こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はスマホ(iPhone)を持ちはじめて間もない方に向けて書きました。iPhoneで文字入力するときに絶対に知っておきたい小技たちばかりです。
iPhoneで文字入力するときに知っておきたいことをフリック入力から、最終的には「音声入力」まで紹介します。
フリック入力という入力方法
まずは「フリック入力」という入力方法を知りましょう。
え? なにそれ?って方はこちらを見てください。

あを下方向に指でスライドさせておを入力する方法です。これが慣れるとめちゃくちゃ速い。
このフリック入力のキーボードに変えるには、左下にある「地球アイコン」をタップするとOKです。
キーボードが切り替わりますので、上の画像のようなキーボードにしてください。
「トグル入力(ガラケーの入力方式)」をできなくする方法
もし、フィーチャーフォン(ガラケー)でやっていた入力方法(トグル入力)をやっていたら、すぐにやめましょう。
このトグル入力を設定で使えなくする(フリック入力だけにする)ことができます。

iPhoneでの設定の仕方は[ 設定 ]→[ 一般 ]→[ キーボード ]→ [「フリックのみ」をONに ]です。
Android機種でも設定できるので、さっさとトグルさんとはお別れしましょうね!
フリック入力の練習にオススメアプリ
iPhoneでフリック入力の練習をするときにオススメのアプリはこちらです。
「にゃんこフリック道場」ってアプリですが、マジで最強です。これは確実に速くなります。
両手でフリック入力
お次は両手フリックについて紹介します。
フリック入力を覚えても利き手だけ、片手でやるのが普通ではないでしょうか?
もし両手が使えるシチュエーションなら両手でフリック入力しましょう。

上の画像のように、スマホを片方の小指で落ちないように固定するのがコツです。わたしの場合は左手の小指で固定しています。
入力するときの指はわたしは左右の親指を使っていますが、これはいろんな方がいます。左手は親指、右手は人差し指のように。
くわしくは下記にて書いています!
「カッコ」の入力は一発で
文章を打っていると割と頻繁に出てくる「カッコ」。
スマホではやを左右にフリックすることで出カッコの入力ができます。
これは超便利なので覚えておきましょう!

ほかの記号(「→」など)はこちらの方法を使うと便利になります。
一時的に数字・アルファベットを入力
フリック入力で24時間って入力するときって面倒じゃないですか?
ほかにも365日やAタグとか、数字+日本語、アルファベット+日本語みたいなとき。
そんなときに便利な技があります。それは一時的に☆123とかABCを押したままにする方法です。
うーん。説明がややこしいですが、下の順にやってみてください。
「☆123」を指で押したままにする
24時間と入力したいとき、ふつうなら左側にある☆123キーをタップして、「数字キーボード」に切り替えます。
で、数字の24を入力したあと、今度はあいうを押して、日本語キーボードに戻さなくてはなりません。めんどくせー。

ここで伝えたい方法はこうです。まず、☆123キーを押したまま(指を離さずそのまま)で、数字の24を入力します。
変換キーを押したままにすると、押している間だけそのキーボード(ここでは「数字キーボード」)に変わってくれるんです! 押している間だけ!というのがキモです。
「☆123」を押している指を外す
☆123を押している指を外す

で、24を入力したあと、☆123キーに置いている指を離すと「日本語キーボード」に戻るんですね。

物理的にはあいうをタップする1回分楽になるだけですけどね。
これ書いていて「めっちゃ地味やわぁ……」と思いますが、本当に地味です。でも便利ですよー。
シェイクすると戻れる
パソコンを使っている方だと多くの方が知っているのがCtrl+Z(Macの場合はCommand+Z)です。このショートカットを使うと、1つ手前の動作に戻れます。
たとえば文章を入力していて、間違えて「削除」キーを押してしまったことってないですか?
大事な文章(しかも長い文章)を消してしまったときに、このショートカット1つで戻せる……という神ショートカットです。これ、スマホにもあるんですよ。
どうやるかというと、iPhone本体をシェイクする(振る)だけ!!
まぁ、周りに人がいっぱいいる中でシェイクしまくってたら「この人どしたんやろ?」って思われそうですけど。この技、基本なんですが意外と知らない人もいるので。
手書きで漢字入力
たとえば、読めないけど「鰈」って漢字を入力したいときってないですか? (←ちなみに「かれい」です)
わたしはめっちゃあります。
「已」って漢字とか読み方わかんないですよねー。「イ」って読むんですが、「己(おのれ)」「巳(ミ)」と紛らわしくて覚えにくいんです。
そもそも、「イ」って読む漢字なんて100個以上あるのでその中から選ぶのも不便。そんなときに手書きで検索できたらなぁ……って思ったことないですか?

簡単に言うと「手書き」のキーボードをインストールすると手書き検索ができるようになります。
以下のやり方をご覧ください。
「日本語」の「手書き」をインストール
まずは日本語の「手書き」というキーボードをインストールします。

手順は次のとおりです。
手書きをインストールする手順
キーボードを変更する
次に文字を入力できるアプリ(メモ帳など)を開き、キーボードを変更しましょう。

上の画像の左下にある「地球マーク」を押すと、このようなウィンドウが出るので「日本語手書き」を選択します。
これで手書き入力できるキーボードになりました。
手書きで漢字を入力
でてきたキーボードに手書きで入力しましょう。

すると、漢字がいろいろと出てくるのでそのなかからタップして選びます。
タップするとその漢字が入力できるので、その入力した漢字をコピーすればOK。
どうでもいいんですけど、ドラえもんの似顔絵を描くと「圜」みたいな漢字が出てきてなかなかシュールですよ!

辞書登録を活用
そして、ぜひとも辞書登録を活用しましょう。
辞書登録というのはスマホに最初から備わっている機能です。長い文字列を登録しておくと短い言葉で変換されるというやつです。たとえば、よろしくお願いしますをよろで登録するような感じですね。
iPhoneでのやり方はこちらです。
「ユーザ辞書」を選択
iPhoneの場合は[ 設定(歯車アイコン) ]→[ 一般 ]→[ キーボード ]→[ ユーザ辞書 ]をタップします。

右上の「+」をタップ
右上の端にある「+」をタップします。

「よみ」と「単語」を入力
「よみ」と「単語」を入力します。

「よみ」に入力した文字で「単語」に入力した文字列を呼び出します。
上の例ではんよすを入力すると「https://yossense.com/」に変換されるという意味です。
iPhoneの辞書登録に関してはこちらの記事にしっかりとまとめています。必見です。
音声入力
最後にとっておきの技「音声入力」です。そう、声で入力するんです。
精度がどんどん高くなっているので絶対に活用をオススメします。
使い方は以下のとおり。
キーボードにある「マイクアイコン」をタップ
文字入力画面で、キーボード右下にある「マイク」のアイコンをタップします。

iPhoneに向かって話す
そしたら、音声入力する画面になりますので、あとはiPhoneに向かって話すだけ!

音声入力で、スリランカの首都「スリジャヤワルダナプラコッテ」を入力しようとしたら大成功!
さて今回はスマホ(iPhone)の文字入力のときに知っておきたい小技を集めました。
上級者ならほとんどの方が知っている技ばかりだと思いますが、手書きキーボードを使っての「手書き文字入力」は知らない人もいると思います。
スマホでの文字入力も慣れるとパソコン並になるのでぜひ慣れてください! 特にフリック入力を!!
さっきも上で書きましたが、こちらのフリック入力練習アプリは超ゴリ押しです。Android版も出ればいいのになぁ。
効率化を求める人のための書籍『光速パソコン術』
わたしは自他共に認める「効率化オタク」です。
そのわたしが、KADOKAWAさんから『効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術』という書籍を出版しました。
おかげさまでめちゃくちゃ好評です。この記事を気に入ってくれたなら、きっと満足していただけるはず!