のにのに言ってる人は一流にはなれない

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

わたしは「のに」って言葉が嫌いです。「のに」という言葉が出るということは、「自分のものさし」の測定範囲が狭いということを示唆するから……といったお話です。

「のに」って言葉

いやー、日常で「のに……のに……」ってよく聞きますよね。

  • 若いのにすごいなー
  • オレより年下なのに……
  • なのにピンク着てるぞあいつ!
  • 子どもなのにこんな計算ができるのか!
  • 外国人なのに日本語がうまいな
  • まだ4月なのに半袖を着ているんですか?
  • ブロガーなのにそんな活動してるんですか?

うわー。頭固すぎです。こんな用法での「のに」を連発する人って、頭がカチカチです。

のにのに言っている場合じゃないよ

なんで「のに」を連発するのかというと「ブロガーはこんなもの」「男はこういうもの」という固定概念が強すぎだからです。

何でもかんでも「枠」を作って見ているんですよね? で、なんでもかんでも、その枠から逸脱しているかどうかに焦点を当ててものごとを見ているんですよ。

「のに」は自分のものさしで測りきれなかった事象を目にしたときに使われます。

「のに」が、口からポンポン出てくるのは、あなたが標準だということを示唆しています。「あなたのものさし」で測れる部分が小さすぎってことです。

「逸脱」はそもそも悪くない

……というか、そもそも逸脱って悪くないんです。犯罪の方向への逸脱じゃない限り。

日本ってコーヒー好きが多い国ですが、コーヒーが嫌いでもいいんです。酒を飲みに行くのが嫌いでもいいんです。

会社で「新米なのに発言していいんだろうか?」とか考えるのって大問題だと思いません? こんな環境では二流しか育ちませんよ。

新米は「新米の枠」から逸脱しないと、新米のままなんですね。ブログでも「まだ新米ブロガーですが」とか言っているのではいつまで経っても二流のままです。

「のに」と言うのではなく言われる方を目指せ!

そして、あなたが「のに」を使って表現してる相手が「飛び抜けた人」なんです。

「のにのに」と言うのは自由ですけど、そんなザコキャラちっくなセリフをリピートするのはやめませんか?

そうじゃなく「のに」と言われる方を目指しましょう!

あいつ免許取りたてなのにすげぇな……

いいですねー。こんなこと言われたい。

あいつ……免許取りたてなのにもう免停になってるよ……

こんな「のに」もありますが、これはブロガー的にはネタとしてアリですね(笑)。まぁ、これはなりたくないけど。

さて、日常生活で「のに」を連発しているかどうかを考えてみてくださいね。

わたしは狭い枠の中だけで踊る人生なんてまっぴらです。