こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
コロナウイルスのための自粛で、遠隔授業をしている学校もあると思います。
そんななか、わたしの姪っ子の高校でも遠隔での授業をやっているということを耳にしました。
ということで、今回は高校生の姪っ子にオンライン授業のメリット・デメリットを聞いてきたのでまとめます。
姪っ子の学校のオンライン授業のスタイル
まずは、姪っ子が通っている学校のオンライン授業のスタイルを見てみましょう。
オンライン授業例
- カメラで生徒は胸から上を映す
- 生徒は基本的に音声をミュートにする
- 先生に当てられて発表するときはミュート解除
- 板書がわかりにくときなどはミュート解除
- 先生は生徒側の様子を見られる
オンライン授業のメリット
まずはオンライン授業のメリットからお話しします。
画面外で調べ物ができる
姪っ子がまず大きなメリットとして言っていたのが、画面外で調べ物ができるということ。
授業でわからない言葉を先生が言ったときでも、手元にあるスマホで調べることができるんだそうです。
姪っ子の学校だと学校への持ち込みはOKだけど授業中に調べ物に使うのは禁止なんだとか。
娘の通っていたカナダの小学校ではスマホを授業中に使ってもOKでした。
登下校の時間がいらない
登下校の時間がいらないというのは大きなメリットですよね。
とくに田舎だと自転車での通学で片道30〜60分というのはふつうです。
わたしは時間にルーズなので、学校のころはいつも遅刻ギリギリで自転車を飛ばしていて転んで大怪我をしたこともありました。
雨が降っていてもテンションが下がらなくてすむし、寒い日も関係ないのもいいですよね。
そういう目にも合わなくていいのもメリットかも(時間に余裕を持って出ればいいんでしょうけど)。
家で落ち着いてできる
自分の部屋で落ち着いて授業を受けられるというのもメリットですよね。
ふと思ったけど、授業中にオナラをしたくなっても、マイクをミュートにしたら聞こえないし最高ですね!
温度調節を自由にできる
そして、オンライン授業なら、温度調節を自由にできるということもすばらしいです。
ぶっちゃけですが、教室の温度って担任の先生がどのくらい暑がり(寒がり)かで変わってきます。
暑がりの先生だったら、夏なのに冷房ガンガンで寒いという状況になることも……。
気温に対しては個人個人で耐性が違うから、自宅でやったほうが身体にはよさそう。
まぁ、わたしの時代にはエアコンもヒーターもなかったんですけどね……。
トイレが混まない
そして、トイレが混まないというメリット!
学校のトイレが込むのは当然ですよね。たくさんの生徒がいて、トイレに行ける時間が限られているからでしょう。
でも自宅で授業を受けていたら、生徒1人1人につきトイレが1つあるということになります。
というか、男子生徒ならうんちをすることも普通にできますね!
わたしは学校でうんちをするとからかわれるのがいやで、1時間目にお腹が痛くなっても下校時間まで我慢して気分が悪くなったりしていました。
これだけでもすごくメリット……いや、もはやオンライン授業のほうが優れていますね。
休み時間にベッドで横になれる
そして、休み時間がほんとうの意味で自由になれること。
ゲームをしたり、おやつを食べたり、何をしても自由です!
姪っ子の場合はベッドで横になるのが幸せなようです。そのまま寝てしまわないか心配ですが(笑)。
感染症対策になる
そして、感染症対策になるということも大きなメリットでしょう。
まぁ、そもそもコロナウイルスの感染対策で遠隔のオンライン授業が始まったんですけど。
コロナウイルス以外でも、インフルエンザや風邪、嘔吐下痢症なども防げます。
オンライン授業のデメリット
つづいてオンライン授業のデメリットをまとめます。
ネット環境がないとできない
まず一番のデメリットはネット環境がないとできないことです。
インターネットがつながっていない家庭は今では少数派だと思いますが。
ちなみに、姪っ子のクラスではネット環境の悪い子が1人いるそうです。
で、どうしているかというと、その子だけ学校に行って先生の前で「タブレットでオンライン授業を受ける」という謎のやり方をしてるそうです。
画質が悪くて板書の字が読めない
画質が悪くて、黒板の文字が読みづらいこともデメリットになります。
学校側が用意するカメラの質にも委ねられますね。
姪っ子が言ってましたが、「文字が小さすぎて見えません」と発言したら「もう少しで授業終わるから我慢して」とかいう謎の返事をもらったそうです……。
で、結局その部分は読めなかったままだということですが、先生側も「オンライン授業」に慣れる必要がありますね。
音割れして聞き取りにくい
そして、画像だけでなく音声の問題もあります。
オンラインの授業では、音割れして声が聞き取りにくいようです。
これも学校側のマイクの質も重要ですし、使っているサービスにもよるかもしれません。
家庭の環境によってはやりにくい
家庭の環境によってはオンラインでの授業はやりにくいでしょう。
たとえば、小さい子どもたちが後ろでギャーギャーわめいているような環境とか。
近所によく吠えるイヌがいるとか、電車の音がうるさいなど、雑音が入る環境だと難しそうです。
マイクをミュートにしてるから大丈夫かな。
隣の人と対話するタイプの授業ができない
家にいるため、隣の人と対話するタイプの授業はできません。
完全に先生の「講義」という形になってしまいますね。
発表がしにくい
そして、発表がしにくいという問題もあります。
通常はマイクをミュートにしているため、ミュートを解除して発表するので手間ですし。
ほかの生徒にまじまじと顔を見られるかも
使っているアプリの設定などによるかもしれませんが、参加者の顔をだれでも見られます。
そうなると、ほかの生徒に顔をガン見されるかもしれません。
好意を寄せているクラスメートとかからも画面をアップにされて堂々と見られるかもしれません(気持ち悪いなぁ……)。
おちおちアクビもできないし、鼻くそもほじれません。
さて今回は高校生の姪っ子に「オンライン授業」についていろいろと聞いたものをまとめました。
やはりいい点と微妙な点は何についても付きものですよね。
ただ、「やっぱオンラインではねぇ……」というステレオタイプでやらないのは一番の問題です。
デメリットよりもメリットのほうが大きいので、全国のどの学校でもオンラインという方法をいつでもできる状況にしてほしいですね。
今回のコロナを機に、昭和から止まっている学校の針を動かし「新しい学校」に進化してほしいです。