こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回は「なんでもやります!」という一見やる気がありそうに聞こえるけど、実は「何にもできなさそう」に聞こえる表現についてです。
ブログ教えてください
最近、よく「ブログ教えてください」「弟子にしてください」というメッセージをいただくようになりました。
ありがたいことなんですが、わたしはオンラインサロンでブログを教えているので、そっちに入ってくださいとしか言えないのですが(笑)。
そういう「ブログ教えてください」的なメッセージで、よく気になるものがあります。
それは「なんでもするので教えてください!」というもの。
その提案では、教えてもヨスのメリットないやん!というツッコミは今回は入れません(笑)。
「なんでもする」は「なんにもできない」ってこと
「なんでもする」って、けっきょく「何もできない人」が言うセリフなんですよね。
「何もできない」から、「何をしたらいいかわからない」から、自分を導いてくれってことなんでしょうか。
正直なところ、「ここが困っているので、このやり方でいいのか悩んでいます」なら、答えようがあります。
でも、「(自分で考えるのは面倒くさいけど、これやれって言ってくれたら)なんでもするから、(なんかよくわからんけどオイシイことを)教えてください!」ってムシが良すぎますよねぇ。
↑ 赤字の部分がわたしの解釈なんですけど、こんな感じですよね?
「なんでもします」は相手に何も伝わらない
ちょっと話が変わりますが、わたしが若い頃にあるアルバイトの面接を受けました。
募集人数が多かったみたいで、5人ぐらいの集団面接だったんですね。
その中の1人が「なんでもします!」的なことを言っていたのをハッキリと覚えています。
それを聞いた瞬間、わたしは「なんでもします!」はイタイから一生言わないようにしようと心に誓いました。
ちなみにその方は案の定、落ちてました(わたしは受かりました)。
この場合の「なんでもやります!」は……
あなたの会社でやっていることに興味はないので、能動的にこちらから「これをやります!」とは言いませんが、私に仕事を振ってくれたらやってもいいですよ。
みたいに聞こえるんですよねー。
だれが雇うか!ですね。
まぁ、とにかく「なんでもやります!」は自分の能力とやる気が低く見えるので人生の中で言わない方がいいですよーというお話でした。
書いて思ったのですが、「なんでもやります」は自分の能力がないから「やる気だけ」は高く見せようという表現方法なんでしょうね。
やっぱり今の時代には合わない言い方ですね。
でも、こういうのを付け足したら、一気に印象って変わりますよね。
なんでもやります! お金は要りませんので1ヶ月だけお手伝いさせてください! それでやる気を判断してもらえますか?
いやー、言葉って面白いなぁ。