちゃくちゃ好評です。この記事を気に入ってくれたなら、きっと満足していただけるはず!

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「単語登録のカテゴリ」にあるきん、そっち見てや。