こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
Windowsで文字入力をするとき、全角、半角の切り替えがめんどうくさくないですか?
なぜって、Windowsではキーボードの左上にある「半角/全角」キーで切り替えなければならないからです。
これが地味に遠くてめんどくさい!
実は、スペースキーの左右にある「無変換」キーと「変換」キーで切り替えられるようにする設定があるんです。

この設定をすれば、日本語入力、半角アルファベット入力の切り替えが、間違いなく爆速になりますよ。
厳密にはMS-IMEでの設定です。
目次
この設定でできるようになることは?
この記事で紹介している設定をするとどのようなことができるようになるのでしょうか?
キーの役割を変え、次のようなことができるようになります。
半角英数字で入力したいとき | Spaceの左にある無変換キーを押す |
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全角で入力したいとき | Spaceの右にある変換キーを押す |
つまり、こういうことです!

もう半角/全角キーを何度も押したり、現在のモードを気にしたりする必要はありません。
ただしこの設定が反映されるのは、MS-IME(Microsoft IME)を使っているときだけですよ。
なぜ「無変換」「変換」キーに割り当てるの?
「え、でも今までと違うキーを使うのは慣れないんじゃ……?」と思いますよね。
でも、この方法にはそれを上回る大きな3つのメリットがあるんです!
「半角のキー」「全角のキー」が完全に固定化される
まず、一番のメリットが「半角のキー」「全角のキー」が完全に固定化され、現在の入力モードを確認する必要がなることです。
つまり「今って半角か全角、どっちだっけ?」のストレスから解放されます。
たとえば、今までなら「今から半角アルファベットを入力しよう」と思ったら、半角/全角キーを押していましたよね?
ところが、すでに半角になっているときにこのキーを押すと、逆の「全角」に切り替わっていました。
これがすっごいストレスでした!
なぜなら、全角と半角の切り替えを1つのキーでやっていたからです。
でも、本記事で紹介する設定にしておけば、次のようにキーが固定されます。
キーが固定化される
実はこれ、Macのキーボードではずっと前からできていました。Windowsでもやっとできるようになりましたね。

切望されていた人もいるのでは?
ホームポジションを崩さない
2つ目のメリットがホームポジションを崩さずに全角・半角の切り替えができるようになることです。
Spaceキーの左右のキーを使えば、親指でサッと押せるようになります。
そうなると、ホームポジションを崩さず効率的に文字入力ができますよ。
いやー、なんで今まであんなに遠いキーで切り替えてたんでしょうね!
入力しやすい場所にあるキーが活用される
3つ目のメリットが、入力しやすい場所にあるキーが活用されることです。
Windowsで文字入力していると、「なんかカタカナに勝手になる!」みたいなよくわからない現象がときどき起こっていました。
その原因が無変換キーや変換キーだったんです。
無変換キーや変換キーが、初心者にPCを教えているときのトラブルの原因になっていたんですよね。
つまり、Spaceの両隣という非常に押しやすい位置に、あまり使わない&よくわからないキーが2つもあったってこと(笑)。
今後は、よく使うキーである半角/全角キーになるので大活躍できますね。
設定のやり方
Spaceキーの両隣を半角と全角にするキーに変更する設定はとっても簡単!
すぐに終わりますので、一緒にやってみましょう!
「設定」を選択
まずはWindowsのタスクバーにある「あ」、もしくは「A」のアイコンをマウスの右クリックし、「設定」を選びましょう。

「キーとタッチのカスタマイズ」を選択
出てきたウィンドウから「キーとタッチのカスタマイズ」を選択します。

「無変換キー」と「変換キー」の役割を変更
すると出てきたウィンドウで、Microsoft IMEのキーの割り当てを変更できます。
次のように、「各キーに好みの機能を割り当てる」をオンにして、設定をしましょう。

設定
これで完了です!
まとめ
今回は、Windowsの日本語入力を劇的に効率化する、「無変換」キーと「変換」キーを使ったIMEのオン・オフ切り替え術をご紹介しました。
たったこれだけのことで、日々のちょっとしたストレスが解消され、作業効率がグンとアップします。
まさに「時短」を実感できるおすすめのテクニックというわけです。
ぜひ、この設定を試してみてくださいね!